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油圧機器大手KYB(カヤバ工業)の転職を解説!将来性や評判も紹介

KYB(カヤバ工業)は国内でも屈指の大手油圧機器メーカーです。油圧機器以外にもさまざまな製品を手掛けている上、世界でも活躍できるために入社したい人もいますよね。

同社は平均勤続年数が長いなどの理由から転職難易度が高いです。転職難易度の高い同社への選考対策として何をすれば良いか気になるでしょう。

今回はKYBへの転職対策を、同社の評判とともにご紹介します。今回の記事は以下の人におすすめです。

  • KYBで油圧機器や特装車に携わりたい人
  • KYBの仕事を通じて世界で活躍したい人
  • KYBについて知り、有効な転職対策を行いたい人
目次

国内大手の油圧機器メーカー・KYB(カヤバ工業)とは

KYB(カヤバ工業)は国内油圧機器メーカーでも大手として有名です。自動車業界の転職を目指す人の中には、油圧機器の開発・製造に携われるKYBを狙う人もいるでしょう。

KYBへの転職を目指すのであれば、同社の基本情報や特徴を知ることが大切です。以下の各点で同社の事業内容や待遇などを見ていきましょう。

KYBの基本情報を紹介

最初にKYBの基本情報についてご紹介します。売上高などの情報を見ていくと以下の通りです。

会社名 KYB株式会社
代表者 大野雅生(代表取締役社長)
設立年月日 1935年3月
本社所在地 東京都港区
資本金 276億4,700万円
売上高(2020年3月時点) 3,815億円(連結)・1,971億円(単独)
従業員数(2020年3月時点) 14,802名(連結)・4,018名(単独)
社員の平均年齢 37.8歳

KYBの創業は戦前の1935年であるため、数十年にわたって事業を継続してきた企業と言えます。売上高も単独で約2,000億円、従業員数も約4,000名に及ぶ規模です。

長年にわたって安定して運営されてきた企業であるため、特に安定志向の人にとっては魅力と言えるでしょう。

自動車や航空機の油圧機器や特装車車両などを開発・製造

KYBの主な事業は、自動車や航空機などの油圧機器の開発・製造です。自動車に限れば、国内の代表的な完成車メーカー各社や建設機器各社に部品供給しています。

特に振動を和らげるショックアブソーバーは、同社が誇る代表的な製品です。国内でもトップシェアを誇る上に、世界的に見ても上位のシェアを誇っています。

油圧機器以外にも、ミキサー車などの特装車車両や農業機械なども事業内容です。様々な機器の製造に携われる点もKYBの特徴と言えるでしょう。

中国やアメリカなど24ヶ国に海外拠点

KYBは海外拠点が多いメーカーとしても有名です。中国やアメリカなど24か国に海外拠点を持っており、海外出張の機会も多くあります。

人事関係でも世界を舞台に活躍できる人材の育成が重要なテーマです。50コース以上の技術者教育に加え、語学や異文化対応を一通り学べる研修コースもあります。

海外に出たい人や、世界を舞台にスケールの大きい仕事をしたい人にはおすすめのメーカーです。

売上高や従業員数の面から将来性があると言える

KYBへの転職を検討する際、長期的に勤務するために将来性が気になる人もいますよね。同社は売上高や従業員数から見て将来性があります。

単体では上記のような売上高や従業員数である一方、グループ全体では売上高で約4,000億円・従業員数で約1.4万人と巨大な規模です。取引先も大手企業が多いことも含めれば、将来性に優れていると言えます。

平均年収は613万円で福利厚生も充実

KYBの社員として働く場合、待遇関係の情報は最も気になる内容です。同社社員の平均年収は2020年3月時点で613万円となっています。上場企業の平均630万円より少し低い数字です。

ただ給与所得平均436万円の約1.4倍となっている分、一般の企業に比べれば高い水準の年収を貰えるでしょう。ボーナスも約5ヶ月分と手厚く、平均年収から換算すると支給額は約200万円です。

福利厚生も充実した内容になっています。詳細は以下の通りです。

  • 独身寮・社宅
  • 財形住宅貯蓄
  • 契約リゾート
  • 社員持株会制度
  • 企業年金
  • 自動車購入資金貸付制度
  • 共済会
  • 各種社会保険 など

財形住宅貯蓄や自動車購入資金貸付制度など、長期的なライフスタイルを考える上でおすすめな内容も含まれています。

残業時間などワークライフバランスも取りやすい

KYBに転職した際、プライベートも充実できるか気になりますよね。KYBの場合は残業時間などを中心にワークライフバランスが取りやすい環境です。

残業時間は月平均20時間前後となっています。自動車業界各メーカーの中でも短い方で、事務職など現場から離れた部門であれば定時退社もしやすいです。

有給休暇も繁忙期を除けば、製造現場でも月1日程度で取れます。年末年始やお盆などの長期休暇も充実しているため、年間を通じてじっくり体を休めやすいです。

なお同社の平均勤続年数は15.8年で、業界平均の16.1年とほぼ同じ水準になっています。残業時間の短さなどが長期的に勤務しやすい理由と言えるでしょう。

安定と中途採用者の活躍しやすさを兼ね備えた社風

KYBの社風は安定と中途採用者の活躍のしやすさを備えている点が特徴です。評価制度は基本的に年功序列であるため、一度昇給すると余程大きな失態を犯さなければ減給になりません。

加えて立場に関係なく意見を言いやすい風通しの良さや、若くても責任ある仕事を任せて貰える点も特徴です。予め明確なビジョンを持っておくと、より意欲的に仕事できます。

さらに同社は中途採用者が活躍しやすい企業としても有名です。面接などで優れた業務経験やスキルをアピールできれば、配属部署でもいかんなく発揮できるでしょう。

KYBの転職選考を受ける際に意識しておきたいポイント5点

KYBの特徴などを見てきて、同社の転職選考への応募を考える人もいますよね。もしKYBの選考を受けるのであれば、以下に挙げる5つのポイントは是非理解しておくと良いでしょう。

KYBの転職難易度は高い

KYBへの転職に際して、選考の難易度が高いのか気になる人もいますよね。KYBについては転職難易度が高いと言えます。

同社が数十年にわたって運営されている点や平均年収が一般企業以上に高い点、平均勤続年数が長い点などが主な理由です。加えて中途採用求人が新卒採用ほど多くない点も挙げられます。

以上のような理由から、KYBへの転職難易度は高めです。転職選考を受ける際は、時間に余裕を持ってしっかり準備する必要があります。

中途採用求人では多くの職種で募集

KYBの中途採用求人で募集されている職種は多いです。技術部門で6種類、営業部門で4種類、事務部門で6種類が募集されています。

2021年3月段階で公式サイトでの募集はないものの、随時募集している上に対象職種も多い分、応募の機会が出てくるでしょう。日頃から公式サイトのチェックは欠かせません。

中途採用求人を探す際は転職エージェントの非公開求人も利用する

加えてKYBで中途採用求人を探す際は、転職エージェントの非公開求人も利用するべきです。

公式サイトで探すだけでは募集が見つからないケースも多々あります。加えて転職エージェントの公開求人でも数に限りがある上、誰もが募集できるために競争率も高いです。

一方転職エージェントの非公開求人であればKYB側が独自に募集している分、登録していれば競争率が低い状態で応募できます。求人数も多いために安心して選考を受けられるでしょう。

求める人材像は責任感と自立性を備えた人

KYBの転職選考を受ける場合、同社が求めている人材像を把握することも大切です。同社では「責任感と自立性を備えた人」を求めています。

新卒採用ページの「よくある質問」で求める人物像に触れられており、内容は以下の通りです。

特に「こういった人物」という枠は設けておりませんが、責任感があり、自立的に考え、行動できる方に入社していただきたいと考えています。

(参考:「KYB株式会社 新卒採用 よくある質問」)

責任感と主体性を持って考えたり行動したりできる人が会社の求める人物と考えて良いでしょう。転職選考でも責任感や主体性の面から自己PRするのがおすすめです。

選考は書類選考と面接が中心

最後に選考の流れは、書類選考と面接が中心になります。キャリア採用ページにも明記されており、特に書類選考後の一次面接では、筆記試験・適性検査がほぼ同時の開催です。

いずれにせよ、最初に書類選考を通過する必要があります。KYB自体が人気の企業である分、書類選考で不合格になる人も多いです。志望動機や自己PRの面で採用担当者の目を引くべきでしょう。

最後は役員による最終面接が行われます。明確な入社への意思に加えて、長期間勤続する姿勢や入社後にしたいこともしっかり伝えると良いでしょう。

KYBの転職選考を突破する際に心掛けたい点5つ

実際にKYBへの転職選考を受ける場合、効果的な対策があるのかは気になりますよね。同社の選考では、以下の5点が是非意識すべき点になります。

中期経営計画を軸に企業研究や自己分析を行うのが基本

KYBの転職選考対策で役立つのが、同社の中期経営計画です。そして選考対策では、中期経営計画を軸に企業研究や自己分析を行うのが基本となります。

同計画では今後の持続的な成長や収益基盤の安定化などを通じて、高収益体質を創り出すことが骨子です。独自の技術力に磨きをかけることやコスト対策も欠かせないでしょう。

選考でも事業内容とともに上記の計画への理解度が試されます。事前に熟読した上で、業務経験やスキルを用いて会社の収益力や競争力を高める方法を示すべきです。

油研工業や東京計器など他社研究も一緒に行う

またKYBのライバルである油研工業や東京計器などの研究も欠かせません。同業他社の研究は、KYBへの熱意を伝える上で非常に重要です。

具体的には他社研究を通じて、KYBの独自性や強みを把握を理解します。そして自分のスキルなどと照らし合わせて、KYBでしたいことやできることに落とし込むのがポイントです。

KYBの面接でも、同業他社の中から選んだ理由は必ず問われます。選んだ理由にしっかり答えられれば、KYBに対する熱意も伝わる分、内定に近づけるでしょう。

筆記試験や適性検査対策としてSPIなどの問題に慣れておく

一次面接と同時に行われる筆記試験や適性検査への対策として、SPIなどの問題に慣れておくことも大切です。面接の結果が良くても筆記試験などの成績が悪いと、不合格になる場合もあります。

SPIなどは問題集があれば慣れられるでしょう。当日は限られた時間の中で数多くの設問に答える必要があるため、日頃から時間を測りつつ練習するのがおすすめです。

なおSPI以外に玉手箱などの形式もあります。事前に転職エージェントで近年行われた選考の傾向を把握した上で対策を行うと良いでしょう。

面接では志望動機など一般的な質問が多く聞かれる

面接では志望動機や転職理由などの一般的な質問が多い傾向にあります。変わり種の質問はあまり聞かれない分、事前に十分練習すれば当日は緊張せずに臨めるでしょう。

面接の練習をする際は転職エージェントの模擬面接を利用するのがおすすめです。アドバイザーも経験豊富でKYBの傾向を把握している人が多い分、当日に近い対策ができます。

専門知識や英語力に関する質問にも注意を払う

なおKYBの面接では専門知識や英語力を問われる質問に注意が必要です。専門知識は特に技術系職種の選考で問われます。自身の業務経験を棚卸した上で、必要な知識を確認すると良いでしょう。

英語力も海外駐在の機会が多い分、面接で聞かれやすいです。もし英語力の高さをアピールできそうであれば、是非面接官に伝えるべきでしょう。

英語力に自信がない場合でも、今後意欲的に身に付けていく決意を伝えるのがコツです。

面接官によって雰囲気が異なる

最後にKYBの面接は、面接官によって雰囲気が違うことでも知られています。面接官によって和やかな雰囲気で進む場合もあれば、細かいところまで聞かれるケースもあるなど様々です。

中にはいわゆる圧迫面接になる可能性もあります。いずれにせよ、面接の練習をする際にはアドバイザーにも色々なパターンで質問して貰うようにするべきでしょう。

転職先としてのKYBにまつわる口コミ・評判を紹介!

KYBに転職した場合を考えて、本当に働きやすい環境なのかや待遇は良いのかなどは気になるところですよね。内部事情が気になる場合は、同社社員の声が非常に参考になります。

同社の待遇面やワークライフバランスなどに関する口コミ・評判をご紹介しましょう。

給料や福利厚生などの待遇にまつわる口コミ・評判

最初に給料など待遇面に関する口コミ・評判を見ていきます。

残業代を含めれば大卒の給与水準としては良い方だと思う。
特に転勤者については借上げ制度があるので額面以上に給与としては良いと思う。
部署にもよるが残業時間の管理ができておらず生活残業を行う人が多い印象。(Openworkより)

年功序列での昇格となっており、まじめに働いていれば安定している。
社会一般でいえば平均より少し上くらいの年収となっている。(転職会議より)

安くて駅から徒歩5分の社員寮があり、450円の食事を取る事が出来る。水道代・光熱費込みで月の個人負担で7500円で暮らす事が出来る。企業型確定拠出年金、財形貯蓄の制度も整っている。(転職会議より)

年収が平均以上の水準になっているという点で満足度は高いようですね。福利厚生面も社員寮の他、財形貯蓄などお金関係の制度があるため、財産設計もしやすいでしょう。

ワークライフバランスに対する口コミ・評判

次にワークライフバランス関係の口コミ・評判も見ていきます。

職場や時期により大きく異なるようだ。特に製造現場は景気の波もある。人事と組合が長時間労働の抑制や有休取得促進に力を入れており、こまめなフォローもあるため、極端な過重労働は起こりえない。サービス残業もない。(Openworkより)

間接部門は有給休暇はとてもとりやすい環境にあり、部署によっては前日に申請を出せばOKというところもある。また、時間休、フレックスもあり働き方を選びやすいと思う。(転職会議より)

会社と組合が一体になって働き方の改善を行っていることもあり、極端にきつい労働や残業はないようですね。有給休暇についても部署によって前日申請で休める点も魅力的と言えます。

やり甲斐や成長に対する口コミ・評判

さらに仕事のやり甲斐や成長に対する口コミ・評判もご紹介しましょう。

よくも悪くも自由に仕事ができる。そのため自分のやりたいように出来るので色んなことには挑戦できる。ただ、責任も自分が背負うことになるので、プレッシャーの日々が続くこともある。上司や先輩からのフォローも、ほとんど無いためシンドイ時もある。(Openworkより)

顧客は大手企業ばかりで、レベルが高い人が多く、勉強になることが多かった。海外を含めて出張が多く、旅行が好きな自分にはその点では苦ではなかった。(転職会議より)

社内講習や通信講座の案内や補助があるが基本的に個人の自由で取れる、しかし、業務が多すぎて、社内講習をキャンセルせざるを得ない場合も多々ある。(Openworkより)

裁量の大きさで自由に仕事できる点や大手企業の人と関わりやすい点など、仕事面でも良い刺激を得やすいようですね。社内講習が自由に取れる点も必要なスキルを得る上で役立つでしょう。

女性の働きやすさに対する口コミ・評判

KYBが女性にとって働きやすいのかについて気になる人もいますよね。以下の口コミを参考に見ていきます。

女性の正社員で長く務めている人が多い。20~30年以上正社員で働いている人が他社よりも多い印象である。福利厚生が充実しており、産休・育休を取得している人が多い。(転職会議より)

女性従業員の産休育休はとりやすい。しかし、昇進は非常に難しい。長時間労働が評価される風土にあるため、育児のために残業できない女性従業員は昇進のコースから外れてしまう。
ワークライフバランスを重視する人であれば、働きやすいのかもしれないが、昇進を目指す人には向いていないと感じた。(Openworkより)

家庭や育児などと仕事を両立したり、比較的長年にわたって働いたりする上で適した職場と言えますね。ただ昇進はしにくいという声もある分、出世重視の人には考えどころでしょう。

会社の体質に対する口コミ・評判

最後に会社の体質についても口コミ・評判をご紹介します。

若手でも責任の大きい仕事を任される環境にはあるが、悪くいうとキャパを越える仕事までやらされることもある。
基本的にのんびりした環境で、仕事をしてもしなくても一定の昇給はしていく。
会社の方針で解雇等はしないがその為、仕事をしない中年が多いので会社の将来性には多少の不安がある。(Openworkより)

穏やかな人が多い。
黙々と仕事をしていて無駄な会話も少ない。
若くても任される仕事が多い。(転職会議より)

ゆったりと落ち着いた環境であるおかげで、自分のペースを大切にしながら仕事に集中できる点が魅力のようですね。年功序列である一方で働かない社員がいる点は危機感の材料になるでしょう。

KYBに本気で転職したいのであれば転職エージェントの活用がおすすめ!

KYBの特徴や転職へのポイントなどを見てきて、実際に同社への応募を考えようとする人もいますよね。もし同社への転職を真剣に考えるのであれば、転職エージェントがおすすめです。

転職エージェントではアドバイザーの助けで選考対策ができる上、KYBの選考対策のノウハウも掴めます。加えて非公開求人も多い分、他のライバルと差を付けやすいです。

転職エージェントの中でもリクルートエージェントは、業界最大規模の求人数を誇っている点などで高い信頼性を誇ります。転職活動者にもっとも広く利用されている業者としても有名です。

まとめ

今回は油圧機器の大手として有名なKYBへの転職について見てきました。同社は油圧機器など様々な製品に携わっている上、海外で活躍できるチャンスも多いです。

同社は平均年収も一般企業より高い上、平均勤続年数も長いことから転職難易度も高くなっています。内定を得るには中期経営計画などを軸にした綿密な対策がポイントです。

KYBは面接で一般的な質問が多いものの、専門知識や英語力についても良く問われます。加えて面接官により雰囲気も様々であるため、何度も練習が必要でしょう。

KYBに入社できれば裁量の大きい業務や世界を舞台にした仕事ができます。興味が湧いたのであれば、是非応募してみるのもおすすめです。

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