トヨタ自動車の転職難易度を解説!年収や面接についても紹介

自動車のメーカーと言えばトヨタやホンダ、日産などをイメージしますよね。業界の中でも知名度や実績などの面でトップと言えるのが、「トヨタ」ことトヨタ自動車です。

トヨタ自動車は日本が世界に誇る大企業である分、転職先としても非常に人気が高いです。従業員に対する年収や福利厚生も抜群の高さを誇ります。

人気企業のトヨタ自動車に転職したいという人も大勢いるでしょう。しかし転職するには、転職難易度や対策を知ることが欠かせません。

今回はトヨタ自動車への転職難易度などについて、面接や年収にも触れながら見ていきます。なお今回の記事は以下の人におすすめです。

  • トヨタ自動車への転職を目指している人
  • トヨタ自動車への転職を目指す上でしっかりと対策を練りたい人
  • トヨタ自動車の年収など企業情報を知りたい人
目次

日本を代表する企業・トヨタ自動車とは?基本情報を紹介

日本を代表する企業・トヨタ自動車とは?基本情報を紹介

トヨタ自動車は自動車業界だけではなく、日本を代表する超大手企業です。転職においても非常に人気がある分、選考では激しい競争が展開されます。

トヨタ自動車への転職を成功させるには、まず企業情報などを知っておいた方が戦略を立てやすいですよね。企業情報は長期的に安心して働けるかを判断する材料になるでしょう。

まずはトヨタ自動車の会社概要や企業の特徴をご紹介します。

トヨタ自動車の会社概要

最初に基本的な情報から見ていきましょう。概要は以下の表にまとめてある通りです。

会社名 トヨタ自動車株式会社
代表取締役社長 豊田章男
創立年月日 1937(昭和12)年8月28日
本社所在地 愛知県豊田市
資本金 6,354億円(2020年3月末現在)
従業員数 74,132人

全体的に見ても、日本で最大規模の自動車メーカーであると言えます。特に売上高が約30兆円を記録している点では、国内最強の企業に数えられるでしょう。

トヨタ自動車従業員の平均年収や福利厚生

転職活動する際、志望する企業で貰える平均年収や受けられる福利厚生の水準はついつい気になりますよね。トヨタ自動車は国内最大規模の企業である分、非常に充実しています。

平均年収は約865万円

従業員の平均年収は、2020年6月時点で約865万円です。日本の給与所得の平均値が約420万円と言われる点から考えれば、倍の金額を貰っていることになります。

もちろん上記の金額は、管理職・平社員関係ない数字です。加えて社内で昇進して役職が付くと、年収1,000万円も狙えるようになります。

年功序列の風潮も根強いため、勤続年数に比例して給料も上昇する仕組みです。自動車メーカーへの転職で年収を重視するのであれば、トヨタ自動車は候補に入れると良いでしょう。

福利厚生・ワークライフバランスは非常に充実

平均年収が高いだけではなく、福利厚生やワークライフバランスの面でも非常に充実しています。

福利厚生では超過勤務手当など各種手当が出る他、健康関係や財産形成制度、介護・保険関係など多様です。従業員各人が必要に応じて追加利用できるウェルチョイスもあります。

またワークライフバランスの面でも、10時から15時以外は自由に出退勤できる体制です。育児制度やリモートワークも充実しているため、家庭と両立して仕事できます。

トヨタ自動車の成長環境はとても刺激が多い

トヨタ自動車は成長環境の面でも非常に刺激的です。古くから育成文化が根付いており、後進が一人前の戦力となるまで、上司・先輩が丁寧に激励・指導を行います。

同時に入社間もない若手でも、積極的に提案したり目覚ましい業績を残したりすれば出世できるチャンスが恵まれている点も特徴です。一方で社内競争が激しい面もあります。

トヨタ自動車の社風は保守的な傾向

年収や福利厚生の面などで恵まれた環境にあるトヨタ自動車は、大企業にありがちの保守的な社風も特徴的です。例えば給料や昇進の面で年功序列の風潮があります。

加えて大規模組織である分、情報伝達や意思決定も時間がかかるのも特徴です。組織内の対応に迅速さがなく、もどかしく感じることもあるでしょう。

トヨタ自動車の転職難易度を理解しよう

トヨタ自動車の転職難易度を理解しよう

年収や職場環境の面などを考えると、トヨタ自動車に転職したい人は多いですよね。一方でトヨタ自動車を目指す際、難易度の程度が気になる人もいるでしょう。

トヨタ自動車の難易度は基本的に高い上、求められる専門性やスキルもハイレベルです。

基本的に高めの転職難易度

まず転職難易度は、基本的に高くなっています。国内有数の大企業という点で人気が高い分、転職活動でも応募者が殺到しやすいです。

加えてトヨタ自動車では新入社員を募集する際、新卒学生を重視する傾向にあります。新卒学生の枠が大きい一方で中途採用の枠は小さいため、なおさら競争が激化しやすいです。

人気の高さと採用枠の狭さが影響するため、転職難易度が非常に高くなることは覚悟するべきでしょう。

職種によって必要な学歴も様々

トヨタ自動車に応募する際は、職種によって必要な学歴も様々です。例えばソフトウェア開発関係の職種であれば高専卒以上、生産技術の職種は学士卒(大卒)以上となっています。

職種によっては大学院の修士卒以上と極めて高い学歴が求められるケースもあるため、注意が必要でしょう。狙う職種で必要な学歴をチェックすることも欠かせません。

高卒の場合は期間工から着実に

転職活動で求められる学歴が高専卒以上であるため、高卒の人にとってはあきらめるしかないように思えますよね。高卒の場合は期間工から目指す方法があります。

期間が限定されている職種ではあるものの、現場で真面目に勤務して実績を残せば、正社員への道も開けてくるでしょう。焦らずにじっくりと狙うのがおすすめです。

高い専門性や語学力も求められる

トヨタ自動車へ転職する場合、高い専門性も求められます。例えばIT関係の求人であれば、志望する職種で必要な言語の経験が一定以上必要です。

ただ狭い採用枠に対して転職希望者が多く応募してくることを考えれば、人事側の目に止まるほどの高い専門性が求められます。逆に未経験の場合は書類選考の通過さえ難しいです。

加えて職種によっては高い語学力が必要になります。最低でもTOEIC600点以上があるのが望ましいです。海外企業とやり取りする職種の場合は、800点はあると良いでしょう。

IT関係の求人が特に狙い目

もしトヨタ自動車を目指すのであれば、IT関係の求人を狙うのがおすすめです。トヨタでは自動運転車の開発を推進している分、IT人材を多く求めています。

優秀なITエンジニアは一定年数以上の業務経験を持っている一方、新卒採用ではとても得られません。新卒採用で募集できない分、中途で採用されるチャンスがあります。

実際にIT関係の求人も増えてきているため、入社したいのであればIT関係のスキル・経験があれば強みになるでしょう。

今後中途採用のチャンスが広がる可能性

加えてトヨタ自動車では今後中途採用のチャンスが広がる可能性もあります。トヨタでは総合職採用者の半分を中途採用者で占める計画を進めているためです。

背景には終身雇用の維持や新卒社員の育成が以前より難しくなくなってきていることがあります。なるべく業務経験や即戦力のある優秀な人材を確保したいという狙いです。

中途採用の枠が広がっていけば、人気企業であるトヨタの社員に転職できる確率も高まっていくでしょう。

トヨタ自動車の転職選考の流れ4ステップ

トヨタ自動車の転職選考の流れ4ステップ

実際にトヨタ自動車への転職を考える場合、内定を勝ち取るまでに経る選考の流れを掴んでおくことが大切です。選考は主に以下の4ステップに沿って進みます。

ステップ1:公式サイトなどから応募

選考に応募する場合は、公式サイトなどから応募するところからスタートです。トヨタ自動車の応募用サイトでキャリア採用のページからエントリーします。

公式サイト以外にも、転職サイトやエージェントを経由して応募するのも1つの方法です。いずれも選考用のページからエントリーすることになります。

ステップ2:書類選考

エントリー後に行われる最初の選考が書類選考です。採用担当に履歴書や職務経歴書を送ります。

ただトヨタ自動車は転職で非常に人気がある分、全国から応募書類を送ってくる人は非常に多いです。あまりにも多いために、書類選考で採用見送りになる人もたくさんいます。

書類選考をクリアするには、トヨタ側の求める人材像に合わせた書き方や今までの業務経験を数字を用いて論理的に記すことです。以上を心掛けるだけでもクリア率は上昇します。

ステップ3:一次面接・筆記試験

書類選考をクリアすると、いよいよ一次面接と筆記試験です。筆記試験は一次面接の前日までに受験します。なお筆記試験はSPIで行われるため、早めに復習すると良いでしょう。

一次面接ではごく一般的な質問がされます。トヨタに入社したい理由や前職での成功・失敗体験、好きな車についてなどです。面接の練習などで内容を練るのがおすすめでしょう。

なおトヨタ自動車の場合、面接は2~3回程度行われます。

ステップ4:最終面接・内定

1~2回行われる面接をクリアすると、役員を相手に最終面接です。聞かれる内容も今後長期的に働いてくれるのかや将来の展望に関するものになります。

最終面接を突破するには、前職から転職する理由も踏まえて、トヨタで長く働く意気込みをうまく伝えることです。加えて目を輝かせて夢を語るとなお合格しやすいでしょう。

トヨタ自動車の転職選考を突破するポイント3つ

トヨタ自動車の転職選考を突破するポイント3つ

トヨタ自動車の転職選考の難易度が比較的高いと聞くと、対策を練るのに苦心しますよね。実は選考を突破するポイントがあります。主に以下の3つです。

ポイント1:自己分析や企業研究は不可欠

最初のポイントは、自己分析や企業研究をしっかり行うことにあります。前職での経験・スキルとトヨタ自動車の求める人材像や事業内容などを噛み合わせて対策するべきです。

加えて面接では、「同業他社の中からトヨタを選んだ理由」について聞かれやすいため、トヨタならではの特徴もしっかり把握する必要があります。

遅くとも書類選考までに自己分析や企業研究を終わらせておくことが望ましいです。

トヨタウェイは絶対に理解すること

なお企業研究の際は、トヨタウェイは絶対に理解しておくべきでしょう。トヨタウェイはトヨタ自動車が創業以来掲げてきた事業理念です。

トヨタウェイはチャレンジや改善、チームワークを尊重する内容になっています。全てのトヨタ社員が基準にするべき理念であるため、選考対策でも十分に役立つでしょう。

トヨタへの入社を狙うのであれば、事前にトヨタウェイをしっかり理解することが欠かせません。

ポイント2:志望動機を丹念に練る

次に志望動機を丹念に練る点です。綿密な自己分析や企業研究を踏まえた上で、自分の思いも絡めてしっかり志望動機を作り上げます。

選考では応募できる職種の種類が多いため、トヨタに入社したい理由や職種を選ぶ理由、トヨタで何がしたいのかを論理的かつ情熱的に語れるようにするべきです。

同時に転職エージェントなどでの面接練習も併用して、弱点を補強することも重要と言えます。

ポイント3:逆質問は必ず用意する

最後に面接終了前に面接官へ問いかける逆質問は必ず用意するべきです。逆質問がない場合、面接官からは「あまりトヨタに興味がない」という悪印象を与えてしまいます。

内容としては、今後関わる仕事の内容で消化しきれていない疑問や業務で必要となるスキルに関することがおすすめです。一方福利厚生関係の質問は避けるべきでしょう。

逆質問はあくまでも面接官に自分の熱意を伝えるための手段や機会の1つです。より好印象を与えられるような内容を用意するべきでしょう。

トヨタ自動車の口コミ・評判を紹介

トヨタ自動車の口コミ・評判を紹介

トヨタ自動車で働きたいと考えていても内情が分からなければ、いまいちイメージが湧きませんよね。イメージを持つには現役社員や元社員が書いた口コミ・評判が役立ちます。

年収や福利厚生はトップ企業にふさわしく非常に充実

まず年収や福利厚生など待遇面に関する口コミから見ていきましょう。

 

[chat face=”man1″ name=”30代男性技術職(奥様による記載)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]毎年会社と組合が話し合っているため、額は多少変わることもありますが、安定したお給料がもらえるのでありがたいと思います。きちんとお給料やボーナスが出ているか組合がチェックしているようです。ボーナス額も夫本人曰く、過大評価されているのではないかと感じるほど評価いただけているようです。ただ、その分税金がかかってしまい、かなり取られてしまっています。(カンパニー通信より)[/ふきだし]

[chat face=”woman1″ name=”女性事務職” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]福利厚生がしっかりしていてほんとに働きやすい環境にある。
産休も取りやすいのでお産のときはとても助かります。
勤務体制もしっかりしているのでとても働きやすい環境といえます。
フレックスなのでとても助かります。(Find Job!より)[/ふきだし]

十分以上と言える年収を貰える上にボーナスも驚くほどの金額であることや、産休が取りやすい点などしっかりした福利厚生に触れられています。

年収や福利厚生の面で狙い甲斐がありますよね。

働き甲斐を存分に感じられる

次に働き甲斐の点でも、以下の2つの口コミを参考に見ていきます。

[chat face=”man1″ name=”男性海外営業職” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]若手であってもある程度の裁量権が与えられ、海外の販売会社・代理店の経営者と直接交渉する機会もあり、仕事もしんどい分やりがいも大きい。(openworkより)[/ふきだし]

[chat face=”man1″ name=”男性製品企画職(退社済み)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]自分が書いた図面をもとに部品ができ、開発の指揮に携わったクルマが世に出て、良品廉価の活動に関わったことで会社の利益が確保されたという経験は、いずれも多いに働き甲斐を感じるものでした。(openworkより)[/ふきだし]

若手でも裁量権がある程度与えられる点や世の中に自分が企画した車が出回ることは、自分が会社や世の中に認められているようで誇らしく思える点でしょう。

トヨタのような大企業の社員として関われるのであれば、なおさら働き甲斐を感じますよね。

大企業独特の古い体質がある

最後に社風についても、口コミを2つ参考にしながら見ていきます。

[chat face=”man1″ name=”技術職・総合職(退社済み)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]製造業でも当たり前となったJust in timeの生産管理手法を墨守する。生産部門のやり方を技術部門に適用する傾向があるが、そもそも決まったものを無駄なく作るための思考と、まだ見ぬものを生み出すための思考は別物。過去の成功体験が忘れられない、変えられない会社。(openworkより)[/ふきだし]

[chat face=”man1″ name=”男性生産技術職(退社済み)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]世界で活躍する大企業だけあり、社会の一員としての自覚が高く、法令順守を求められる社風が、日頃から感じられた。(openworkより)[/ふきだし]

過去に様々なヒット商品を生み出してきた大きな企業であるだけに、なかなか古い体質も目立つようですね。一方で世界に誇れる企業である分、社員の意識も高いと言えます。

トヨタ自動車に転職に欠かせない手段2つ

トヨタ自動車に転職に欠かせない手段2つ

せっかくトヨタ自動車への転職を目指すのであれば、少しでも成功率を上げたいですよね。転職に欠かせない手段として、転職エージェントや転職サイトがあります。

転職エージェント

転職エージェントでは応募書類の添削や面接の練習に加え、条件に合う求人探しや勤務条件の交渉が可能です。トヨタの非公開求人も多い分、転職成功率も高まるでしょう。

多くある転職エージェントの中でも、特におすすめなのがリクルートエージェントです。求人数も業界最大を誇る上、転職活動者の8割が利用する点で高い信頼性を誇ります。

なお転職エージェントを利用する際は、リクルートエージェントを含めて複数社に登録しておくと、より内定に近付けるでしょう。

転職サイトの公開求人

また転職サイトの公開求人を活用するのも1つの方法です。転職サイトでもトヨタの求人は多く見られるため、エージェントと合わせて利用すると転職成功率を高められます。

おすすめのサイトとして、リクルートエージェントと同系列であるリクナビNEXTやdodaなどが代表的です。いずれも求人数や支援コンテンツ数が豊富な点で定評があります。

ネットで完結しやすい分、生でアドバイザーのところまで行きにくいなど転職エージェントの利用が難しい人にとって使いやすいです。エージェントと併用すると良いでしょう。

まとめ

今回は自動車業界だけではなく、日本最大級の企業であるトヨタ自動車への転職難易度や対策を見てきました。

トヨタ自動車は日本を代表する大型企業である分、年収や福利厚生、労働環境などの面で非常に恵まれています。転職先としても人気がある分、転職難易度は非常に高めです。

狭い採用枠の中で内定を得るには、事前にしっかりした企業研究や自己分析が欠かせません。そしてトヨタウェイなどを踏まえて採用担当者の目に止まる応募書類を作るべきです。

加えて転職エージェント・サイトを活かしながら対策を練れば、トヨタへの転職に成功する確率が上昇します。非公開求人の活用などは有効な手段です。

人気も転職難易度も高いトヨタ自動車に入社するには、自らの専門性やトヨタへの熱い思いを伝えることがコツと言えるでしょう。

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この記事を書いた人

転職を複数回重ね、平均年収1000万円を超える大手企業からベンチャー企業まで経験してきました。転職や就職活動におけるノウハウや、仕事の悩み、ビジネススキルに関する情報まで幅広く発信していきます。

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