ヤマハ発動機の平均年収は?年齢や役職別の収入から就職難易度(偏差値)まで徹底解説

ヤマハ発動機の平均年収は746万円です。

ヤマハ発動機に転職したいと思っているものの「年収の推移や転職のポイントが分からない」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

本記事では、ヤマハ発動機の役職別・年齢別の年収推移から、就職難易度(偏差値)・転職する時のポイントについて解説していきます。

この記事を読むことで、あなたの次の行動を明確なものにすることができますよ。

目次

ヤマハ発動機の平均年収は746万円

ヤマハ発動機の平均年収は746万円です。国内でも有名な二輪車メーカーであると同時に、年収の高さでもホンダとスズキの間に位置しています。

基本的に年功序列と上司の評価で金額が決まる仕組みです。同時に近年では年収が700万円台で推移しています。

二輪車メーカーではホンダとスズキの中間

ヤマハ発動機は国内でもホンダや川崎重工業と並ぶほど有名な二輪車メーカーです。そして平均年収の746万円は819万円のホンダ(本田技研工業)と、691万円のスズキの中間と言える数字になっています。

つまりホンダのような大手ほどには及ばないものの、スズキなどの中堅メーカーよりは高いです。同時に746万円は、給与所得平均436万円の約1.7倍であるため、一般企業の社員から見れば破格と言えます。

加えて上場企業の給与平均約630万円から見ても100万円以上高い数字です。以上の理由で、ヤマハ発動機の平均年収は国内の大手企業でも高い部類に入ります。

年功序列と上司の評価で年収が決まる

ヤマハ発動機の給与体系は年功序列を基本といているため、社員の勤続年数に応じて基本給が上昇する仕組みです。実際には社内で予め決まっている等級と上司の評価で年収が決まります。

上司の評価も影響することを考えると、順調に昇格するには積極的な提案や上司との良好な関係が欠かせません。日常的に上司との人間関係やコミュニケーションに気を使うことが大切です。

なお最近では全社的なスキルアップ体制も整ってきているため、一定の年数までは社員全員がキャリアアップする環境になっています。

最近5年は700万円台で推移

ヤマハ発動機の年収は、2016年から20年にかけての最近5年間で700万円台を維持している状況です。毎年常に右肩上がりというわけではないものの、2020年の平均年収は2016年よりも35万円高くなっています。

なお10年前の2010年時点の平均年収は600万円でした。つまり10年間で考えれば約150万円も上昇しているため、ヤマハ発動機は年収の面で躍進してきていると言えるでしょう。

ヤマハ発動機の年収が700万円台で推移している背景については、後の項目で触れます。

中途採用は指定された月収と経験・能力で考慮

ヤマハ発動機に中途採用で入社しようとする場合、求人に記載されている給料がつい気になりますよね。同社の中途採用求人では、指定の月収に加えて内定者の経験・能力を考慮する仕組みです。

基本的な月収の幅は23~40万円となっており、内定者の経験・能力を考慮した上で最終的な初任給が決まります。入社後は決まった初任給から年功序列に応じて毎年基本給が上昇する体制です。

期間工の年収は260~300万円程度

学歴などの理由で、期間工からヤマハ発動機でのキャリアをスタートさせようと考える人もいますよね。期間工の年収は260~300万円程度となっています。

日給は経験や契約期間に応じて9,800~1.2万円程度となっているため、月20日を残業や休日出勤なしで働いても月収20~24万円前後です。加えて皆勤手当と協力手当も月に1万円ずつ支給されます。

初年度でも月給で22万円となっているため、正社員に及ばなくてもある程度安定した年収を得られるでしょう。なお期間工は熱意と健全な肉体があれば採用される点や、正社員登用の機会がある点も魅力です。

ヤマハ発動機の平均年収が高い理由4つ

大手に及ばなくてもヤマハ発動機の平均年収は高いと言えます。近年では700万円台を維持できているほどに平均年収が高い理由が以下の4つです。

毎年6,000億円台で売上高が推移している

最初の理由に、同社の売上高が毎年6,000億円台で推移している点があります。毎年常に前年より高いわけではないものの、基本的に極端な減少は発生していません。

売上高が堅調に推移していることは、年収額が安定することにも直接影響します。平均年収が上記のように700万円台で推移していることも、近年の同社が売上高で安定している点が大きいです。

特に近年では二輪車を含めた自動車市場で好調が続いています。ヤマハ発動機の年収が高くなっている状況も、業界での好調な状況に支えられていることが要因です。

ボーナスが6ヶ月分以上と手厚いため

またヤマハ発動機で支給されるボーナスが基本給の6ヶ月分以上になっていることも、平均年収を押し上げています。ボーナス支給額は最低でも年額100万円程度、最高で260万円もの高さです。

基本給は年功序列で上昇するため、勤続年数が長い人ほどボーナス支給額も大きくなります。ただ新卒入社直後で基本給が20万円台の社員でも120万円以上であるため、初年度から高いボーナスを得られるでしょう。

ただボーナスが手厚い一方で、基本給は安く抑えられているという事情もあります。近年は売上高が好調であるため、今後は基本給の上昇も期待できるでしょう。

海外駐在手当で大きく差がつく

ヤマハ発動機の年収を押し上げる要素は、ボーナス以外に海外駐在手当もあります。同社は海外への進出も活発である分、海外駐在手当も非常に手厚いことでも有名です。

同じ社員でも国内勤務の場合と海外駐在の場合で、年収で200~300万円程度の差が生まれるとされています。もし同社の社員として高年収を得たい場合は、海外駐在に対して積極的な姿勢を示すべきでしょう。

主な勤務地の物価が安い

最後にヤマハ発動機社員の主な勤務地で物価が安いことも大きな理由です。同社の本社は静岡県磐田市にあり、主な工場も静岡県内に集中しています。入社した場合は、静岡県内で生活するケースが多いでしょう。

そして静岡県は首都圏や中京圏、関西圏などに比べると物価が非常に安いです。物価が安い分、生活費なども抑えられるため、出費を気にすることなく日々を充実させることができるでしょう。

ヤマハ発動機の年齢や役職・学歴別の平均年収

ヤマハ発動機の平均年収は746万円ですが、年齢や役職・その他学歴によっても生涯収入に差は出てきます。今後同社の社員として働く場合、年収の変化は気になりますよね。

以下の各項目では、年齢や役職などによる年収の変化をご紹介します。

ヤマハ発動機の年齢毎の年収推移

最初に社員の年齢毎に年収の推移を見ていきましょう。5歳毎に区切ると、以下のようになります。

年齢層(歳) 平均年収(万円) 月収換算(万円)
20~24 346 22
25~29 570 36
30~34 636 40
35~39 662 42
40~44 735 46
45~49 825 51
50~54 890 53
55~59 865 52
60~64 674 42

20代前半でも300万円台の年収を貰える状況です。一般的な新卒社員の平均月給が20万円(年収で240万円程度)である場合に比べたら、好スタートを切れるでしょう。

30代で600万円台となり、40代から50代にかけて800万円台に達します。月収面でも最終的に50万円台となるため、非常に安定した生活を送ることができるでしょう。

20・30代の緩やかな上昇を経て40・50代でピークに

年収の上昇幅については、20代と30代のうちは比較的緩やかです。20代前半から後半に移った段階で一度大きく伸びるものの、以降は30~60万円程度の上昇に留まります。

しかし40代以降は年収の上昇幅が70~90万円程度と大きめです。課長や部長のような高年収を狙える管理職に就く人が増えるため、年代毎の差が大きくなっていきます。

ヤマハ発動機の役職毎の年収推移

次に社内の役職毎に年収幅を見ていきましょう。各役職別の数字は以下の通りです。

主任 600~830万円
係長 700~950万円
課長 900~1,250万円
部長 1,150~1,350万円

さらに詳しく見ていくと、以下のような特徴になっています。

課長・部長など管理職で年収1,000万円を超える

主任で600~700万円台となり、係長では800万円台や900万円台前半となるでしょう。会社の平均年収自体が746万円であるため、主任クラスで平均年収に並びます。

加えて主任クラスは、早い人で20代後半や30代前半が就任するタイミングです。業務をうまくこなせば、早い段階で平均並みの年収を貰えるでしょう。

課長や部長などの上位管理職になれば、貰える年収は1,000万円以上になります。特に部長クラスでは、1,000万円を大きく上回る金額になる点で魅力的です。

社長など役員の報酬も紹介

社長など役員の報酬がいくらくらいなのか気になる人もいるでしょう。役員陣の年収は以下の表に示す通りです。

代表取締役会長(柳弘之氏) 1億4,100万円
代表取締役社長(日高祥博氏) 1億8,300万円
副社長(渡部克明氏) 1億1,400万円
取締役 5,800万円
監査役 1,600万円

代表取締役会長と社長、副社長の3人が1億円を超えている他、取締役も約6,000万円となっている点で平均並みと言えます。一方監査役については1,600万円と、やや低めです。

学歴による年収の差

さらに学歴による年収の差についても見ていきましょう。博士課程修了者などが50代時点で得る年収を見ると、以下の通りです。

院卒(博士) 1,300万円
院卒(修士) 1,160万円
大卒 1,050万円
短大卒 950万円
高卒 850万円

大卒以上で年収が1,000万円以上となります。短大卒でも900万円台、高卒でも800万円台と高めです。基本的に学歴を問わず、将来的には比較的高めの年収を狙えるでしょう。

ただし各学歴で100万円ずつの差が見られます。同じ院卒でも博士課程出身者と修士課程出身者の150万円近くの差や、大卒と高卒で200万円の差は厳然としていると言えるでしょう。

院卒・大卒は将来的に伸びやすい

なお院卒や大卒の学歴がある人は、将来的に年収が伸びやすいです。初任給の時点で博士課程出身者が26.4万円、修士課程出身者で23.5万円、大卒者で21.3万円となっています。

特に院卒の場合は初任給が高く設定されている分、将来的な年収も高くなりがちです。大卒者も含めて総合職などで管理職に就く人も多いため、役職手当なども入れれば年収もより高年収になります。

ヤマハ発動機の職種毎の年収

さらに職種別の年収幅もご紹介しましょう。総合職・一般職・技術職に分けていくと、以下のようになります。

総合職 650~1,100万円
一般職 570~760万円
技術職 550~750万円
より詳しく見ていくと、以下の2点が主な特徴です。

職種別の差は基本見られない

まず一般職と技術職に限れば、職種で大きな差は見られません。両方とも500万円台から700万円台の範囲に収まります。

両者の差も最低金額で20万円、最高金額でも10万円程度です。両方とも細かい職種は色々あるものの、年収差は目立ちにくいでしょう。

総合職は年収が伸びやすい

一方で総合職は600~1,100万円台と、他の2職種よりも高めです。最低金額も600万円と比較的高くなっています。総合職は幹部候補である分、会社側の期待の大きさが金額に反映されていると言えるでしょう。

最高でも1,000万円を大きく超える点は、課長や部長などの上位管理職に就く人が他の職種に比べて多いためです。逆に考えれば、ヤマハ発動機内部で高年収を狙う場合は総合職で応募するのも1つの手でしょう。

ヤマハ発動機の男女別年収

最後にヤマハ発動機社員の年収を男女別に見ていきます。年齢別の場合と同じように5歳毎に区切ると、以下の通りです。

年齢層(歳) 男性(万円) 女性(万円)
20~24 346 346
25~29 667 570
30~34 712 636
35~39 734 662
40~44 786 735
45~49 882 825
50~54 961 890
55~59 925 865
60~64 678 624

男性社員は30代で700万円台となり、40歳までには平均以上の年収を得られるようになります。そしてピークは50代の900万円台です。

一方女性社員の場合は40代で700万円台になり、50代で900万円近くに達します。男性社員に比べると低めであるものの、900万円近くの年収を得られる時点で女性社員もかなり稼げる立ち位置です。

男女差は概ね50~70万円程度

男女の年収差は概ね50~70万円程度になっています。20代後半や30代前半では大きく開いているものの、以降は差がだいぶ落ち着いてくる傾向です。

なお50~70万円という差は自動車メーカーでは標準的と言えます。メーカーの中には100万円前後の差が見られるケースもある分、ヤマハ発動機では男女の年収差はやや小さめでしょう。

ヤマハ発動機の就職難易度(偏差値)は60

ヤマハ発動機の就職難易度(偏差値)は60です。

他の企業と比較して、どの程度のランクに属する企業なのかを知っておきましょう。

就職偏差値 企業名
75 トヨタ自動車, デンソー, 豊田中央研究所
70 本田技研工業, ブリヂストン, 豊田自動織機
65 日産自動車, アイシン精機
60 SUBARU, いすゞ自動車, マツダ, スズキ, トヨタ車体, トヨタ紡織, ヤマハ発動機, 横浜ゴム
55 三菱自動車, 日野自動車, 豊田合成, ダイハツ工業, NOK, ボッシュ, フタバ産業, 住友理工, テイ・エス・テック, 日産車体, ジーテクト, エイチワン, 愛三工業, 新明和工業, 八千代工業, 曙ブレーキ工業, 日本特殊陶業, TOYO TIRE
50 大豊工業, マレリ, ユニプレス, タチエス, ヨロズ, 東亜工業, KYB, 武蔵精密工業, 日本プラスト, 日立Astemo, 三菱ロジスネクスト, 河西工業, トピー工業, 極東開発工業, 日信工業, 岐阜車体, 日本精機, ハイレックスコーポレーション, エフテック, プレス工業, エフ・シー・シー, ユタカ技研, 太平洋工業, バンドー化学, エクセディ, ジャムコ, タカタ, チエス, 日本プラスト, IJT, 三櫻工業, シロキ工業, 今仙電機製作所, 日本車輌製造, 富士機工, 極東開発工業, 西川ゴム工業, 大同メタル工業, 鬼怒川ゴム工業, フコク, モリタHD, 村上開明堂, 自動車部品工業, ダイハツディーゼル, ニチリン, 東京ラヂエーター製造, 日本電産トーソク
45 深井製作所, 千代田工業, 丸順, ティラド, ミクニ, ニッタ, オカモト, ファルテック, GMB, 三ツ星ベルト, サノヤス, アイメタルテクノロジー, TBK, 日鍛バルブ, ティラド, ミクニ, オカモト, ファルテック, 田中精密工業, ユニバンス, 安永, 佐世保重工業

就職難易度(偏差値)は大学の偏差値とは異なるもので、入社難易度の目安としたものとなっています。

そのため、あくもでも参考値として捉えておきましょう。

ヤマハ発動機に転職する時の3つの注意点

平均年収が700万円台にもなるヤマハ発動機に転職して、やり甲斐のある仕事と安定した年収を実現したい人もいますよね。同社への転職を実現するには、いくつか理解するべきポイントがあります。

特に注意したい点が、以下に挙げる3点です。

主体性・協調性・行動力のある人間を求めている

ヤマハ発動機の選考では、主体性・協調性・行動力のある人間が求められています。会社が提示している具体的な求められる人材像は以下の4つです。

  • 自ら考え、自ら提案し、自ら行動できる人
  • 苦しい場面でも自己責任で行動できる人
  • 自分の市場価値を高める行動ができる人
  • チームワークを大切にした行動ができる人

(参考:「ヤマハ発動機 採用情報「求める人材像」」)

以上の人材像は、「会社と個人は対等」という考え方に基づいています。対等な関係と考えるからこそ、会社に依存せず主体性を持って行動ができる人材を求めている姿勢です。

転職選考では、業務で主体性を持って行動したエピソードや自力で困難を乗り越えた経験などを軸に、自身についてアピールすると良いでしょう。

海外への赴任についても前向きな姿勢を示す

またヤマハ発動機の選考では、海外への赴任に対する気持ちも良く問われます。同社にとって海外市場は主要な取引地となっている分、1人でも多く海外で活躍できる人材を求めているためです。

海外に駐在した場合の手当が非常に手厚いことからも、同社が海外市場を非常に重要視していることがうかがえます。海外への赴任に前向きな姿勢を示せば、面接官の印象も良くなるでしょう。

海外赴任への前向きな姿勢とともに、語学力や海外経験に自信があれば是非アピールすべきです。海外でも十分に活躍できる人材という印象を与えれば、高評価を得られます。

自分の夢を語る3分間のプレゼンもある

ヤマハ発動機の選考で独特の特徴が、自分の夢について語る3分間のプレゼンです。プレゼンの内容は面接までに準備できるため、存分に自分の思いを盛り込むと良いでしょう。

入社後に何がしたいのかや、自動車業界や社会で貢献したい内容などを主に伝えるのがおすすめです。多少大きめでなるべく具体性のある内容で伝えるのも1つの手でしょう。

なお3分間という時間制限があるため、時間内に収まるように十分な練習が必要となります。転職エージェントのアドバイザーなどに協力して貰いながら、熱意のこもったプレゼンに仕上げると良いです。

ヤマハ発動機へ転職するには?仕事内容や年収・転職するポイントを解説

本気で転職したい人は大手エージェントを使うのがおすすめ

本気で転職したい人は大手サイト・エージェントを使うのがおすすめ

ここまで評判や口コミについて解説してきましたが、本気で転職したいと感じている人は大手転職エージェントの利用がおすすめです。

履歴書や職務経歴書の添削から面接までの日程調整・年収交渉までサポートしてくれるので、転職にかける工数を限りなく少なくすることができます。

転職エージェントを利用する場合は、リクルートエージェントが最もおすすめです。

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まとめ

今回は認輪車メーカーとして有名なヤマハ発動機での年収を、転職活動でのポイントとともに見てきました。平均年収の746万円は大手には及ばないものの、中堅メーカーや国内企業の平均よりも高いです。

加えてボーナスや海外駐在手当も非常に手厚いため、管理職への就任や海外駐在を経験すれば高年収も狙えます。面接などでは海外経験への前向きさや自主性を持って行動できる点を示すと良いでしょう。

ヤマハ発動機に入社すれば、海外などでスケールの大きい仕事が出来る上に、安定した年収も得られます。少しでも興味が湧いたのであれば、転職先として検討・応募してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

転職を複数回重ね、平均年収1000万円を超える大手企業からベンチャー企業まで経験してきました。転職や就職活動におけるノウハウや、仕事の悩み、ビジネススキルに関する情報まで幅広く発信していきます。

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