自動車部品で有名なデンソーに転職するには?難易度などを解説!

デンソーは世界的にも有名な自動車部品メーカーであるとともに、国内でもトヨタグループに属す大手企業として有名です。待遇も安定しているため、是非狙いたい人もいますよね。

ただデンソーの転職難易度は非常に高いため、内定を巡る競争も激しくなりがちです。競争率の高いデンソーの選考を勝ち抜くには、転職難易度や攻略法を知ることが欠かせません。

今回はデンソーへの転職を、難易度や攻略法などから見ていきます。今回の記事は以下の人におすすめです。

  • デンソーの安定的な環境で自動車部品作りに携わりたい人
  • デンソーに転職するための具体的な方法が知りたい人
  • デンソーの内部事情や評判が気になる人
目次

世界トップシェアの自動車部品メーカー・デンソーとは

世界トップシェアの自動車部品メーカー・デンソーとは

デンソーは世界でもトップシェアを誇る自動車部品メーカーとして有名です。世界上位の自動車部品シェアを誇る企業で働くとしたら、非常に誇らしく安定さも感じられますよね。

今の職場から自動車部品業界の雄であるデンソーに転職したいという人もいるでしょう。まずはデンソーの基本的な情報や特徴を見ていきます。

デンソーの基本情報

最初にデンソーの基本情報をご紹介しましょう。企業名や資本金などのデータは、以下の表にまとめてあります。

会社名 株式会社デンソー
代表取締役社長 有馬浩二
創立年月日 1946(昭和21)年12月16日
本社所在地 愛知県刈谷市
資本金 1,875億円(2020年3月末現在)
従業員数 45,280人

事業内容は主に自動車部品の開発・製造で、世界でもトップシェアを記録するほど人気が高いです。特に車載エアコンや画像センサーなどの重要な部品を多く手掛けています。

また生活関連の機器や産業用ロボットなどの開発・製造も盛んです。ドローンや給湯器、セキュリティシステムなども手掛けているため、様々な製品に携われる楽しみがあります。

企業としてもトヨタグループの一員であるだけに、知名度や安定性も非常に抜群です。入社が実現すれば比較的先までも安定した環境・待遇の中で働けるでしょう。

真面目で法令順守にも熱心な社風

デンソーは社風の面でも、真面目で法令順守(コンプライアンス)にも熱心であることで知られています。

真面目さの点では、課題に対して着実かつ誠実に対応する点が特徴です。品質・安全の管理や改善に対しては非常に徹底しているため、品質向上に繋がっています。

一方法令順守については、製品関係だけではなく職場環境関係でも目立っているほどです。有休が取得しやすいなどワークライフバランスも取りやすいでしょう。

加えて法令順守に対して真摯である分、理不尽な労働に直面する可能性は低いです。

年収・福利厚生面も非常に充実

デンソーは大手企業である分、年収・福利厚生の面でも非常に充実しています。2021年1月時点での平均年収は約834万円で、851万円のトヨタと肩を並べるほどです。

基本的に自動車部品メーカーは完成車メーカーに比べると年収が下がる傾向にある中で、デンソーの年収の高さはずば抜けています。年収基準で転職活動する人にはおすすめです。

福利厚生についても家族手当や役職手当などの各種手当や交通費が支給されます。施設も寮・社宅や保養所に加え、スポーツ施設もあるためにレクリエーションも行いやすいです。

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残業時間は部署により様々

デンソーへの転職活動をする際、残業時間の長さが気になる人もいますよね。デンソー全体では月平均28~30時間程度となっています。業界では標準か少し下回る程度です。

月20日出勤であると仮定しても、1日あたり2時間にも届きません。日頃の仕事でも早めに帰宅して、夜間時間帯を家でのんびり過ごせるでしょう。

ただし部署によって残業時間が様々である点は注意が必要です。配属を希望する部署の残業時間が気になる場合は、転職エージェントのアドバイザーに聞いておくと良いでしょう。

製造現場に近いほど忙しくなりがち

さらに踏み込んで、特に残業時間が長くなる部署の傾向を知りたい人もいますよね。デンソーの場合は製造現場に近い部署ほど忙しい傾向にあります。

製造現場では実際に使われる製品を開発する分、納期に絶対間に合わせることが最優先であるためです。特に繁忙期は製造する数も多くなる分、自然と忙しさが増します。

製造現場に間接的に関わる部署も、製造部門の状況に左右されるために忙しさで影響を受けやすいです。繁忙期ほど忙しく残業する羽目になりやすい点は理解すべきでしょう。

デンソーへの転職難易度や求人の傾向とは

デンソーへの転職難易度や求人の傾向とは

大手企業デンソーに転職する際、転職難易度や求人の傾向について事前に知っておくことは必須事項です。選考に応募するしないという決断にも影響するでしょう。

デンソーの転職難易度は高く、職種では技術系が多い傾向にあります。

人気の高さに比例して転職難易度も高い

デンソーは転職選考の応募先としては非常に人気が高いため、転職難易度も高いです。世界的に有名な自動車部品メーカーで、年収なども安定していることが人気の原因と言えます。

加えて学歴や語学力が求められる職種が多い点もポイントです。学歴面では大学卒や大学院卒の応募者ほど有利になります。応募者が多い分、学歴も足切りの基準になるためです。

語学力については、事務系・技術系ともTOEIC600~700点以上の英語力が求められます。グローバル企業である分、海外企業とやり取りするケースも多いためです。

他にも希望する職種に関連する3年以上の業務経験が必要になります。

事務系職種の求人は少なめ

事務系職種の求人数は少なめです。デンソーはあくまでもメーカーである分、技術系の割合が高くなっています。

事務系の職種は管理職や営業職、企画職など様々です。ただし各職種での募集人数は少なめである分、採用枠を巡る競争は非常に激しくなるでしょう。

厳しい競争を勝ち抜いて内定を得るには、志望動機や入社後のやりたいこと、業務経験などを語る際に採用担当や面接官の目に止まる工夫が必要になります。

エンジニアなど技術系職種は多め

一方エンジニアなどの技術系職種は、事務系に比べると求人数は多めです。特にIT関係や次世代カー関係では実力ある人材を広く求めています。

技術系職種を目指す際は、化学工学や電気工学などものづくりに直接関係する分野の研究経験や業務経験があるのが望ましいです。知識でも大卒以上のレベルが求められます。

なおエンジニア職は最高で1,300万円もの年収を得られる点も特徴です。デンソーで技術系職種が非常に期待されている表れと言えるでしょう。

高卒や未経験の場合は期間工などから始める

もし学歴や経験の面で非常に不安な場合は、期間工(期間従業員)から始めるのもおすすめです。期間工は直接ラインに立って製品の製造に携わります。

正社員に比べれば年収の面で劣るものの、デンソーの休暇や施設は正社員と同じように利用できる仕組みです。何よりも最前線の現場でデンソー製品の知識・経験を積めます。

一定期間を真面目に勤めれば、正社員に登用されるチャンスが見えてきやすいです。もちろん正社員になれば、より安定ややりがいを感じられるようになるでしょう。

デンソーへの転職で押さえるべきポイント5つ

デンソーへの転職で押さえるべきポイント5つ

実際にデンソーへの転職選考を経て入社するには、様々なポイントを事前に押さえておく必要があります。デンソーの選考を乗り切るためのポイントは以下の5つです。

スキルやコミュ力以外にチャレンジ精神も必要

まずデンソーの選考ではスキルやコミュニケーション能力、チャレンジ精神が必要になります。

求める人材像に、「自ら学び、自ら考え、新たな価値の実現に向けて挑戦し続けていく人材」が掲げられているためです。主体性を持って果敢に挑戦する人が求められるでしょう。

加えてデンソーは職種に関係なくチームワークを重んじます。今までのスキル・経験に加え、コミュニケーション能力とチャレンジ精神のある人ほど内定を得やすいでしょう。

転職エージェントは必ず利用する

次に転職エージェントは必ず利用するべきです。デンソーへの転職競争が激しい分、転職のスペシャリストであるエージェントのアドバイザーの力を借りる必要があります。

転職エージェントでは面接や応募書類へのアドバイスを受けられる上、デンソー専門の対策も可能です。デンソーの非公開求人も多い分、公開求人のみを狙う人と差が付けられます。

さらに内定を得た後、アドバイザーが給料面などの交渉を代行してくれる点もポイントです。少しでも自分らしく働きたい人にとってもおすすめでしょう。

自己分析や企業研究も必要

実際に行うべき対策で最も基本となるのが自己分析と企業研究です。デンソーを志望する目的や入社後にしたいことなどを考える上で欠かせません。

単に自分の心に問いかけるだけではなく、デンソーの現状やビジョンもしっかり把握することが重要です。現状などと噛み合わせることで、より採用側の心に響く内容となります。

加えてデンソー以外の自動車部品メーカーの研究も必要です。「他社ではなくデンソーを志望する理由」を答えるためで、同時にデンソーへの熱意を伝える拠り所になります。

逆質問の内容も用意しておく

さらに面接までに逆質問の内容も用意しておくべきでしょう。転職選考の面接では、必ず最後に「何か質問はありますか?」と面接官から問われるためです。

逆質問された際に何もない旨を伝えると、面接官の心証を悪くしてしまいます。デンソーに興味がないように感じられるためです。

逆質問の内容としては、配属される部署や関わる予定の業務内容で必要なスキルを問うような、仕事に直接関係あるものが良いでしょう。デンソーの仕事への深い興味を示せます。

面接の質問内容はごく一般的

デンソーの質問で聞かれる内容はごく一般的です。志望動機や転職理由、入社後にしたいことなど定番の質問が目立ちます。

逆に考えれば奇抜な内容の質問がないことでもあるため、面接時の質問を想定しながら対策を立てられます。具体的で熱意のこもった答えを準備すると良いでしょう。

デンソーの評判・口コミを紹介

デンソーの評判・口コミを紹介

デンソーへの転職を考える際、実際の労働環境などが気になる人もいますよね。デンソーの実情を知りたい場合は、社員が残している評判・口コミを参考にするのがおすすめです。

給与や福利厚生は満足できる

まず給与や福利厚生は、基本的に満足できる声が多く見られます。

[chat face=”man1″ name=”男性生産技術職” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]メーカーとしては高水準だと思う。設計、開発職なら、40歳で1000万円くらいはいく。(Openworkより)[/ふきだし]

[chat face=”woman1″ name=”女性品質保証職” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]同業他社と比べると高く、課長になれば1000万円は余裕で貰えます。また、海外赴任の機会も多く、赴任すると給料は約1.5から2倍になります。(転職会議より)[/ふきだし]

[chat face=”man2″ name=”男性技術職(退社済み)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]非常に高級かつ手当も手厚い。東京でも社宅は約2万円であり、薬等の日常品も格安に購入でき、保養所・アミューズメントパークを格安で利用できるなどの給与には反映されない優遇も充実している。(Openworkより)[/ふきだし]

基本的に同業他社より高い給料である上、役職や海外赴任で金額が大きく跳ね上がるのは魅力的ですよね。福利厚生面でも様々な点で恩恵を受けやすいと言えるでしょう。

真面目で品質をとことん重視する社風

社風については品質をとことん重視する声が見られます。

[chat face=”woman1″ name=”女性事務職” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]製造業であり、自動車という命に関わるものを扱う会社のため、ルールには非常に厳しく、評価も多い。それにより顧客から品質のデンソーを評価いただいているため、こちらもその名前に恥じないような働き方を意識させられる。(転職会議より)[/ふきだし]

[chat face=”man1″ name=”男性設計職” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]製品の品質については本当に徹底的にやる社風。社員一人一人に根付いている。中途入社の場合、それに慣れるまでが辛い。ただし、社員全員が出来ていることなので、業務を通じて身に付いてくる。(Openworkより)[/ふきだし]

社員の1人に至るまで品質を意識させるという点は、本当にすごいですよね。真面目さに加えてルールの厳しさもあるからこそ、高品質の製品を作れる環境と言えるでしょう。

年功序列など古い体質も見られる

年功序列など古い体質を指摘する声もあります。応募するしないを慎重に判断したい人には、参考になるでしょう。

[chat face=”man1″ name=”男性本社勤務” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]典型的な日本企業です。上司の命令は基本的に絶対です。出世する人は、仕事以外に、社内で良好な関係を構築できた人です。特に、上司と良好な関係を構築できれば昇進も進みます。(Openworkより)[/ふきだし]

[chat face=”man2″ name=”男性生産技術職” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]良くも悪くも昭和な体質の会社。人数が多いため、ある程度以上の昇格は年齢制限があり、40前後で先が見えてしまう。業務は基本的にはボトムアップと言っているが、実際には重役の意向に振り回される。(Openworkより)[/ふきだし]

昇進面でも業務面でも上の立場の人の意向が大きく反映されるようですね。上司などと仲良くする術も求められると言えるでしょう。

デンソーに転職したいなら転職エージェントがおすすめ

デンソーに転職したいなら転職エージェントがおすすめ

安定していて世界に誇る製品を作れるデンソーに何としても入社したい人もいますよね。デンソーの内定を勝ち取りたい思いが強いのであれば、転職エージェントはおすすめです。

デンソー向けの選考対策のノウハウが蓄積されていることに加え、スカウトに近い非公開求人が非常に多いです。特に信頼性がある大手エージェントほど求人数は多くなっています。

転職エージェントの中でもおすすめなのが、最大手のリクルートエージェントです。非公開求人だけでも10万件以上と多い分、デンソーへの転職成功率も高くなるでしょう。

他にも転職活動者の8割が登録・利用している実績もあります。優秀なアドバイザーも揃っている分、有効な転職対策がしやすいです。

まとめ

今回は世界的にも有名な自動車部品メーカーで、トヨタグループにも属しているデンソーの転職について色々と見てきました。

年収がトヨタに匹敵する上、大手企業でもあるため転職難易度は非常に高いです。優秀な応募者が多い分、デンソーの転職選考での競争は熾烈な傾向があります。

デンソーで内定を得るには、スキルや業務経験に加えて、コミュニケーション力やチャレンジ精神が不可欠です。また事前に自己分析や企業研究もしっかり行うべきでしょう。

なお面接については一般的な質問が主であるため、事前に準備がしやすいです。競争は厳しいものの、転職エージェントの利用も含めてきちんと準備すれば内定に大きく近付けます。

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この記事を書いた人

転職を複数回重ね、平均年収1000万円を超える大手企業からベンチャー企業まで経験してきました。転職や就職活動におけるノウハウや、仕事の悩み、ビジネススキルに関する情報まで幅広く発信していきます。

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