トヨタ車体に転職するには?就職難易度・年収・学歴などから解説

トヨタ車体は日本最大の自動車メーカー・トヨタ自動車の系列企業です。抜群の人気や安定性を誇る分、転職選考では激しい競争が展開されます。

トヨタ車体への入社を目指すのであれば、事前の十分な対策が欠かせません。ただライバルが多い中で対策の仕方が分からないという人もいますよね。

今回はトヨタ車体への転職対策について、難易度や年収などにも触れながらご紹介します。なお今回の記事は以下の人におすすめです。

  • トヨタ車体に転職してトヨタ車の製造に関わりたい人
  • トヨタ車体への転職対策やおすすめの転職エージェントが気になる人
  • トヨタ車体に関する内情が気になる人
目次

トヨタ車体とは?企業情報や特徴を紹介

トヨタ車体とは?企業情報や特徴を紹介

自動車業界だけではなく国内でも最大規模のグループ企業・トヨタグループには、系列企業も多くあります。中でもトヨタ車の製造を受け持つのがトヨタ車体です。

自動車業界で転職活動する人の中には、トヨタ車の製造に関われるトヨタ車体への入社を目指す人もいるでしょう。まずトヨタ車体について色々とご紹介します。

トヨタ自動車の完全子会社

最初にトヨタ車体の基本情報を見ていきましょう。正式名称や資本金情報などは以下の通りです。

会社名 トヨタ車体株式会社
代表取締役社長 増井敬二
創立年月日 1945(昭和20)年8月31日
本社所在地 愛知県刈谷市
資本金 103億7,000万円(2020年3月末現在)
従業員数 18,263人(連結)

トヨタ車体は自動車業界でトップ企業であるトヨタ自動車の完全子会社で、株も100%トヨタ自動車が保有しています。

完全子会社とはいえ資本金だけでも100億円以上、従業員数も連結で2万人近くに及ぶため、大企業と言える規模の会社です。

ランドクルーザーなどのSUVやミニバンを製造

トヨタ車体の事業内容は、トヨタ自動車が開発した車両の製造がメインになっています。ランドクルーザーなどSUVやミニバンを主に生産し、開発のみを担当する車種も多いです。

他にも電気自動車や燃料電池自動車向け部品の開発・生産も積極的に行われています。中でも電気自動車コムスはトヨタ車体で独自展開しているブランドです。

トヨタ車の製造に加えて次世代カーにも携われる点で、トヨタ車体は車が好きな人にとっては魅力的な企業と言えるでしょう。

年収はトヨタ自動車より低いものの安定

トヨタ車体への転職を目指す際、年収がいくらなのかつい気になるのではないでしょうか。トヨタ車体の平均年収は、2020年3月時点で865万円です。

親会社のトヨタ自動車が851万円であることから考えると、親会社以上の年収があるように見えます。ただ同じ役職で比べると、トヨタ自動車より20~30万低い場合も多いです。

以上の理由から実際にトヨタ車体で貰える年収は、トヨタ自動車に比べると低くなります。ただ国内企業の中では極めて安定している方です。

同時に会社自体が年功序列であるため、勤務年数に応じて基本給などが上昇していきます。管理職になれば年収1,000万円以上を狙えるほどです。

トヨタ車体の平均年収は?年齢や役職別の収入から就職難易度(偏差値)まで徹底解説

福利厚生は充実

年収とともに福利厚生の充実度が気になる人もいますよね。トヨタ車体は福利厚生の面でも一通り充実しています。

まず手当面では時間外手当・役職手当・家族手当などです。特に家族手当については、子供がいる家庭向けに子供手当も整備されています。

施設面では寮・社宅がある他、各地に保養所があるのが特徴です。休暇の時期にはのんびり体を休めつつレクリエーションを楽しめるでしょう。

他にも毎年約6万円分のカフェテリアポイントが支給されます。また自動車購入に関する補助制度があるのも特徴です。

激務さはあるがワークライフバランスは取れる

トヨタ車体への転職を考える際、ワークライフバランスを重視する人もいるでしょう。トヨタ車体の場合は基本的にワークライフバランスは取れる労働環境です。

全社での平均残業時間は26.6時間となっており、1日当たり1時間程度と言えます。ただ部署によっては残業時間が40時間になる場合や激務さもあるため注意が必要です。

一方で全社を挙げて有休消化への努力を行っているため、有給休暇の取得には理解を示して貰えるでしょう。長期休暇についても基本的には取りやすい雰囲気があります。

全体的に考えれば激務ではあるものの、ワークライフバランスは取れる模様です。

トヨタ車体への転職を目指す際に不可欠な情報6つ

トヨタ車体への転職を目指す際に不可欠な情報6つ

トヨタ車体への転職を目指すには、現時点での転職事情について知る必要があります。トヨタ車体への転職を目指す際、欠かせない情報は以下の6点です。

就職(転職)難易度はやや高め

「就職難易度(偏差値)」という言葉が使われやすい現在、トヨタ車体への入社を目指す上での難易度が気になる人もいますよね。トヨタ車体はトヨタ自動車ほどではないにしても高めです。

すでに触れた年収の高さや、トヨタグループの一員としての安定企業ぶりが高難易度の原因になっています。トヨタ車体への転職に応募する場合、気を引き締めて臨むべきです。

2021年1月現在開発関係の専門職のみ募集

トヨタ車体で現在募集中の職種が気になる人もいるでしょう。2021年1月現在、開発関係の専門職のみで募集が行われています。

具体的には4種類の開発系エンジニアの求人です。電子設計やボデー設計など車両を動かすためのシステムに携わる人材を募集しています。

いずれも設計やシステム構築の業務経験が求められる職種です。過去に設計などに携わった経験がある人には狙い目でしょう。

理工系大学卒以上の学歴と3年以上の実務経験が必要

上記の職種に応募するには、一定以上の学歴や業務経験が求められます。具体的には理工系大学以上の学歴と3年以上の実務経験です。

学歴については理工系大学院の修士課程や博士課程を卒業した人も当てはまります。いずれにせよ、理工系の専門教育を受け、かつ職種に対応できる経験が欠かせません。

TOEIC500点以上の英語力も求められる

加えて上記の職種では、TOEIC500点以上の英語力も求められます。TOEIC500点は英語を使って日常会話ができる程度のレベルです。

つまり開発関係のエンジニアでも業務の中である程度の英語力が必要であることを意味します。トヨタ車体は海外への進出にも意欲的であるため、将来的になおさら必要でしょう。

トヨタ車体の転職選考に応募するのであれば、事前準備として語学力をTOEIC500点以上のレベルまで上げておくのがおすすめです。

中途採用の選考フローは書類選考・筆記試験・面接

トヨタ車体を志望する際、中途採用の選考フローの把握も欠かせません。基本的に書類選考・筆記試験・面接の順番で行われます。

トヨタ車体が転職先としても人気がある以上、書類選考の段階から競争が激しいと考えるべきです。十分な企業研究などを踏まえて、熱意が伝わる内容に仕上げると良いでしょう。

筆記試験はSPIで行われるケースが多いため、事前にみっちり問題集で対策するのがおすすめです。最後の面接は人事担当と希望部署のリーダーが質問してきます。

高卒や未経験の場合は派遣会社経由で期間工から挑戦してみる

もし高卒や未経験であってもトヨタ車体を目指したい場合は、期間工から挑戦すると良いでしょう。トヨタ車体の場合は、派遣会社経由で期間工の流れになっています。

期間工として採用される際はやる気の高さがポイントです。年齢制限も基本存在しないため、30代や40代でも健康体でやる気があれば狙えるでしょう。

期間工は日給の他に各種手当も付くため、年収500万円を狙えるケースもあります。一定期間を良好な勤務態度で仕事すれば、正社員選考を受ける資格を得られる仕組みです。

トヨタ車体への転職を目指す対策5つ

トヨタ車体への転職を目指す対策5つ

トヨタ車体の転職選考に応募する際、綿密な対策が欠かせません。内定への可能性を高めるために取れる主な対策として、以下の5つがあります。

転職エージェントの非公開求人も一緒に検討する

最初に公開求人に加えて、転職エージェントの非公開求人も一緒に検討するべきです。非公開求人は公開求人以上に数がある分、挑戦できるチャンスが広がります。

もし公開求人だけに注目していると、募集開始のタイミングを待たなければいけなくなるでしょう。タイミングを待つ場合、いつまでに対策するべきかも読めません。

トヨタ車体に応募する際は、事前に転職エージェントに登録し、非公開求人もしっかりチェックするのがおすすめです。

トヨタ車体のビジョンを踏まえた自己分析・企業研究

次に選考に向けて対策する際、同社のビジョンを踏まえて自己分析・企業研究すると良いでしょう。同社のビジョンは求められる人材の経験・スキルにも深く関わってきます。

ビジョンは海外への事業展開や、継続的にスキルアップや事業の進化を目指すことをうたった内容です。海外への赴任や未知の分野への挑戦に意欲的な人材が求められるでしょう。

今までの業務経験などで新しいことにチャレンジして何らかの成果を出した経験や語学力などをアピールするのがおすすめです。海外経験があればなお重宝するでしょう。

筆記試験はSPI対策をする

応募書類や面接への対策と並行して筆記試験の対策も欠かせません。筆記試験はSPIで出題されやすいため、SPI試験の問題集が役立ちます。

合格するには時間内に多く解く必要があるため、たとえSPIの経験があっても対策は行うべきです。試験対策の際に時間を測りながら行うのも効果的でしょう。

なおSPI以外に玉手箱などが出題される場合もあります。転職エージェントで筆記試験の傾向を掴んでおくことも大切です。

面接ではごく一般的な質問を数多く聞かれる

選考の最後に行われる面接では、ごく一般的な質問が聞かれます。自己紹介や志望動機、業務経験などが主な内容です。

ただトヨタ車体の場合は質問量が非常に多い特徴があります。面接官が気になった点を遠慮なく聞いてくる傾向にあるためです。

質問量が多い分、日頃の面接練習も多くこなす必要があります。転職エージェントのアドバイザーに深堀りで質問して貰うと、効果的に対策できるでしょう。

期間工から挑戦する場合は熱意と体調が試される

一方期間工から挑戦する場合は、期間工採用の選考が重要です。期間工では熱意と健康が何よりも重要である以上、しっかりとやる気と元気をアピールすると良いでしょう。

面接でも健康状態や肉体労働へのモチベーションは重要な問題になります。期間工になりたいのであればポジティブな答え方を心掛けるのがポイントです。

なお持病がある場合は健康診断の際も含めて正直に申告するべきでしょう。ただ伝え方を工夫することで、医師からも入社して問題ないとみなされます。

最悪なのは本当?トヨタ車体に関する評判・口コミを紹介

最悪なのは本当?トヨタ車体に関する評判・口コミを紹介

トヨタ車体への応募を検討する際、トヨタ車体に対する評判・口コミはやはり気になりますよね。ネット上の評判である以上、最悪という声が聞かれるケースがあります。

以下の項目でトヨタ車体に関する評判・口コミをご紹介しましょう。是非応募する際の判断材料として活用いただければ幸いです。

年収・福利厚生面の評判・口コミ

まず年収・福利厚生面の評判・口コミをご紹介します。以下のような声が見られました。

[chat face=”woman1″ name=”女性事務職” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]給与も高く、不満を感じたことはない。繁忙期は残業が多いが、残業代はしっかり支払われる。(Openworkより)[/ふきだし]

[chat face=”man1″ name=”男性設計職” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]福利厚生は社員寮があるので、かかる費用はアパートを借りるよりは安くすむ。毎年カフェテリアポイントというものがもらえ、社食の補助や旅行補助に使用できる。その他保養施設が長野県に2つあるのでプライベートで使用できる。健康維持のジムができて、社員は自由に使うことができる。(転職会議より)[/ふきだし]

給与や残業代がしっかり支給される上、福利厚生も厚いおかげで日々の生活にも困らないレベルのようですね。保養施設やジムのおかげで心身とも健康になりやすいでしょう。

ワークライフバランスに対する評判・口コミ

次にワークライフバランス関係の評判・口コミもご紹介します。

[chat face=”man1″ name=”男性設計職” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]有給はしっかり取れるし取りやすい風潮がある。年間20日取得できるが、消化する活動を組合をあげて実施している。休日出勤があるときも振替休日をとることができる。(転職会議より)[/ふきだし]

[chat face=”man2″ name=”男性保全職” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]トヨタ系列なので法令順守はしっかり守られていて残業をするのに上司への申請が必要になる。月40時間は決して越えては行けないというルールがあった。定時で帰る人も少なくない。(Openworkより)[/ふきだし]

有休を取りやすい風潮が強く、残業時間に対しても厳しい規制があるため、ワークライフバランスは取りやすいですね。安定収入と定時帰りも両立できるでしょう。

働きがいに対する評判・口コミ

さらに働きがいに関する評価・口コミも見ていきます。

[chat face=”man1″ name=”男性製造職” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]製造でも製造ラインに属していない職場ならばマンネリ度はやや少ないが、逆に考えればその仕事をこなしてあとはライン終了後残業でどれだけやるか。それでサラリーをそれに見合う対価として受け取る。こちらは時間を提供している。つまり働き甲斐はある。(Openworkより)[/ふきだし]

[chat face=”man2″ name=”男性研究・開発職” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]市場に出回る車の開発ができるため、やりがいはある。やることが多く業務量大。やりがいがある分、責任も大きい。(転職会議より)[/ふきだし]

やりがいは全体的に大きいようですね。特に市場に出回る車を担当する分、誇らしくも感じやすいでしょう。

社風・企業体質に対する評判・口コミ

最後に社風や企業体質に対する声も見ていきます。

[chat face=”man1″ name=”男性製造職” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]会社側が過去からの風土改革をしようとしても各工場によっては違うがあまりに仕事できない人間が上司になっている悪風土。これがまた根深いためなかなかない人事変動しても変化に乏しいところはある。(Openworkより)[/ふきだし]

[chat face=”man2″ name=”男性開発職” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]昔の会社。これまではトヨタからの委託で車を開発、生産していたが、ここ数年で企画から全部を任されることになった。自分で考えずに仕事をもらう文化が定着しているため、上層部は、必死で変革変革とムーブメントを興そうとしているが、なかなか一般社員の気持ちが追い付いていない。(Openworkより)[/ふきだし]

昔ながらの大企業である一方、変革の波もあるようですね。一方で今までの風土や文化が影響しなかなか変わらない点で苦悩があるようにも見えます。

トヨタ車体に転職したいのであれば転職エージェントがおすすめ

トヨタ車体に転職したいのであれば転職エージェントがおすすめ

トヨタ車体への転職を目指すのであれば、少しでも内定を獲得する可能性を高めておきたい人も多いですよね。もし内定に近付きたい場合、転職エージェントがおすすめです。

転職エージェントでは選考への準備ができることに加えて、トヨタ車体への選考ノウハウも参考にできます。また非公開求人が多い分、入社のチャンスも広がりやすいです。

エージェントでも特にリクルートエージェントはおすすめと言えます。非公開求人10万件以上も含め、業界随一の求人数を誇る点がメリットです。

優秀なアドバイザーも多くいるため、選考対策や内定後の条件交渉でも大いに期待できるでしょう。

まとめ

今回はトヨタ車体への転職について色々と見てきました。トヨタグループ系列で人気や安定さがある分、転職難易度も高いです。

転職選考を通じてトヨタ車体に入社するには、同社が示しているビジョンを踏まえた自己分析・企業研究が基本になります。また筆記試験や面接についても練習量をこなすべきです。

加えて転職エージェントを利用して選考対策や非公開求人もしっかり行うと良いでしょう。様々な対策を施せば、トヨタ車体への入社の可能性も高くなります。

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この記事を書いた人

転職で大手企業からベンチャー企業まで経験してきました。仕事の小さな悩みから、転職に関する細かい情報まで発信していきます。

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