日本特殊陶業に転職するには?評判・将来性・就職難易度も紹介!

私たちの生活に欠かせない自動車も、エンジンがかからなければ役に立ちません。エンジンに欠かせないスパークフラグを製造していることで有名なのが日本特殊陶業です。

同社はスパークフラグで世界トップシェアで、年収などの待遇やワークライフバランスでも高い評判を誇ります。しかし人気が高い分、同社への転職は難易度が高いです。

スケールの大きい仕事や安定した待遇を魅力に感じて日本特殊陶業に目指したい人もいますよね。今回は日本特殊陶業への転職を実現する方法をご紹介しましょう。

今回の記事は以下の人におすすめとなっています。

  • 日本特殊陶業で世界を舞台に活躍したい人
  • 日本特殊陶業の安定的な環境に魅力を感じる人
  • 日本特殊陶業への転職に前向きになっている人
目次

スパークフラグで世界的に有名な日本特殊陶業とは

車のエンジンをかける際に欠かせないスパークフラグで有名な企業が日本特殊陶業です。スパークフラグで世界トップシェアを誇る同社は、年収など待遇面も充実しています。

加えてワークライフバランスが取りやすい上、意欲的な社員が働ける環境になっている点も特徴です。

日本特殊陶業の基本情報

まず日本特殊陶業の基本情報を見ていきましょう。詳細は以下の通りです。

会社名 日本特殊陶業株式会社
代表者 尾堂真一(代表取締役会長兼社長)
設立年月日 1936年10月26日
本社所在地 愛知県名古屋市瑞穂区
資本金 478億6,900万円
売上高(2020年3月時点) 4,260億円(連結)・3,032億円(単体)
従業員数(2020年3月時点) 16,430名(連結)・5,883名(単体)
社員の平均年齢 39.8歳

電線の絶縁体であるガイシで有名な日本碍子(がいし)のスパークフラグ部門が独立した会社です。同社のスパークフラグは「NGK」のブランドで知られ、世界中で使用されています。

戦前から続くメーカーとしても有名である上、従業員数は全体で16,000名以上で資本金も500億円近くに及ぶ大型企業です。加えて社員の平均年齢も40歳以下と若めと言えます。

スパークフラグや排気系センサのトップシェア企業

日本特殊陶業を代表する製品はスパークフラグです。創業以来の主力事業である上、世界中のほとんどの自動車メーカーで使われているほど知名度があります。

同社の事業に占めるスパークフラグの割合は全体の8割です。自動車部品の中でスパークフラグの製造などに携わりたい場合におすすめのメーカーでしょう。

また同社は排気系センサでも世界トップシェアを誇っています。スパークフラグとともに自動車の燃費や安全に不可欠な部品である分、車が使う人の生活を支える仕事ができるでしょう。

事業内容としてニューセラミック関連も展開中

日本特殊陶業は上記以外にもニューセラミック関連の製品も展開しています。ニューセラミックは次世代カーや環境エネルギー、医療現場など広範な分野で利用しやすいのが特徴です。

現在自動車業界は、自動運転や電気自動車などを中心とする変革の波が押し寄せています。100年に1度と言われる変革期への対応がメーカーの将来を決めるとされているほどです。

ニューセラミック関連製品は自動車業界の変化にも対応できる他、エネルギー産業や医療の場でも活躍しています。同社は将来性の面で安心できるでしょう。

売上や拠点の面から海外が非常に重要

日本特殊陶業にとって海外市場は非常に重要です。事業売上の8割は海外での売上である上に、アジアや欧米などに30ヶ所の海外拠点を設けています。

加えて人材面でも毎年1,000人程度の社員が海外出張に赴くほど、海外勤務のチャンスが多いです。また世界を舞台に活躍できる人材の育成も積極的に行っています。

将来的に世界を舞台に働きたい人や、自らの語学力などを活かしたい人にとって、日本特殊陶業は活躍する甲斐のある企業でしょう。

平均年収は675万円で福利厚生も充実

日本特殊陶業への転職に意欲的な人でも、同社の平均年収は非常に気になりますよね。2020年3月時点での平均年収は675万円です。マツダなど中堅完成メーカー並みとなっています。

ただ日本全体でいえば決して低い方ではありません。上場企業の平均630万円から見て約10%高いです。加えて給与所得平均436万円の1.5倍になっています。

なおボーナスについても非常に手厚く、基本給の5~6ヶ月分です。1年で120~200万円程度支給される分、年収を大きく引き上げています。

福利厚生面も以下の通り大手企業にふさわしい内容です。

  • 各種社会保険
  • 財形貯蓄
  • 持家融資
  • 持株会
  • 独身寮
  • 医療施設
  • 保養所
  • 契約リゾートクラブ・スポーツクラブ など

医療施設や保養所などもあるため、休暇の際にはのんびりと体を休められるでしょう。

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残業時間の短さや有給休暇の取りやすさもポイント

日本特殊陶業はワークライフバランスが取りやすい企業としても魅力的です。平均残業時間も月20~25時間と少ないため、定時退社もしやすくなっています。

また有給休暇についても、全社員で平均年15日取得しているほど休みやすい環境です。全社挙げて有給休暇取得を促進する取り組みに熱心である分、好きな時期に休めるでしょう。

年功序列が基本であるとともに意欲的な社員には働きやすい

最後に日本特殊陶業は基本的に年功序列の評価制度です。年収も勤続年数に合わせて上昇するため、真面目に勤務していれば安定した年収を得られます。

なお同社の平均勤続年数は17.2年であるため、入社後も長期的に働ける環境です。20年近く勤続すれば年収も入社時より大きく伸びるでしょう。

加えて意欲的な社員であれば大きな仕事も任せて貰える社風にもなっています。日本特殊陶業は安定した企業で大きな仕事をしてみたい人にもおすすめのメーカーです。

日本特殊陶業の転職選考に応募する上で知っておきたい4点

待遇などが安定していて、主体性があれば大きな仕事もできる日本特殊陶業に入社したい人もいるでしょう。もし転職選考に応募する場合、以下の4点は重要です。

中途採用求人は転職エージェント経由で応募

まず日本特殊陶業の中途採用求人は転職エージェント経由での応募が原則となります。公式サイトの採用情報を見ても、転職エージェントから応募する旨が書かれているだけです。

公式サイトから応募できない以上、同社の転職選考を受ける際は転職エージェントの利用が欠かせません。特に大手エージェントは非公開求人も比較的多い点でおすすめです。

歴史ある大企業であるために転職難易度は高い

次に日本特殊陶業の転職難易度は高めになっています。同社が1世紀近くの歴史がある安定した大企業であるためです。売上高の高さや勤続年数の長さ、上場企業であることも理由と言えます。

以上の理由から、同社は長期的に安泰な大企業というイメージが強いです。安定志向の志望者が多く応募してくる分、内定を巡って競争が激化するでしょう。

転職難易度が高い分、書類選考の段階から十分な準備が必要になります。

大卒以上の学歴の採用率が高い

さらに日本特殊陶業は、大卒以上の学歴を持っている人を採用する可能性が高いです。優秀な人材を求めている分、学歴に基づいて院卒者や大卒者を多く採用する傾向にあります。

特に総合職については高学歴の人を多く採用しやすいです。もし高卒や専門学校卒で日本特殊陶業を狙う場合は、製造現場を担う技能職などを狙うと内定に近づきやすいでしょう。

採用大学も有名大が多い

また大卒以上でも有名大出身者ほど採用可能性が高くなりがちです。新卒採用ページに書かれている採用大学を参考にすると、有名な国公立大学や私立大学が名を連ねています。

もし学歴をフル活用できる場合であれば、日本特殊陶業に入社できる可能性も高められるでしょう。ただ熱意や目を見張る業務経験をアピールする方がより重要と言えます。

選考は書類選考と2・3回程度の面接が中心

最後に転職選考は、書類選考と複数回の面接が中心です。書類選考で不合格になるケースも多いため、応募書類に書く志望動機や職務経験などは人事担当者に伝わりやすいようにします。

面接は回数は2・3回程度で、当初は人事担当者と配属予定部署の責任者が面接官です。最終面接では役員が質問するため、夢や熱意を語ると良いでしょう。

日本特殊陶業の転職選考を突破するためのポイント5つ

実際に日本特殊陶業の転職選考を受けることになった場合、内定を得るためのコツがあれば知りたいですよね。同社の選考で是非意識していただきたいのが以下の5点です。

求める人材は日特ウェイに共感・実践できる人

まず求められる人材が、日特ウェイに共感・実践できる人となります。基本姿勢の「良品主義・総員参加」と、価値観の「至誠信実・独立自営・四海兄弟・素志貫徹」が柱です。

日特ウェイの考え方に沿って求める人材像を整理すると、「コミュニケーション力・主体性・協調性を持って仕事に打ち込める人材」になります。

チームワークや主体性を発揮して仕事で成果を出した経験や、逆にうまくいかなかった経験をエピソードとして日特ウェイへの理解や決意を伝えると良いでしょう。

企業理念・中期経営計画などを軸に企業研究などを行う

また同社の企業研究では、企業理念や中期経営計画などを軸に行うべきです。

企業理念は以下の3つで構成されています。

  • 存在意義:最善の技術と蓄積した経験を活かし、世界の人々に新たな価値を提案します。
  • 経営姿勢:社員の個性と能力を活かす環境を整え、総力を結集して信頼に基づく経営を行います。
  • 行動指針:絶えず前進します!何がベストなのかを常に考え、スピーディーに行動します。

以上の3つから向上心や成長、行動力を大切にする姿勢と言えるでしょう。

合わせて同社の中期経営計画や長期経営計画も企業研究で非常に役立ちます。既存事業の強化や新規事業の創出、強固な経営地盤の構築が柱です。

企業研究を踏まえて、自分の業務経験・スキルで企業理念の実践や中期経営計画の達成に向けてしたいことを伝えると良いでしょう。

日本ガイシやノリタケカンパニーなどの他社研究も一緒に行う

自己分析や企業研究に加えて、他社研究も重要です。日本特殊陶業の選考では、日本ガイシやノリタケカンパニーなど似た製品を作るメーカーが対象になります。

他社研究を行うのは、面接で良く聞かれる「当社を選んだ理由」にきちんと答えられるようになるためです。質問への回答を通じて面接官は応募者の熱意を試そうとします。

質問にきちんと答えるためにも、日本ガイシなどとの違いや独自の強みを把握することが重要です。そして日本特殊陶業に是非入社したい理由に仕上げていきます。

入社したい熱い気持ちを伝える上でも、競合他社の研究は欠かせないでしょう。

面接ではごく一般的な質問が聞かれやすい

日本特殊陶業の転職面接では、主に一般的な質問が聞かれます。志望動機や今までの成功・失敗体験、同社を選んだ理由などです。

逆に言えば回答に困るような質問はされません。事前にしっかり練習して面接慣れしておけば、当日は自分の思いをスムーズに伝えられるでしょう。

和やかな雰囲気で進むためにコミュニケーション力も試される

なお面接自体は和やかな雰囲気で進みます。ただ和やかな雰囲気で本音を伝えやすい分、面接官はコミュニケーション力を試す意図がある点が重要です。

質問に対して的確に返せるかや気持ち良く伝えられるかなどが見られます。コミュニケーション力についても事前の練習で鍛えられるため、模擬面接を多くこなすと良いです。

海外駐在への前向きさや語学力も鍵になる

最後に日本特殊陶業の転職選考では、海外駐在への前向きさや語学力も内定への鍵になります。同社は海外拠点が多い上に、海外駐在のチャンスにも恵まれているためです。

会社自体も海外で活躍できる人材を多く求めています。加えて転職面接では即戦力が求められる分、語学力や海外経験を持つ人であれば重宝するでしょう。

もし海外駐在について質問されたら、最低でもポジティブな気持ちを伝えるのがおすすめです。海外駐在を通じてなりたい姿を伝えるとなお良いでしょう。

転職先としての日本特殊陶業にまつわる口コミ・評判を紹介!

日本特殊陶業への転職を考える際、実際の職場環境が気になる人もいますよね。同社の内部事情を知るには、社員が残している口コミや評判を参考にするのがおすすめです。

待遇やワークライフバランスなどに分けて、同社に対する口コミ・評判を見ていきましょう。

給料や福利厚生などの待遇にまつわる口コミ・評判

まず給料や福利厚生など待遇面の口コミ・評判をご紹介します。

月給が少なく、手当も勤続年数と共に減るため、賞与に頼る方が多いです。
昇給は毎年ありますが、自身の頑張りで飛躍的に上がる訳ではなく、年功序列の色が強いです。(Openworkより)

年収は悪くない。特に会社全体の業績が悪くない限りボーナスの金額は大きい。
残業代も残業した分はしっかりと支払われる。
近年評価制度がアップデートされ、仕組みとしては透明性が増した。(転職会議より)

福利厚生はいろんな制度があり学びたい環境は整理されてますし、そのための補助は会社負担となっています。
また運動するための設備もあり、健康診断でメタボと判定された人はジムに通うこともできます。(転職会議より)

年収の中でもボーナスが占める割合が大きいようですね。基本給が低くても十分なボーナスが貰えれば年収面で満足しやすいでしょう。

福利厚生面も充実しており、特に健康面で十分配慮できそうですね。

ワークライフバランスに対する口コミ・評判

次にワークライフバランスに対する口コミ・評判をご紹介します。

在宅勤務制度、プレミアムフライデー、毎週の定時退社日、深夜残業の管理など就業体系についてはライフバランスを取りやすい会社であると感じる。
有給休暇取得についても、取得日数管理が実施されており、計画取得しやすい方である。(Openworkより)

有給が取りやすい雰囲気で、組合担当者が上司に働きかけて、毎月の取得率を共有している。毎月の共有会議はかなり促進活動に繋がっている。(転職会議より)

在宅勤務制度を始めとして、ワークライフバランスが取りやすい仕組みが充実しているようですね。有給休暇を取得しやすい環境である点も大きな要素と言えるでしょう。

やり甲斐や成長に対する口コミ・評判

さらにやり甲斐や成長に対する口コミ・評判も見ていきます。

責任ある仕事は任され、一つ一つの仕事としてはやりがいがある。(Openworkより)

配属部署によるが、シェアの高い製品を世界中に販売できることが面白みだと思う。ただし、同じ営業でも様々な内容に部署が分かれているため、部署によってやりがいや満足度は大きく異なっている。(転職会議より)

社内研修充実している。キャリアも自己が受けた研修やtoeicなどがポータルサイト登録されており管理しやすい。そこで、研修の登録も可能。(転職会議より)

世界に誇れる製品を扱っていたり大きな仕事を任せて貰えたりする分、働き甲斐がある企業と言えるようですね。部署によりやり甲斐に差があるのは気になるところでしょう。

研修も過去に受けた分などを管理出来ている分、計画的に自身を成長できますね。

女性の働きやすさに対する口コミ・評判

女性の働きやすさに対する口コミ・評判も見ていきましょう。

女性は大切にしてもらえますし、残業もほとんどしなくても良かったので、趣味の習い事に通うことができましたし、結婚しても働きやすいのではないかと思います。
一般職しか経験が無いので総合職のことは分からないです。(転職会議より)

休みが取りやすく、女性も十分に活躍できます。ただ、女性の役職者を増やしているようでしたがまだまだ男中心の様に感じられました(女性役職者はほんの数人)。(Openworkより)

女性が活躍できる場が多く、結婚しても働きやすいというのは魅力的ですよね。女性役員の数がまだまだ少なめというのは、今後の課題と言えるでしょう。

会社の体質に対する口コミ・評判

最後に会社の体質についても見ていきます。

体質が古く保守的。一方で変わろうという意識はあるが、体質脱却ができていないため意思決定が遅い。組合が強いこと、従業員を大事にしようという姿勢は大変評価できる。(Openworkより)

上司の言うことに従っていれば上に行ける。体育会系で上の指示に従うことに違和感を持たない人はおススメ。(転職会議より)

保守的で体育会系な体質が特徴であるとともに、変化への足かせになっているようですね。一方で従業員を大切にする姿勢もあるため、安心できるでしょう。

日本特殊陶業に本気で転職したいのであれば転職エージェントの活用がおすすめ!

日本特殊陶業に本気で転職したいのであれば転職エージェントの活用がおすすめ!

世界的に有名な製品に関われる点や待遇が良い点などを魅力的に感じて、日本特殊陶業への転職に前向きな人もいますよね。もし同社に転職したい場合は、転職エージェントの利用が欠かせません。

転職エージェント経由でのみ応募できるだけではなく、様々なメリットがあるためです。求人数に応じて応募の機会がある点や日本特殊陶業に特化した対策ができる点などが挙げられます。

特にリクルートエージェントは、業界最大の求人数や転職活動者に広く支持されている点でおすすめです。リクルートエージェントを中心に複数登録して選考に臨むと良いでしょう。

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まとめ

今回はスパークフラグで非常に有名な日本特殊陶業への転職について見てきました。スパークフラグや排気系センサで世界トップシェアになっている上、安定した待遇で人気があります。

同社は将来的に安定性があるとみなされている分、転職難易度が高いです。日特ウェイや中期経営計画などを参考にしつつ、選考への準備を進めると良いでしょう。

加えて転職エージェントの利用も欠かせません。リクルートエージェントなど大手の業者に複数登録した上で選考に臨むのがおすすめです。

入社できれば世界を舞台に活躍したり、待遇の良い落ち着いた環境に身を置いたりできます。少しでも気になったのであれば、是非日本特殊陶業に応募してみると良いでしょう。

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この記事を書いた人

転職を複数回重ね、平均年収1000万円を超える大手企業からベンチャー企業まで経験してきました。転職や就職活動におけるノウハウや、仕事の悩み、ビジネススキルに関する情報まで幅広く発信していきます。

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