シートで有名なタチエスへの転職方法とは?評判なども含め紹介!

タチエスは国内でも有数の自動車シートメーカーです。国内外のメーカーにシート部品を供給している分、非常にやり甲斐のある仕事ができます。

同社に転職して様々な人のためにシート部品を作りたいという人もいるでしょう。タチエスへの内定を勝ち取るには、転職のポイントを知ることが大切です。

今回はタチエスへの転職について、評判なども含めてご紹介します。今回の記事は以下の人におすすめです。

  • タチエスで国内外向けのシート作りをしたい人
  • タチエスへの転職対策について知りたい人
  • タチエスというメーカーについて理解したい人
目次

国内有数の独立系自動車シートメーカー・タチエスとは

快適なカーライフを過ごす際、乗る人全てが必ず利用するシートは欠かせません。そして自動車シートメーカーで知られる企業にタチエスがあります。

タチエスは国内ほとんどの完成車メーカーにシート部品を供給するメーカーです。待遇やワークライフバランスの面でも安定している分、働きやすさも感じられます。

タチエスの基本情報を紹介

まずタチエスの基本的な情報から見ていきましょう。売上高や従業員数、本社所在地などをまとめると、以下の表に書く通りです。

会社名 株式会社タチエス
代表者 山本雄一郎(代表取締役社長)
設立年月日 1954年4月7日
本社所在地 東京都昭島市
資本金 90億円
売上高(2020年3月時点) 2,823億200万円(連結)・1,219億円(単体)
従業員数(2020年3月時点) 13,750名(連結)・1,508名(単体)
社員の平均年齢 39.8歳

タチエスは以前は日産自動車系列であったものの、現在は独立系のメーカーでいずれの系列にも属していません。ただ連結での売上高や従業員数の規模は非常に大きくなっています。

加えて社員の平均年齢も39.8歳と若い方で、若い社員も多くいる企業と言えるでしょう。

日産やホンダなどほとんどの完成車メーカーにシート部品を供給

タチエスの主要事業は自動車シート部品の開発・製造です。日産自動車やホンダなど国内にある完成車メーカーのほとんどに供給しています。

手掛けるシートの種類もドライバーシートやリアシート、商用車向けシートなど多様です。普段乗る車にもタチエスのシートが利用される場合が多いため、日々やり甲斐を感じられるでしょう。

なおシート部品の製造以外にも、シートシステムや製品化技術の提供も行っています。

平均年収は562万円で福利厚生も大手企業にふさわしい内容

タチエスへの転職を考えたり企業情報を調べたりする際、同社の平均年収や福利厚生などが気になりやすいですよね。

まず同社社員の平均年収は562万円で、自動車業界の中では低い方です。業界平均が690万円程度であるため、100万円以上も低くなっています。

ただ日本国内の給与所得平均436万円に比べれば、およそ30%ほど高いです。国内企業の中では若干高い年収が貰える企業と考えて良いでしょう。

一方福利厚生については、以下のような多様な内容になっています。

  • 積立有給制度
  • 退職金制度
  • 社員持株制度
  • 小口現金融資
  • 財形貯蓄
  • 社員食堂
  • 総合福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」
  • 育児休業制度
  • 介護休業制度
  • 独身寮
  • 借り上げ社宅
  • 健保契約保養所  など

ベネフィット・ステーションや保養所、保養所など健康面や生活面を充実できる内容です。休暇などをじっくり過ごす上で魅力的でしょう。

残業時間や有給休暇の面でもワークライフバランスが取りやすい

タチエスへの転職を考える際、プライベートも大切にできるかという点も気になりますよね。同社は基本的に残業時間や有給休暇の面でワークライフバランスが取りやすいです。

まず残業時間については、全社平均で月19.5時間となっています。部署によっては30~40時間に及ぶケースはあるものの、定時帰宅の奨励など残業削減の取り組みにも熱心です。

有給休暇についても、全社で月に1日は取得するように奨励されています。上記の定時退社の奨励と合わせて、比較的プライベートを大切にしやすい環境です。

ちなみにタチエス社員の平均勤続年数は15.8年となっています。業界平均が16.1年であるため、標準的なメーカー並みに長く勤められる企業と言えるでしょう。

体育会系の社風など古い面もある

最後に社風についてもご紹介します。タチエスにはやや古い面が残っています。トップダウンな部署もあるため、体育会系の風潮も感じられるほどです。

給料の昇給体系も報奨金制度があるものの、年功序列が基本となっています。特に役職に就くまでの伸び幅は小さいため、残業代やボーナスを頼りにする傾向も強いです。

ただ問題が起きたときに部署間で連携が見られやすいなど、チームワークが発揮されています。周りのサポートを受けつつ真面目に勤務したい人にはおすすめの職場でしょう。

タチエスへの転職を目指す際に知っておきたい5点

タチエスの基本情報や待遇面などを見て、同社への転職を目指したいという人もいますよね。選考に応募するつもりであれば、以下にご紹介する5点は是非理解すると良いでしょう。

タチエスの転職難易度は高い

転職活動の際、志望企業の内定を貰える難易度はやはり気になりますよね。タチエスの場合は、全体的な転職難易度が高いと言えます。

国内企業でも比較的平均年収が高い点や社員の平均勤続年数が長めである点などが主な理由です。加えて同社は新卒採用に比べて中途採用の枠が狭いことも理由になります。

以上の理由からタチエスへの転職難易度は高めと考えた方が良いでしょう。転職選考を受ける場合は競争率が高くなることを考えて、応募書類や面接などの準備を十分行うべきです。

中途採用求人を探す際は転職エージェントも活用するべき

次にタチエスの中途採用求人を探す際は、転職エージェントも活用するのがおすすめでしょう。同社では中途採用を随時行っているものの、時期によって求人が全くない場合もあります。

実際に2021年3月現在、公式サイトでは中途採用の募集が行われていません。公式サイトに求人がない場合は転職エージェントで探すと見つかります。

転職エージェントで求人を探す場合は、なるべく求人数が多い業者を利用すると良いでしょう。非公開求人までチェックすれば、募集中の求人がより見つかりやすくなります。

職種により英語力が求められるケースもある

さらに募集職種によっては英語力が求められる求人がある点も注意すべき点です。特に法人営業や輸出管理など海外企業とのやり取りが業務内容の場合、英語力も必要になります。

具体的には輸出管理でビジネスレベル以上が、法人営業では海外企業とうまく交渉できる程度が求められる水準です。加えて海外駐在を希望する場合も上司から英語力を問われるでしょう。

いずれにせよ、タチエスの業務を通じて海外に関わりたい場合は英語力が欠かせません。早い段階から英語力を高めておくと、選考の際にアピールできます。

高卒でも応募できる求人もある

タチエスに応募したくても、学歴をネックに感じる人もいますよね。実はタチエスの求人には、高卒でも応募できるものがあります。

リクルートエージェントの公開求人でも何件か見られ、職種も営業職などでした。英語力を求める求人もあるため、業務経験など実力を見る傾向と言えます。

もし学歴の心配なく実力勝負で選考に応募したいという人は、タチエスも選択肢の1つになるでしょう。

採用大学には有名大学が多く見られる

高卒でも応募できるとはいえ、タチエスの社員には大卒以上の学歴を持つ人も多いです。そして採用大学には有名大学も多く見られます。

新卒採用のデータではあるものの、国立では信州大学や埼玉大学など地方国大が、私立では上智大学や早稲田大学など有名大が見られる状態です。

知名度の高い大学の出身者も採用する傾向があるため、同社の選考を受ける際は企業研究や自己分析などの段階からしっかり行う必要があります。

選考は書類選考と複数回の面接が中心

最後にタチエスの転職選考では、書類選考と複数回の面接が主な内容です。

同社は応募者も多い分、書類選考で不合格になるケースもあります。志望動機などを熱意や論理性が伝わるように仕上げることがポイントになるでしょう。なお書類選考と並行で適性検査も行われます。

面接の回数は2回か3回であるものの、会社側の事情で回数が変わることは理解するべきです。最初は人事担当や希望部署責任者が、最終面接では役員が質問します。

タチエスの転職選考を突破するためのポイント5点

本格的にタチエスの転職選考を受ける際、内定を掴む上で意識したい点があるのならば知っておきたい人もいますよね。同社の選考を突破するポイントは以下の5点です。

企業理念や中期経営計画「Global Teamwork 2020」をもとに企業研究や自己分析を行う

まず企業理念や中期経営計画「Global Teamwork 2020」を用いた企業研究や自己分析が重要になります。

企業理念は「私達は技術の創造を通じて、世界のお客様に信頼と感動を与える商品を提供し、社会に貢献する。」です。社会貢献をうたっている分、業務を通じた社会貢献のあり方を考えると良いでしょう。

加えて社是として「互譲協調」も掲げてチームワークを重んじているため、協調性のある人材も求められています。自身が協調性溢れる人物であることを業務経験をもとに力説すべきです。

中期経営計画ではグローバルビジネスの拡大やモノづくり力、新しい顧客の開拓が柱になっています。企業研究などでスキルや経験を棚卸し、計画達成のためにできることを示せるように対策が必要です。

トヨタ紡織など同業他社の研究も不可欠

企業研究や自己分析と合わせて、同業他社の研究も重要でしょう。タチエスの同業他社として、同じくシートなど内装部品を製造しているトヨタ紡織などが代表的です。

同業他社の研究を通じてタチエスの独自性を把握すれば、より同社に入社したい熱意を伝えられます。選考でもタチエスを選んだ理由は重要なポイントになるためです。

独自性の把握に加え、業務経験や転職への経緯などとも絡めて伝わる志望動機などに仕上げることがコツと言えます。

トヨタ紡織に転職するには?難易度・面接試験・年収などを紹介

適性検査に対してはSPIなどの対策を行う

書類選考と一緒に行う適性検査では、SPIなどへの対策がポイントです。基本的に問題集を使って、時間を測りながら解けば、本番でもあまり緊張せずに実力を出せるでしょう。

ただSPIはあまりにも一般的に行われている分、年によっては他の形式で適性検査を行う場合もあります。玉手箱やクレペリン検査など異なる形式に慣れておくのもおすすめです。

面接では一般的な質問が多い

面接選考では一般的な質問が多く出題されます。主にタチエスを志望した理由や転職するに至った経緯、過去の業務で成功または失敗した経験などです。

企業研究や自己分析などを通じて回答内容を練った上で、模擬面接を多くこなすと良いでしょう。一般的な質問が多い分、練習などで面接慣れしていれば本番でも自分の思いを伝えやすくなります。

なお模擬面接で練習するのであれば、転職エージェントがおすすめです。エージェントではタチエス対策のノウハウが蓄積されている分、選考通過の可能性を高められます。

海外駐在については意欲的な態度を示す

タチエスの面接では海外駐在の意向が問われることも多いです。同社は海外に多くの拠点を持っている上、海外進出にも積極的になっています。業務の中で海外駐在を命じられることもあるでしょう。

海外駐在について問われた場合は、意欲的な態度を示すべきです。海外駐在を通じて得たいものやしたいことなども交えてポジティブな気持ちを伝えると良いでしょう。

もし海外経験や語学力をアピールできるようであれば、是非とも示すのがおすすめです。

転職先としてのタチエスにまつわる口コミ・評判を紹介!

転職選考を通じてタチエスに入社しようと考える際、会社の内情を是非把握しておきたいという人もいますよね。実際にタチエスの現役社員が様々な口コミなどを残しています。

以下で待遇やワークライフバランスなどの面から、同社の口コミ・評判を見ていきましょう。

給料や福利厚生などの待遇にまつわる口コミ・評判

最初に給料や福利厚生など待遇にまつわる口コミ・評判を見ていきます。

30歳までは給与が非常に上がりにくく、雀の涙ほど。職制になると急激に給与が上がる。その中間が少ない印象。ただ、職制を増やしすぎており、「課長」「部長」はライン制、それ以外の「マネージャー」、「シニアマネージャー」、「ゼネラルマネージャー」には部下が付かず、やっている業務は一般課員とあまり変わらない。(Openworkより)

給与は基本、クラスと評価で決まる流れになっている。各年度で直属上司や課長などの人事評価が評価基準になっている。それで給与のレベル分けにより額が決まるが、しかし実際はそこまで大きくは違いがないので、やはり年功序列的なことになっている。社員のクラスが上がらなければ、年ごとに給料は大きくは上がらないで、何年も同じだと低いまま。(転職会議より)

直接雇用であれば、ベネフィットステーションの会員になり娯楽施設や飲食店を通常よりお得に利用できる店が良かったです。私は契約社員なのでBコースでしたがそれでも利用出来る施設は幾つかありました。企業が設けている健康管理センターがあり、心身共に不調を感じたらフリーダイヤルで専門の医師に相談出来ることも良かったです。(転職会議より)

給料は実質年功序列で昇給する上、管理職になれば大きく増えるようですね。

福利厚生面では契約社員でもある程度利用できるため、正社員であれば生活や健康面で役立つサービスが多いでしょう。

ワークライフバランスに対する口コミ・評判

次にワークライフバランスに対する口コミ・評判をご紹介します。

プライベートとのバランスは調整しやすい会社だと思います!
土日が休みなので調整しやすい。
調整はそんなに難しくはないです!(Openworkより)

最近では社内でもワークライフバランスが叫ばれるようになってきた。
前までは全員ではないが、残業が12時を回ることもあった。部署により残業はちがう。
ここ数年は残業は9時半までの規定となっている。それ以上の残業は職制の許可が必要となった。
最近では、そもそもの残業を減らそうとする動きになってきている。ノー残業デイも設けられていたりしている。
ワークライフバランスでいえば、前よりは意識されていると言える。
しかし、有休取得率はなかなかUPしない。(転職会議より)

以前に比べてワークライフバランスへの意識が強くなってきているようですね。残業時間も減ってきている上、会社も積極的な残業削減に取り組んでいる様子が見られます。

一方有給休暇も取りやすいところはあるものの、全体的な取得率の向上は今後の課題と言えるでしょう。

やり甲斐や成長に対する口コミ・評判

さらにやり甲斐や成長に対する口コミ・評判も見ていきます。

海外拠点があるので、海外に興味のある方はいいと思います。また開発関係は得意先との業務ができるため、大変ですが、成長できる環境です。
NGに発生した際に、みんなで協力してOKになった際は、達成感が得られます。(Openworkより)

業務内容が自動車シートを手掛けるものなので、市場に流れるものが作ることができる。シートなので、街中で試乗をすれば完成品としてどんなものか触れられることにはやりがいがあると感じる。
しかし、海外向けの車種もあるので、作ったものが日本で流れるわけではない。そういうものは実際に自動車としてみる機会は少ない。(転職会議より)

年に一度、通信教育にて語学など任意のコースを受講できる。通信教育の成績が優秀であれば費用は会社負担となる。
海外に開発拠点、工場が複数あり、海外研修を受ける事ができる。
希望すれば海外赴任を経験することもできる。主な国は、アメリカ、中国、メキシコ、タイ、ベトナム。(転職会議より)

海外に拠点や工場がある分、自ら手を挙げれば海外赴任もしやすい環境になっているようですね。年に1度とは言え、通信教育が充実している点でも成長しやすいでしょう。

女性の働きやすさに対する口コミ・評判

女性の働きやすさについても一緒に見ていきます。

女性の管理職や主任が増えてきているので、以前よりは女性もキャリアを描きやすくなってきていると感じる。
また働き方改革を推進するグループでは、特に女性の働き方について検討している。(転職会議より)

部署ごとに異なると思う。会社も女性採用を推しているので近年女性の採用数は増えてきているが、増えているのは文系部署ばかり。なので生産技術系では、働きにくさはかなりあると思う。(Openworkより)

基本的に会社全体では女性採用に積極的で、管理職に女性を起用する例も増えてきているようですね。ただし部署によって差が見られるという声もあります。

会社の体質に対する口コミ・評判

最後に会社の体質に対する口コミ・評判もご紹介しましょう。

部署にもよりますがトップダウンが徹底されている。特に生産工場ではその傾向が強い。
役員以下、カーメーカーからの退職後の受け口として多くの人を受け入れており、その繋がりで一部のカーメーカーには発言力があるように思います。生産現場は意欲的に物事に取り組むが、スタッフのモチベーションがあまり高くない。(Openworkより)

普段から付き合いの多い部署では協力が得られ易いです。問題を起こしてしまった際には何度も助けて頂きました。
上司や先輩方についても不条理な要求については上層部と調整を行ってくれます。(転職会議より)

部署によりトップダウンにはなっているものの、チームワークは部署に関係なく強いようですね。問題発生時のサポートなどがしやすいと、働きやすさも増すでしょう。

タチエスに本気で転職したいのであれば転職エージェントの活用がおすすめ!

タチエスに本気で転職したいのであれば転職エージェントの活用がおすすめ!

タチエスで安定した待遇を得つつ、シート作りに打ち込みたいという人もいますよね。もし本気でタチエスに転職したいのであれば、転職エージェントの活用がおすすめです。

転職エージェントでは非公開も含めて多くの求人を抱えているため、応募できる機会も増やせます。加えてタチエスの選考に関する情報も得られるため、選考対策も立てやすいです。

もちろん応募書類や面接に対する助言なども得られます。エージェントのアドバイザーは豊富な経験を持っているため、転職準備で役立つでしょう。

数あるエージェントでおすすめなのがリクルートエージェントです。アドバイザーが優秀で、業界で最大規模の求人数を保有しているため、選ばれる業者の1つとして知られています。

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まとめ

今回は多くのメーカー向けにシート部品を供給しているタチエスへの転職について見てきました。平均年収は業界で低いものの、福利厚生やワークライフバランスは評判が良い方です。

有名な企業ということもあるため、同社への転職は難易度が高くなっています。中期経営計画などを通じて同社の独自性を把握し、自らの業務経験などと絡めて熱意を伝えるべきです。

加えてタチエスへの転職を成功させるには転職エージェントも利用すると良いでしょう。求人の多さで応募のチャンスが広がる上、同社に特化した対策を立てられます。

タチエスへの転職は競争相手が多いものの、しっかり対策すれば内定に繋がるでしょう。同社の事業内容などに興味が湧いたのであれば、応募を考えるのがおすすめです。

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この記事を書いた人

転職を複数回重ね、平均年収1000万円を超える大手企業からベンチャー企業まで経験してきました。転職や就職活動におけるノウハウや、仕事の悩み、ビジネススキルに関する情報まで幅広く発信していきます。

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