仕事が辛い・辞めたい時の対策8つ!原因や円満退社の流れも解説!

仕事に携わっていると、多かれ少なかれストレスが溜まったり嫌な思いをしたりすることがありますよね。そして場合によって、「仕事が辛い」「仕事を辞めたい」と感じる人もいるでしょう。

もし仕事に対して辛い気持ちや辞めたい思いに駆られた時、打てる対策はいくつかあります。内容も仕事を続けるための方法もあれば、思い切って退職するという選択肢など様々です。

今回は仕事に対して辛くなったり辞めたくなったりした場合の対策を、円満退社の流れとともにご紹介します。今回の記事は以下の人におすすめです。

  • 仕事が辛すぎて、先々に対して絶望しか感じない人
  • 仕事を辛い・辞めたいという自分を見下しそうになっている人
  • 今の職場を無難に辞める方法を知りたい人
目次

仕事への辛い・辞めたい気持ちは決して甘えではない

仕事への辛い・辞めたい気持ちは決して甘えではない

日頃仕事をしていると多かれ少なかれ嫌なことがあって、辛い気持ちになる時はありますよね。中にはあまりにもネガティブな気持ちが強すぎて、「仕事を辞めたい」と思う人もいるでしょう。

ただ仕事に対する否定的な気持ちを口にすると、「ただの甘え」とか「根性がない」と言われる場合もあります。果たして仕事への辛い気持ちや辞めたい思いは甘えなのでしょうか。

実際に仕事に対してストレスを抱えている人は多い

実際仕事に対して何らかのストレスを抱えている人は多いです。調査媒体によって様々な結果が出ているものの、8割から9割程度の人が仕事にネガティブな気持ちを抱いています。

つまり仕事の中でネガティブになるのは決して珍しいことではないと言えるでしょう。そして後ろ向きになる原因には、職場環境の悪さや膨大な仕事量、待遇の悪さなど様々です。

もちろん人によって原因も色々と異なります。ただ仕事を辛く感じる原因や場面があまりにも多い分、職場や労働形態、職業などに関係なくストレスは身近な存在です。

「働きたくない」と思ったことがある人もごまんといる

仕事を否定的に感じている人の中には、「働きたくない」と思った覚えのある人もいるでしょう。実は「働きたくない」という感情も、仕事への辛さと同じく珍しいものではありません。

ある調査では、働くことにネガティブな気持ちを抱いた経験がある人が回答者の8割にも上りました。加えて全体の7割が、仕事を「生活していくための手段」と答えています。

上の結果から、「食べていくためにやむなく働いている」と考える人が圧倒的に多いです。ポジティブさが見出せないからこそ、働く意欲を失う人も多くなっています。

だからこそ仕事に辛さを感じたり働く意欲が下がったりすることは、ごく自然なこととです。仕事にネガティブな感情を抱く自分を見下す必要はありません。

仕事で辛い・辞めたいと思ってしまう原因7つ

仕事で辛い・辞めたいと思ってしまう原因7つ

仕事の中で辛い気持ちになったり辞めたくなったりする時、つい原因を考える人もいますよね。自分と向き合うためにも、仕事を否定的に感じる原因を知るのがおすすめです。

考えられるものとして、主に以下の7つがあります。

給料など待遇の悪さ

まず給料など待遇の悪さです。多くの人が食べていくために働いている以上、仕事量の割に給料などが低いとモチベーションが下がってしまいます。

給料が低いと、働きぶりが正当に評価されていない」と思いやすいです。努力が報われない分、やりがいも感じにくくなるため、仕事が苦痛に思えてきます。

職場の人間関係の悪さ

また職場での人間関係が悪さも、ネガティブな気持ちに直結しやすいです。会社で働く場合、複数人が1つのチームで動くことが非常に多い分、折り合いが悪いとストレスを強く感じます。

職場では上司や同僚と報連相などのコミュニケーションを交わす場面も非常に多いです。しかし普段から不仲な状態では、やり取りさえも苦痛に感じやすくなります。

相談などに対しても不安も持ってしまうため、人間関係の悪さも辛い原因の1つです。

長時間労働などの劣悪な労働条件

さらに長時間労働をはじめとする劣悪な労働条件も原因に数えられます。膨大な業務量や長時間の残業は、知らぬ間に心身をむしばむでしょう。

加えて休む暇もないと、業務に終わりも見えてきません。仕事について考えてばかりの状態に陥る分、心を落ち着けられないままに辛く思えてきます。

仕事内容が自分に合わない

今担当している業務の内容が合わないため、辛く思うケースも多いです。合わない仕事に取り組んでいると、押し付けられた思いや不満を抱くようになります。

押し付けられた思いが強いと、やる気が下がったり業務に否定的な態度になったりしがちです。やる気が湧いてこない分、辛く思うようになるでしょう。

特に今の職場で携わっている業種や職種が自分向きではない場合、部署の変更や転職しなければ根本的な解決に繋がりにくいです。

パワハラやセクハラなどハラスメントを受けている

パワハラやセクハラなどのハラスメントを受けていることも、仕事を辛く感じる原因になります。ハラスメントは心を深く傷つけるだけではなく、上司や同僚への不信にも繋がりやすいです。

被害を受けた側は、信じていた仕事仲間から裏切られた気持ちで落ち込んでしまいます。同時にいつまた被害を受けるかもわからない不安や恐怖にも襲われがちです。

恐怖心やストレスから落ち着く暇も持てないあまり、辛い気持ちが続いてしまいます。

会社の将来性や安定性に不安を感じている

会社の将来性や安定性に何らかの不安を抱いていることも原因になりやすいです。特に近年では有名企業が倒産するケースがあるなど、将来のことは全く予測できません。

会社の将来に不安を覚えると、自分自身の生活や収入源に対しても心配になります。不安になった上、会社の将来性にネガティブな気持ちを持つと、やる気も下がりやすいです。

また倒産以外にも、例えばAIなどの導入で業種のニーズがなくなることを考えると、自分が必要とされていないと思うでしょう。投げやりな気分になることでも仕事を辛く感じやすいです。

自分の非力さで落ち込んでしまっている

最後に自分の非力さで落ち込んでいることも、後ろ向きな気持ちになる原因に数えられます。仕事に取り組んでいれば、ミスや成果の不十分さに直面することも多いです。

特に真面目で責任感が強い人は完璧主義な一面もある分、些細なミスに対しても厳しくなります。自分に原因がある場合は自責の念に駆られやすい分、自己肯定感も低くなりやすいです。

仕事で辛い気持ちを放置した場合に起こること3つ

仕事で辛い気持ちを放置した場合に起こること3つ

仕事で辛い気持ちになることは、働いていれば誰にでもあります。そして仕事への辛い気持ちを放置すると、様々な悪影響が出てくるでしょう。

以下に挙げる3つの事態が考えられます。

仕事自体が嫌になる

まず仕事自体が嫌になるでしょう。仕事へのやる気を失ってしまう分、働くことに嫌気が差すためです。

仕事へのモチベーションが失われると、担当している業務に取り組んでいても、思うような成果が出てきません。一定の成果を出せないと評価や給料が下がったり、企業によっては解雇されたりします。

加えて働くことが嫌になると、自己肯定感や自信の喪失にも繋がるでしょう。結果的にますます自分を追い詰めてしまいかねません。

心身が疲弊する

また仕事への辛さに向き合わないと、心身の疲弊する原因にもなります。辛い気持ちがあるにもかかわらず、根性論などで無理に乗り越えようとすると心の余裕を失いやすいです。

心の余裕が失われると、苛立ちのあまり周りの人にも冷たく当たるようになります。結果として親しい人と距離ができてしまい、孤独に陥る原因にもなるでしょう。

加えて辛い気持ちを隠したまま長時間労働などを続けると、ストレスや過労で倒れるリスクにも直面します。最悪の場合、過労死の危険もあるために注意が必要です。

うつ病など精神疾患のリスクに直面する

さらに辛い気持ちを無視し続けると、うつ病など精神疾患のリスクに直面します。自分の正直な気持ちに向き合わないと、心が不安定になってしまうためです。

精神疾患にかかると、落ち着くまでに年単位の長い時間を掛けて療養する必要が出てきます。療養にはお金もかかるため、金銭面でも負担が大きくなるでしょう。

加えて家族と同居している場合は、面倒を見る家族にとっても負担が大きくなりがちです。精神疾患はデメリットが多いため、発症しないうちに正直な気持ちに向き合うと良いでしょう。

もし仕事が辛い・辞めたいと感じたときに対処する流れ4ステップ

もし仕事が辛い・辞めたいと感じたときに対処する流れ4ステップ

もし仕事をしていて辛く感じたり、辞めたい気持ちになったりした場合、何とかしたいですよね。うまく対処していくには、以下にご紹介する4つのステップに沿っていくのが有効です。

まず辛い・辞めたいと思う理由に向き合う

まずは自分が辛いと感じたり、辞めたいと思ったりする気持ちを認めます。そして仕事へのネガティブな気持ちに陥っている原因に向き合うことが大切です。

具体的には頭で考えるよりも、ノートなどに書き出してみることがポイントになります。ネガティブな気持ちを文字として見える形にすると、冷静に考えたり判断したりしやすいためです。

理由を並べて改善策を考えてみる

理由を書き出したら、次はネガティブに感じている度合いの順に並べていきます。順番に並べていくことで頭の中を整理でき、今の自分にとって本当に深刻な問題が見えてくるでしょう。

並べ終えたら、自力で解決できるものと難しいものに分け、自力で解決できるものに限り改善策を考えます。自力での解決が難しい場合、改善には多くの人の力が必要なケースが多いためです。

なお改善策については、今すぐできるような小さなことで問題ありません。いきなりスケールの大きい改善策を考えるよりも、行動へのハードルが低く感じられます。

信頼できる人に相談する

仕事を辛く感じる理由で自分では解決できないものについては、信頼できる人に相談するのがおすすめです。自分で抱え込んだままにしておくのは、余計なストレスの原因になります。

同時に信頼できる人の方が、第三者の立場で冷静に物事を判断しやすいです。悩んでいる自分に比べると落ち着いてアドバイスできる分、解決に向けてのヒントが見つかることもあります。

相談する相手としては、学生時代の友人やかつての同僚などが良いでしょう。他にも転職エージェントのコンサルタントなどキャリアのプロもおすすめです。

状況が改善するように行動する

改善案を考えたり身近な人に相談したりして解決法が出てきたら、実際に行動していきます。解決法が分かっていても、実際に行動しなければ物事は変わりません。

行動する際もいきなり一気に色々と手を出すのではなく、1つずつこなしていくのがおすすめです。悩んで疲れている状態から解決に向けて動くため、心身の負担を軽くすることもポイントになります。

仕事が辛い・辞めたい場合にできる対策8選

仕事が辛い・辞めたい場合にできる対策8選

仕事を辛いと感じたり、辞めたい気持ちになったりしてもできることは多いです。以下に挙げる8つは、すぐにでもできるほど簡単であるため、参考になります。

異動・転勤を申し出る

まず直属の上司に異動や転勤を申し出ることです。主に今の仕事が合わないと感じたり、部署の人間関係がうまくいかない場合におすすめでしょう。

他の部署で別の業務に取り組んだ結果、才能を活かせて仕事自体が充実するケースも良くあります。加えて転勤で今までの部署から離れたところに移れば、人間関係のストレスから解放されるでしょう。

今の仕事や職場環境に不満がある場合、異動や転勤も有効な手段です。

長めに休んで疲れた心身を癒す

また長時間労働などで疲れが溜まっていたら、長めに休んで心身を癒します。有給休暇などを活用しつつ、土休日とうまく組み合わせれば、かなり長めに休みやすいです。

精神面で調子が良くない場合は、上司と相談して休職するのもおすすめでしょう。休んでいる間は十分な睡眠やバランスの取れた食事など規則正しい生活を送ることで、体力や気力が充実するようになります。

心身とも業務から離れている時間を長く持てる分、リラックスやリフレッシュもしやすくなるでしょう。

趣味を充実させて楽しむ時間を持つ

普段の仕事が楽しく思えない場合は、プライベートで趣味を充実させるのもおすすめです。打ち込める趣味があるだけでもストレスを軽減する効果があります。

読書や運動、ゲームなど時間を忘れて楽しめるものであれば何でも大丈夫です。普段の業務から離れられることがポイントである分、趣味で楽しい時間を過ごすことが大切になります。

入社前の理想を思い出してみる

職場への不満が強い場合は、入社前の理想を思い出すのも1つの方法です。入社の際に思い描いていた未来や理想像を思い出してポジティブになれれば、職場での希望も湧いてきます。

希望が湧いてくれば、仕事へのやる気も増してくるため、辛さなど否定的な気分も吹き飛ぶでしょう。同時に普段の業務にきつさがあっても、理想がある分耐えやすいです。

報連相など積極的にコミュニケーションをとる

上司や同僚との関係を改善したいのであれば、率先してコミュニケーションをとるのがおすすめでしょう。挨拶や報連相など必要最低限なものを意識するだけでも、周りの見る目が変わってきます。

上司などからもやる気のある人物とみなされ、評価も良くなりやすいです。応援したり温かく見守ったりする人も出てくるようになる分、周りと良好な間柄を築けるようになります。

できれば声の大きさにも注意を払うと良いでしょう。元気ややる気のアピールにも繋がるため、職場でより一目置かれやすいです。

ハラスメントの場合は専門窓口に相談する

ハラスメントで苦しい場合は、専門の窓口に相談します。社内の場合は人事関係の部署やハラスメント対策室が相談先としておすすめです。精神面で調子が悪い場合は、産業医を頼る方法もあります。

もし社内での相談が難しい場合は、最寄りの労働基準監督署や労働局がおすすめです。公的機関であれば相談に加え、法律の知識に基づいたアドバイスも受けられます。

副業などを始めてみる

待遇面での不安や不満がある場合は、副業などを始めてみるのも1つの方法です。近年では副業を解禁する企業が増えたり、ネット経由で簡単に仕事を受注できたりするなど環境が整ってきています。

自信のあるスキルや趣味を仕事として活かし、収入を得ることも可能です。2~3時間程度の簡単に取り組める副業を始めるだけでも、副収入を得られます。

なお副業を始める際は、必ず職場の就業規定を確認した上で上司の許可を得るべきです。勝手に始めると、最悪の場合解雇に繋がる恐れがあります。

思い切って転職や退職を検討してみる

今の職場で辛さや辞めたい思いが強い場合は、思い切って転職や退職してみるのも1つの選択肢です。特に辛い気持ちが続いている場合、ずっと残り続けるのは心身の調子が崩れる原因になります。

一昔前と違い、転職などはかなり身近な方法になってきました。転職を支援する業者も増えてきているため、転職へのハードルも以前に比べてかなり低めです。

もし転職するのであれば、円満退職までの流れを確認した上で、早めに準備すると良いでしょう。特に自己分析や企業研究は在職中に済ませておくのが望ましいです。

また退職した上での起業やフリーランスなどもおすすめでしょう。起業なども退職前のなるべく早い時期から準備を進めておくべきです。

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会社を辞めて良いと言える辛いパターン3つ

会社を辞めて良いと言える辛いパターン3つ

仕事が辛いと感じるパターンは人により色々と異なってきます。中には辛すぎて辞めたい思いに囚われている人もいるでしょう。

特に辛さを覚えている中で辞めても問題ないとみなされるのは、以下の3パターンです。

社内の人間関係で悩んでいて改善が見込めない場合

まず社内の人間関係に悩んでいて、改善が見込めない場合が挙げられます。具体的に職場で深刻ないじめやハラスメントを受けていたり、新人として放置されていたりするケースです。

無視したり気にしなかったりして耐えられるのであれば、辞める必要はありません。しかし会社での仕事でコミュニケーションが欠かせないため、上司や同僚にまつわる悩みは深刻な要素です。

加えて他人を変えることは誰にもできません。今後とも同僚との関係に悩むのであれば、退職や転職を考えた方が良いでしょう。

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精神疾患などで心身がボロボロな場合

また精神疾患などによって心身がボロボロになってしまっている場合は、速やかに辞めるのもおすすめです。特に休職する方法があるにもかかわらず認めて貰えない場合は辞めるべきでしょう。

働くことが難しいほど心身が疲れ切っている場合、今の職場にいても実力を発揮しにくいです。加えて早めに療養しなければ、自身が壊れてしまいます。

一度壊れてしまうと回復には長い時間や膨大な費用が必要です。会社側は心身が壊れた社員に何の保障もしてくれないため、一刻も早い退職をおすすめします。

1年以上勤めてミスマッチを感じる場合

他にも1年以上勤めてミスマッチを感じる場合も、辞めて良い条件です。新人として入社すると、1年経つ頃には職場の業務内容について大体わかってきます。

1年経った段階で適性のなさや業務内容のミスマッチを感じる場合、今後職場に残っていてもやりがいを見出せないでしょう。心から充実して打ち込める仕事を探す意味で転職するのがおすすめです。

会社を辞めるべきではないパターン3つ

会社を辞めるべきではないパターン3つ

会社を辞めたいと思う動機の中には、職場に残った方が良いと思えるものもあります。中でも退職を避けるべきパターンが以下の3つです。

親の介護で辞めたいと考える場合

まず親の介護を理由に辞めたいと考えるケースが挙げられます。確かに親を介護する必要がある場合、なるべく近くにいた方が良い分、会社勤めが難しいように見えますよね。

しかし親の介護で辞めると、貯金と親の年金で生活していかなければいけません。また介護の負担も大きいため、親も自身も疲弊しきってしまうでしょう。

そして親が亡くなった後は年金収入がなくなるために、再就職に向けて動くことになります。ただ再就職のために動いても、空白期間を理由に内定を得にくいケースも多いです。

介護を理由にするのであれば、まずは上司に事情を説明し、介護休業など会社と介護を両立できる方法を取ると良いでしょう。

仕事が辛いために結婚に逃げようと考える場合

また人によっては結婚して仕事から逃げようと考える人もいますよね。残念ながら結婚を理由に辞めることもおすすめはできません。

寿退社をした場合、キャリアが途絶えて空白期間も生まれるため、再就職を考えた際に苦労しやすいです。実際ブランクや子育てを理由に採用に後ろ向きになる企業もたくさんあります。

加えて寿退社がもてはやされた一昔前と異なり、現在では共働きを希望する人も多いです。結婚を仕事から逃げる言い訳にした場合、結婚自体が実現しなくなる可能性もあります。

単純に働きたくないと感じる場合

何の理由もなく働くことにネガティブな気持ちがあって辞めるのもおすすめできません。無計画に辞めた場合、空白期間が長引く傾向にあります。

空白期間がある場合、転職活動でも面接で「何をやっていたのか?」と聞かれやすいです。無計画に辞めると何もしていないニートになりやすい分、説明できなくて内定に結びつかないでしょう。

もし働きたくなくて辞めたいと思うのであれば、有給休暇の活用など在職中にできる方法でじっくり休んだ方が良いです。

本当に今の仕事を辞めたい場合に円満退社を目指すための5ステップ

本当に今の仕事を辞めたい場合に円満退社を目指すための5ステップ

仕事が辛くて退職する際、なるべく穏便に物事を進めたいですよね。確かに退職後に今の職場が取引先になる可能性もある分、辞める際は円満退社が理想的です。

円満退社を目指す場合、以下の流れに沿って話を進めると良いでしょう。

辞める理由や退職希望の時期を決めてスケジュールを組む

まず辞める理由や退職希望の時期を決めます。辞める理由や希望の時期は、明確かつポジティブな理由にするのが望ましいです。

退職理由については、具体的に「他にやりたい仕事ができた」や「起業して頑張りたい」といった内容が良いでしょう。逆に不満などを動機にすると、改善を条件に引き止められる場合があります。

そして理由や時期が決まったら引き継ぎや転職、手続きなどを円滑に進めていくためのスケジュールを組むべきです。計画を立てておくことで、退職や転職へのやる気を保てます。

退職まで最低でも1~3ヶ月は確保する

なお退職までの期間は、最低でも1~3ヶ月は確保するべきです。法律では意思表示してから2週間で退職は成立するとされているものの、後任への引き継ぎの期間を考えれば1ヶ月は必要でしょう。

加えて転職先も在職中に決めておくのが望ましいです。転職活動を始めてから内定まで平均で3ヶ月程度の期間が必要になります。転職も無難な退職も両立させる場合、3ヶ月は確保するべきです。

転職活動は退職する前から始める

また転職活動は退職前に始めるのが理想的でしょう。退職後の空白期間がない方が、今後のキャリアにも悪影響が出ません。加えて次の転職先が早めに決まっていた方が、金銭面の不安もなくなります。

最低でも転職エージェントへの登録や求人の検討、応募書類の作成などは始めておくと良いでしょう。たとえ退職前に内定を得られなくても、きちんと準備しておけば空白期間も短く済みます。

退職する際に必要な手続きも把握する

退職に向けて準備する際は、必要な手続きも把握するべきです。実際に退職に伴う手続きは色々とあり、主に以下のものが挙げられます。

  • 退職届の提出
  • 業務用PC・スマホや備品などの返却
  • 健康保険や年金の手続き
  • 失業保険の申請
  • 税金関係の手続き

必要な手続きは意外と多いため、事前に把握しておいた方がやり忘れを防げるでしょう。中でも保険や年金関係の手続きは生活にも影響するため、忘れないようにするべきです。

直属の上司に明確な伝え方で退職の希望を伝える

退職への下準備ができたら、直属の上司に退職の希望を伝えます。伝える際は2人きりで、はっきり伝えることが大切です。明確さがない場合、退職の意思が弱いとみなされて引き止められるでしょう。

伝える時期は、なるべく業務が落ち着いている時期を選ぶのがおすすめです。会社から見れば繁忙期に比べ、抜けられた場合のリスクを抑えられます。

なお伝える手段は、対面の方がビジネスマナーに沿っていて望ましいです。ただし精神疾患などで出社できない事情がある場合は、メールや電話でも問題ありません。

後任者への引き継ぎと残務処理

上司から退職の承諾を得たら、後任者への引き継ぎに取り掛かります。引き継ぎの際は、まず引き継ぐべき作業や連絡先などをマニュアルの形で残すのが一般的です。

そして後任者との予定を調整し、引き継ぎに充てる日時を決めていきます。合わせて別部署や他社の担当者が関係する場合は、自身の退職と後任者の名前も告知するべきです。

引き継ぎの際は後任者と一緒に行動し、作業手順などを丁寧に教えます。また関係者への挨拶回りも行い、後任者を紹介しつつ今までの感謝の気持ちを伝えると良いです。

辛いことを理由に辞めたいと思った時に避けるべきこと2つ

辛いことを理由に辞めたいと思った時に避けるべきこと2つ

仕事へのネガティブな気持ちは誰もが持つ分、辞めたい気分になるのは仕方のないことでしょう。しかし辞めたいと思っていても、絶対に避けるべき行動もあります。

無計画に会社を辞めること

まず無計画な退職は避けるべきです。将来の展望もなしに辞めた場合、様々なデメリットに直面します。

無計画に辞めた場合、転職活動で中々内定が得られません。応募先企業の人事担当から、「不満があればすぐ辞める人材」とみなされるためです。

またお金の面でも苦労します。特に失業保険については、受給の条件が会社への在籍年数が1年以上となっています。自己都合退職では初回の支給が3ヶ月後であるため、貯金のない人には厳しいでしょう。

無計画に辞めてもメリットは全くなく、むしろ自分への悪影響が大きいです。

無断欠勤すること

また無断欠勤も絶対にしてはいけません。無断欠勤をして2週間が過ぎると、会社側から懲戒解雇されます。

懲戒解雇はいわゆる「クビ」のことで、解雇の中で最も重い処分です。そして懲戒解雇された事実は離職票にも記載されるため、転職活動や失業保険の受給でもデメリットになります。

特に転職活動では、面接官に懲戒解雇の事実を伝えれば内定の可能性が低くなりやすいです。一方で隠した場合は経歴詐称として信用を失います。無断欠勤もメリットが全くないため、避けるべきです。

辞めたいのに引き止めなどに会う場合は退職代行サービスを使うのも手

辞めたいのに引き止めなどに会う場合は退職代行サービスを使うのも手

辞めたいのに引き止められたり、嫌がらせにあったりして苦労する人もいますよね。もし中々希望通りに辞めさせてくれない場合は、退職代行サービスを使う方法もあります。

退職代行サービスは、文字通り本人に代わって退職の意思を会社側に伝えてくれるサービスです。自分で伝えることは非常に緊張する分、業者が代行してくれるだけでも心理的な負担が和らぎます。

加えて弁護士が運営する業者であれば、未払いの給料や有給休暇などについて交渉して貰うことも可能です。仮に会社が損害賠償を請求してきても、弁護士が法律の知識で対応してくれます。

上司や会社が退職に対して中々納得してくれない場合、退職代行は役に立つ存在です。なお退職代行は会社企業からの印象があまり良くないため、あくまでも最後の手段と考えるべきでしょう。

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まとめ

今回は仕事に辛さや辞めたい気持ちが出てきたときの対策を、原因や円満退社の流れとともに見てきました。働く社会人の多くが、仕事に何らかのストレスやネガティブな思いを抱えています。

辛い場合は問題点を書き出した上で、できるところから解決に導いたり誰かに相談したりするのがおすすめです。具体的には転勤や長期的な休み、副業などの方法があります。

もし退職や転職をするのであれば、綿密に準備した上で円満退社を目指すと良いでしょう。円満な形で辞めれば、転職や起業をした後でも前の職場と無難に付き合っていけます。

仕事への辛い気持ちや辞めたい思いは決して甘えではなく、誰もが必ず1度は抱くものです。無理することなくしっかり受け止めた上で、休むなどするのが望ましいでしょう。

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この記事を書いた人

転職を複数回重ね、平均年収1000万円を超える大手企業からベンチャー企業まで経験してきました。転職や就職活動におけるノウハウや、仕事の悩み、ビジネススキルに関する情報まで幅広く発信していきます。

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