「志望動機なんてねーよ」でも大丈夫!志望動機を上手に作る方法!

就職や転職に向けて色々対策を立てる中、比較的ぶつかりがちな問題が志望動機の作り方です。実際本音で「志望動機なんてねーよ」と心の中で絶叫する人もいますよね。

志望動機が志望先の会社に熱意を示すために欠かせないと分かっていても、効果的な作り方で悩む人もいるでしょう。今回は志望動機を上手に作る方法を見ていきます。

なお今回の記事は、以下の人におすすめです。

  • 現時点でエントリー先への志望動機が浮かばない人
  • 効果的な志望動機の作り方を知りたい人
  • 就職活動が初めてで、志望動機の作り方が良く分からない人
目次

新卒での就活や転職活動で「志望動機なんてねーよ」になる理由4つ

新卒での就活や転職活動で「志望動機なんてねーよ」になる理由4つ

志望動機は就職活動や転職活動の際、必ず求められるものです。しかし実際に作る際、「志望動機なんてねーよ」という気持ちになりやすく、うまくまとめられない場合も多いですよね。

上記のような気持ちに陥りやすい原因は色々とあります。主に以下の4つです。

多くの人にとって生活などが理由であるため

まず多くの人にとって生活などが本当の理由である点が挙げられます。就職を目指す人にとっては、無難に食べていくことが目的というケースが多いです。

他にも働きやすさや福利厚生の充実度を理由にする人もいるでしょう。一方で模範解答に良く見られる企業理念やビジョンへの共感を挙げる人は、むしろ少ないです。

就活生などが本音では生活など待遇面を目的にしている分、深みのある内容にしにくいと言えます。

企業研究が十分ではないため

またエントリー先に対する研究や理解が十分ではない点も主な理由です。企業研究は志望先について良く知るために欠かせない作業と言えます。

事業内容や強みなどをあまり知らないと、「なぜこの会社に行きたいのか」をイメージしにくいです。まずエントリー先を少しずつ理解していくと良いでしょう。

自分が働くイメージが湧かないため

さらに自分が実際に働くイメージが湧かないことも挙げられます。特に新卒学生の場合は、正社員として働いた経験がほぼ皆無である分、応募の目的を考えづらいです。

想像しにくい場合は、親やOB・OGなど社会人経験がある人に仕事の楽しい点や苦労する点などを聞いてみると良いでしょう。話を聞くだけでもある程度頭に浮かびやすいです。

エントリー先企業に興味が湧かないため

エントリー先に対して興味が湧かないことも原因になります。興味が持てない場合、エントリー先の選考に対して真剣になりづらいでしょう。

興味が湧かない場合についても企業研究が解決策です。ただ興味が湧かないままでは調べる気力が出てこないため、簡単に社名の由来や事業について調べても良いでしょう。

もし少し調べても興味が湧きにくい場合は、より興味を持てる別企業の選考対策に時間を使う方がおすすめです。

就活・転職活動で志望動機が必要な理由4つ

就活・転職活動で志望動機が必要な理由4つ

就活などで志望動機は必ず考えるべきとされています。ただ選考対策をしている時に、なんとなく「なぜわざわざ考えないといけないのか」と思う人もいますよね。

確かに自己分析などの時間も必要である分、想像以上に手間が掛かります。ただ採用担当にとって志望の理由は、次の4つの点から知りたい点です。

会社側が自社に合う人材を求めているため

まず会社側が自社に合う人材を求めている点が挙げられます。応募者の相性を見極めによって、「本当にうちの社員として迎えて良いか」を判断するためです。

具体的に会社側は明確な目標を持ち、かつ会社のビジョンと合致する人材を求めています。優先度が高い企業に応募する場合は、「そこでなければできないこと」を盛り込むべきです。

逆に他社でもできることを盛り込むと、面接官から本気度の高さを疑われます。事前に綿密な企業研究を通じて準備しておくと良いでしょう。

長期間働いてくれる人材が欲しいため

また会社としては、志望してくる人に長期間働いてほしいとも考えています。長期間働いて貰う方が、将来会社を背負って立つ人材として育成する甲斐があるためです。

一方会社員の中には、ミスマッチなどが原因で比較的早く辞めてしまう人も相次いでいます。会社側としては、社員の離脱で発生する人件費や労力の無駄を発生させたくないのが本音です。

できるだけ長期的に働いて貰いたいために、志望動機を確認することで本気度を試すのが狙いになっています。

応募者の人となりが知りたいため

さらに応募者の人となりが知りたい点も重要です。せっかく長く働いて貰うのであれば、「極力一緒に働けるのかを是非確認しておきたい」というのが採用側の意図と言えます。

志望動機を上手に伝える際は、志望に至ったエピソードを盛り込まれるのが一般的です。エピソードを通じて見えてくる応募者の性格や価値観から、会社側は無難であるか判断します。

志望動機は一見シンプルに伝えれば良さそうに見えるものです。ただ自分のことを面接官に知って貰えるように、詳細なエピソードを盛り込むと良いでしょう。

応募者の熱意や志望度を知りたいため

最後に応募者の熱意や志望度を知りたい意図もあります。本気度などが低い人間を採用すると、入社後の早めに辞められたり成長が見込めなかったりするなどデメリットが多いためです。

加えて会社の仕事は基本的にチームで行う分、やる気のない社員がいるだけでも業務に支障が出ます。極力長期にわたって一緒に働くのであれば、熱意ある社員を採用したいのが企業側の思いです。

会社側は志望動機の明確さを通じて、応募者の本気度の高さを推し量ろうとします。

「志望動機なんてねーよ」の状態から脱する方法4つ

「志望動機なんてねーよ」の状態から脱する方法4つ

就職活動などで重要と理解しても、「志望動機なんてねーよ」の状態から脱しなければ手の打ちようがありませんよね。

以上の状態を脱するには、作り方のコツを押さえると良いでしょう。主に以下の4点です。

志望動機が作れない企業についてはエントリーを辞める

まず志望の動機を作れない企業については、エントリーを辞めるべきでしょう。いくら研究を重ねても応募の理由が浮かばない場合、本音ではエントリーに前向きになれないためです。

無理に作っても、面接官の心に響かない内容になる可能性があります。もちろん心に響かない場合、確実に不採用となるでしょう。

就職活動での手間を省く意味でも、志望動機を作りにくい企業についてはひとまずエントリーをあきらめるのがおすすめです。むしろ興味ある会社への対策に時間を掛ける方が建設的と言えます。

OB・OG訪問やインターンを活用する

次にOB・OG訪問やインターンを活用するのがコツです。短い期間でも実際に社員と一緒に働くことで、職場の雰囲気や実情を肌で感じられます。「働くこと」の意味を経験で理解できるでしょう。

加えて働いている社員の体験談に耳を傾けることも役立ちます。彼らが普段感じているやりがいや仕事の大変さを知れば、より説得力のある志望動機を作れるでしょう。

なおインターンなどは大学1年生でも参加できるケースが多いです。早めに興味を持っている会社があれば、来たる就活への対策の意味で参加してみると良いでしょう。

自分が会社選びで重視する条件を決める

さらに自分が会社選びで重視する条件を決めておくのもおすすめです。自分にとって譲れない条件をいくつか決めておけば、志望動機作りにも役立ちます。

具体的な条件が好きなことや得意な分野、継続できたことなどです。譲れない条件を軸に作る際、条件を決めたきっかけや会社を選んだ理由、スキル・経験を結びつけるとより作りやすくなります。

将来なりたい姿から志望動機を考えていく

将来なりたい姿から考えるのもおすすめの方法です。自分が将来社会人として活躍したい姿を想像した上で、実現できる業界や企業を絞り込んでいきます。

企業選びまで終えたら、企業の持ち味・魅力と自分が将来なりたい姿を結び付けて作ると良いでしょう。特になりたい姿に近付くために積みたい経験を伝えると説得力が増します。

企業理念や求める人物像の活用もおすすめ

なお企業が示している企業理念や求める人物像から作るのも手です。企業理念などはすでに示されている分、合わせる形で肉付けすればある程度楽に作れるでしょう。

ただし企業理念などから作る方法は負担が軽い分、多くの人が利用しやすいです。普通に作るだけでは模範解答の真似に見えて、人となりなどをアピールできないでしょう。

独自性を出すには、今までの歩みなど自身のエピソードを盛り込むことがおすすめです。エピソードと企業理念をうまく結び付けると、ライバルと差が付けられます。

「志望動機なんてねーよ」の状態から志望動機を作る方法5つ

「志望動機なんてねーよ」の状態から志望動機を作る方法5つ

現時点で「志望動機なんてねーよ」という気持ちが強く、中々説得力のあるものが作れない人もいますよね。実は今からでも採用担当者に熱意を伝えられる作り方もあります。

主に以下の5つに沿って作れば、選考で役立つでしょう。

業界を志望する理由を最初に考える

まずは業界を志望する理由を考えてみるところからです。一見企業を先に選べば良いように見えるものの、実際には先に業界を志望する理由を考えた方が組み立てやすくなります。

具体的には「業界で何がしたいのか」を明確にすることです。同じ業界でも会社の強みが多種多様である分、業界を志望する理由を先に持ってくると筋を通せます。

業界に数多くある会社から志望先企業を選んだ理由を考える

業界を志望する理由を明らかにしたら、次は業界各社から志望先を選んだ理由を考える段階です。同じ業界でも活躍している会社が多い分、志望先を選んだ理由は熱意のアピールにも繋がります。

企業研究を通じて他社と異なる独自の強みや魅力を把握する点がコツです。そして自分のビジョンが志望企業でなければできないことを証明する流れにしていきます。

自分が志望するきっかけになったエピソードを盛り込む

さらに自分が志望するきっかけになったエピソードも必要です。単純に業界や企業を志望した理由を伝えるだけでは、採用担当も応募者の熱意や本気度を感じにくいでしょう。

エピソードを盛り込むことは説得力ある形に肉付けしていくとともに、今までの歩みをも伝えることです。自らの経験が込められている分、オリジナリティも出せるでしょう。

オリジナリティを出して「御社でなければならない」形に仕上げれば、本気度の強さを示せるようになります。

分かりやすく伝えられるように工夫を凝らす

エピソードも盛り込んで形が整ってきたら、分かりやすく伝えられる工夫も必要です。思いが熱くてもうまく伝わらなければ、面接官も理解できないでしょう。

分かりやすく伝えるための方法でおすすめなのがPREP法です。結論・理由・具体例・結論の順に伝える方法で、論理的なアピールの方法として定評があります。

慣れないうちは使いこなせなくても、授業レポートなどを通じて習慣づければ就職活動でも役立つでしょう。

就職・転職エージェントの助けを借りて推敲する

志望動機を作る際は、就職・転職エージェントなどプロの助けを借りるのもおすすめです。1人で作る場合に比べれば、客観的な目で補足すべき部分やもっとアピールできる部分が見つかります。

加えてキャリア関係のプロであれば専門知識や経験も豊富である分、より採用担当が理解や納得のしやすい形に仕上げやすいです。プロの助けで推敲すれば選考通過率も高められます。

志望動機の例文を紹介

志望動機の例文を紹介

最後に例文についてもご紹介しておきましょう。旅行業界の例と公務員(市役所職員)の例をご紹介します。

旅行会社の仕事を通じて、お客様に安心しながら一生忘れられない思い出を作っていただけるようお手伝いしたいと考え、旅行業界を志望しました。

大学2年生の夏休みにパックツアーでベトナムに行きました。初めて行く海外で人一倍不安に感じていましたが、旅行会社の方に色々と気遣っていただいたおかげで期間中楽しく旅行できました。その旅の途中で添乗員の方が旅行客が安心して楽しめるように全力を注いでいる姿を見てきました。

4年間の学生生活で何度も旅行に出かける中、御社のツアーも利用したことがあります。定番のコースだけではなく普段ガイドブックに載らないような場所や魅力をもしっかり押さえられている分、お客様にとって忘れられない思い出を作る場を提供できるのではと思い、御社を志望しました。

自分が生まれ育った故郷である○○市の魅力を発信する点から、職員として貢献したいと考えたためです。

私は幼少期から古い建物が好きで、市内に多く残る古い建物を見て回ってはその歴史や技術の深さなどに魅了されてきました。加えて高校を卒業するまでに過ごしてきたため、○○市なしに今の自分はないとも思っています。

大学でも歴史学を専攻し、現在執筆中の卒業論文でも○○市の古民家の活用をテーマとしています。市内に残る古い文化財をテーマに市の魅力を発信すれば、○○市を訪れる人も増えて、より活気ある地域になると考えました。私は今まで大学などで学んだことを還元する意味で、○○市の職員を志望します。

まとめ

今回は「志望動機なんてねーよ」な状態への対処法を見てきました。志望動機は就職活動で必ず問われる点であるため、避けては通れません。

実際に作成する際は、業界の志望理由を先に考えた後でエントリー先の会社を選んだ理由を考えます。そしてエピソードを盛り込んで伝わる形にし、プロに添削して貰うのがおすすめです。

選考で最も重要な部分である分、志望動機は作るのに労力が掛かります。しかし順序に沿っていけば、比較的作りやすいでしょう。

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この記事を書いた人

転職で大手企業からベンチャー企業まで経験してきました。仕事の小さな悩みから、転職に関する細かい情報まで発信していきます。

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