会社で新人が放置された場合の対策を解説!原因も合わせて紹介!

熱い思いで入社したにもかかわらず、誰からも仕事を振ってもらえなかったり指導して貰えなかったりと放置されるケースは意外と多いです。そして放置されると非常に辛い気持ちになります。

新人が放置される状態は、単に辛くなるだけではなく、将来のキャリアやスキルの面でも悪影響を及ぼしがちです。社会人として生きる以上、放置される状態は何とか避けたいですよね。

今回は職場で新人が放置された場合の対策を色々とご紹介します。なお今回の記事は、以下の人におすすめです。

  • 現在部署の中で相手にされず放置されている人
  • 担当部署で新人が放置されている件で悩んでいる管理職の人
  • 今後とも今の職場での放置が改善されなくて絶望している人
目次

新人が放置されると起こること4つ

新人が放置されると起こること4つ

将来への期待を背負って会社に入ったものの、上司や先輩などから放置されるということは残念ながら意外と良く起こります。仕事が割り振られないだけではなく、色々と戸惑いますよね。

もし新人として入社した後に誰からも相手されないと、何が起こるのでしょうか。

あまりにも暇すぎて辛い気持ちになる

まず暇すぎて辛い気持ちになります。仕事がなくて暇な状態は、一見のんびりしながら給料だけ貰える楽な状態に見えるでしょう。

しかしすることが何もない状態は、思っている以上に辛いです。時間の経過が遅く感じられると同時に、周りの視線が刺さるようにも思えます。

加えて自分だけが何もできない状態にある分、真面目に仕事していないように見えて怒られる不安もあるでしょう。暇な状態では座っているだけでもストレスが掛かりやすい分、辛くなりがちです。

モチベーションが大きく低下する

また放置された状態が続くと、モチベーションも大きく下がってしまいます。せっかく仕事を頑張ろうと入社したのに、仕事も教育もないのでは何のために採用されたのかが分からないためです。

採用された理由が分からないと、出社する気持ちすら湧かなくなるでしょう。結果として休みがちになったり早く退職したりするなど、キャリア面で悪影響が出やすいです。

成長の機会に恵まれない

さらに新人の放置は、本人が成長する機会に恵まれないことも意味します。放置されることは仕事が割り振られないだけではなく、先輩から指導もされないためです。

仕事に必要な知識や業務経験が身に付かないと、将来的に役に立たないだけではなくずっと昇進しないリスクもあります。加えて新卒社員の場合は、社会人に必要なマナーさえ身に付けにくいでしょう。

最悪の場合、放置されたことが原因で20代のうちに「使えない社員」と化してしまう可能性も高いです。転職する際にも苦労するでしょう。

無力感や不安に苦しむようになる

最後に無力感や不安に苦しむようになります。同じ部署でも周りの人が頑張っているのに、自分1人だけ何もしていないと、自分を不要な存在と思いがちです。

加えて成果を出す機会にも恵まれないため、将来のキャリアを考えて不安に陥るでしょう。放置されていることで人生に対しても悲観的になりやすいです。

深刻な場合は精神疾患になることも

なお精神面への影響が深刻になった場合、放置された人が精神疾患に陥る場合もあります。無力感や不安は自己肯定感を低めると同時に、自らを追い詰めやすいためです。

鬱病などを発症した場合、長期的な療養が必要になったり日常生活に支障をきたしたりするなどの影響が出てきます。精神疾患を招く事態になる前に、放置されている状態の改善が必要でしょう。

新人が放置される原因6つ

新人が放置される原因6つ

新人が会社で放置された結果起こることは、いずれも良いものではありません。一方で新人の放置は、多くの場合で会社側に原因があるケースが多いです。主に以下の6点が挙げられます。

会社側の教育体制が整備されていない

まず会社側で教育体制が整備されていないという理由です。新人を教育する目的も曖昧であるため、結果的に教育していく方法も行き当たりばったりになります。

しっかりした体制が整っていない分、実際に教育する社員も教え方が分からずに戸惑いがちです。結果として新人社員への基本的な教育さえも難しいでしょう。

新人教育は将来を担う人材を育てるため、ゆくゆくは会社の将来に投資することです。もし教育体制が不十分な場合は、会社の未来は危ういでしょう。

新人教育の経験がない

また会社に新人教育の経験がない場合もあります。設立間もない会社で初めて新人を採用した場合などに見られるケースです。

当然現役社員にも新人を育てた経験がないため、教育係を任命しても育て方が分からないまま放置に繋がるでしょう。就職などで新人を初めて採用する企業については、教育が期待できない点に注意です。

上司や教育担当など他の社員に余裕がない

さらに上司や教育担当の社員などに余裕がないケースも多く見られます。各社員が担当する業務量が多く、とても新人のために時間を割いている暇がないケースです。

自分の担当業務をこなすことが最優先になるため、新人の面倒を見ることはつい後回しになってしまいます。春先にやたらと忙しい部署の場合は特にありがちです。

社員の中で新人教育に対する優先順位が低い

他にも社員の中で新人教育への優先順位が低いという原因もあります。教育係になっている社員などが忙しすぎる場合と同じで、自分の業務をつい優先してしまうためです。

加えて会社や部署によっては、新人を教育しても大して評価されづらいところもあります。評価されにくい場合、わざわざ労力をかけて教育する重要性を感じにくい分、新人を放置しがちです。

「仕事は見て覚える」という社風になっている

職場によって「仕事は見て覚える」社風があることも、新人を放置する原因に数えられます。主に新人が中途採用者であったり、職場が技術関係になっていたりするケースに多いです。

見て覚える社風の場合は、上司や先輩の仕事ぶりを日頃から観察して盗むことが求められます。そして見ていて分からないことは積極的に質問する態度も欠かせません。

新人の積極性を試している

上司などによっては、新人の積極性を試す意味で放置する場合もあります。わざと放置して質問してくるか試すことで、育てる価値があるか見極めようとする態度です。

もし積極性が試されているのであれば、周りの先輩などにできる仕事がないか聞いて回ると良いでしょう。あるいは質問を多く作り、上司などが暇なときにまとめて聞くのもおすすめです。

新人側にあり得る放置される原因2つ

新人側にあり得る放置される原因2つ

新人が放置される原因は、主に会社や部署の側に多く見られます。環境が原因という場合は、新人が自らを責める必要はありません。

一方で、残念ながら新人側に放置される原因が見られるケースもあります。主に以下に挙げる2点です。

新人側が受け身の姿勢になっている

まず新人が受け身であるケースが挙げられます。いわゆる「指示待ち人間」で、言われたことしかやらない点で自主性に欠けるため、上司などが呆れて放置するパターンです。

仕事では自主性が求められるため、受け身な姿勢を貫きすぎると上司たちも育てる甲斐がなくなります。加えてやる気のなさを示しているため、部署に悪影響を及ぼす存在ともみなされがちです。

もし思い当たる場合は、積極的に仕事を探したり質問したりするなどして成長意欲やモチベーションの高さを示すべきでしょう。

新人への期待があまりにもなさすぎる

また上司たちが新人に期待できない気持ちが強いケースもあります。普段から勤務態度が悪かったり、色々教えても適性のなさやスキルの身に付かなさが目立ったりして期待できない場合です。

会社は新人の育成に多くの費用を投じており、ミスが多くても余程のことがない限り解雇しません。ただ期待がなさで放置される場合は、上司たちから愛想を尽かれていると考えても良いでしょう。

加えてあまりにも改善の余地がない場合、注意する人さえいなくなります。注意もされないということは、もはや戦力としても期待できないことを意味するでしょう。

新人が放置された場合にできる対処法5つ

新人が放置された場合にできる対処法5つ

様々な原因が考えられるものの、新人本人からすれば放置されている状況は多くのデメリットを伴います。可能であれば放置されている状況を何とかしたいですよね。

もし日頃から放置されていると感じている場合は、次に挙げる5つの方法を試すと良いでしょう。

積極的に仕事を探す

まず積極的に仕事を探す方法です。新人ができる仕事の幅は広くないものの、会議の議事録作成やコピー取りなど簡単な仕事を引き受けるだけでも、上司などから信用されやすいでしょう。

加えて積極的に仕事を探す姿勢は、周りの人にやる気や積極性の高さをアピールすることにも繋がります。まずは積極的に動いてみて、短時間で終わるものでもしっかりこなすと良いでしょう。

たとえ小さな仕事でもコツコツこなせば、少しずつながら一目置いて貰えるようになります。

疑問点をまとめて上司・先輩に質問する

また疑問点をまとめた上で、上司や先輩に質問するやり方もおすすめです。日頃周りの人が携わっている業務などをじっくり観察した上で、少しずつ質問を作ると良いでしょう。

積極的に質問することで、部署の人間も成長に意欲的な新人として注目するようになります。一生懸命成長しようとする人は誰もが応援したくなるため、放置状態から脱する方法として適切です。

なお質問のタイミングは、上司や先輩がひと段落した時が狙い目でしょう。まとめて質問することで、余計な手間も省けます。

教育係以外の社員に教えを乞う

もし教育係の社員が忙しすぎて相手して貰えそうにない場合は、他の社員に教えを乞うのも1つの手でしょう。教育係が忙しい以上、他の社員に教えて貰った方が早く成長できるためです。

まず同僚に状況を伝えた上で、誰に教えて貰うのがおすすめなのかを聞きます。なるべく有能で面倒見が良く、他の同僚からの信頼も厚い社員がおすすめです。

そして教えを請いたい社員には状況を説明した上で、素直に成長したい旨を伝えると良いでしょう。

スキルアップに取り組む

放置されている場合、基本的に暇を持て余すケースが多いです。暇な時間を活用する形でスキルアップに取り組むのもおすすめと言えます。

部署の業務に関わる知識やスキル、マナーなどを本やネットサイト、過去の業務資料で学んでいくと良いでしょう。特に誰も教えてくれる暇がない場合、独習は非常に効果的です。

独習の中で疑問が出てきた際は、まとめて上司などに聞きに行きます。熱心にスキルアップする姿勢から次第に注目されるようになるでしょう。

業務に関係ないスキルアップや副業は避けるべき

なおスキルアップするにしても、業務と無関係なものの勉強は避けるべきです。仕事に関係のないものを学習するのはただの職務怠慢と変わらないため、信用が下がってしまいます。

加えて暇な時間を利用しての副業はなおさら手を出すべきではありません。会社によっては副業を禁止している場合があり就業規定違反になります。不真面目な態度も目立って逆効果でしょう。

退職や転職を検討する

もし今後とも職場で放置され続けそうであれば、退職や転職も検討すべきです。教育される当てもないのに今の職場に居続けることは、将来のキャリアや成長にも悪影響が出ます。

転職する場合はなるべく教育・研修体制が整っていたり、意欲的な人が活躍しやすかったりする職場がおすすめです。語学力に自信がある人は海外駐在の機会が多いところも良いでしょう。

自分の希望に合った企業になるべく多く応募するためにも、求人数の多いエージェントを選ぶのがポイントです。中でもリクルートエージェントは業界随一の求人数で知られています。

新人の放置は公務員やバイトでもあり得る

新人の放置は公務員やバイトでもあり得る

新人の放置と聞くと、一般企業に多いイメージを持つ人もいますよね。ところが公務員やアルバイトなどでも新人の放置は割と見られます。

公務員の場合も福祉関係など非常に忙しい部署では、先輩職員に余裕がなさすぎて新人職員を放置するケースが多いです。また職員1人当たりの業務が多くて放置されることもあります。

またアルバイトについても忙しい職場を中心に新人の放置が発生しがちです。現場で直接教えていても、対応すべき課題の多さで放置するケースが往々にしてあります。

一般企業の正社員以外でも新人の放置は起こりやすいです。職場や雇用形態に関係なく放置される場合があることを知っておくと良いでしょう。

まとめ

今回は新人として入社したにもかかわらず放置された場合の対処法を色々と見てきました。新人の放置は基本的に様々な職場で発生し、会社や部署の環境が原因の場合が多いです。

もし新人の立場で放置された場合は、スキルアップや簡単な仕事をこなしたり、積極的に質問したりするのがおすすめでしょう。ほとんどの場合で上司などから一目置かれるようになります。

一方放置が今後も続く場合は、退職や転職も選択肢になるでしょう。なるべく成長の機会が多い職場の求人を選ぶべきです。

忙しい現代社会では新人の放置は意外と良く起こります。万一放置された場合に備えて対処法を理解しておくことがおすすめです。

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この記事を書いた人

転職で大手企業からベンチャー企業まで経験してきました。仕事の小さな悩みから、転職に関する細かい情報まで発信していきます。

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