41~42歳ニートは就職できる?就職するための5つのポイント

40代に突入したばかりの41歳、42歳のニートの方の中には、「まだニートでも大丈夫でしょう」と思う方もいれば「もう40代になってしまった」と焦りを感じている方もいることでしょう。

40代に入ったら、親や自分の老後をしっかりと考え、お金が心配な場合は早めに就職した方が良いかもしれません。20代や30代前半に比べると就職先を探すことも難しくなります。

ただ、諦めずに頑張れば、まだ就職先が見つかる可能性もあるでしょう。そこで今回は、41歳、42歳のニートで就職できる人の特徴や就職するためのポイントをご紹介します。

目次

ニートの定義・特徴

「ニート」という言葉は何気なく使用していますが、そもそもどのような状態の方がニートになるのでしょうか。確認してみましょう。

35歳以上はニートではない

ニートという言葉はイギリスで生まれましたが、日本での定義は厚生労働省が定めており、以下のようになっています。

  • 年齢は15歳から34歳
  • 働いていない
  • 通学もしていない
  • 家の仕事をしていない
  • 家事を手伝っていない
  • 就職活動していない

35歳以上の方は、ニートにはなりません。

全員が当てはまるわけではないですが、ジャンル分けしたら「引きこもり」に当てはまる場合が多いと言われています。

親に甘えられる環境

41~42歳で仕事をせずに生活できている場合、ニート生活をサポートしてくれる方がいるはずです。恐らく多くの場合は、親のお金で生活しているのではないでしょうか。

親に甘えられる環境があるからこそ、ニートになってしまっているのかもしれません。

また、「独り立ちしたい」「親に迷惑かけたくない」という思いがある方は、生活保護など公的な援助を受けて1人で生活している場合もあるでしょう。

完璧主義で理想が高い

学生時代から引きこもりになった方も多いかもしれませんが、一方で、一度就職してからニートになった方もいます。

仕事が続かない方の場合、理想が高く、それになかなか近付けないことに心が疲れて、病んでしまうことも少なくありません。

あまり細かいことを気にしない方の方が、「仕事は仕事」と割り切り気楽に働けるでしょう。

コミュニケーションが苦手

引きこもりになっている方は、多くの場合、コミュニケーションが苦手です。人と関わると疲れてしまうので、仕事にも行きたくないという気持ちが出てしまいます。

また、学生時代から引きこもりになった方も少なくありません。うつ病や精神的な病をかかえる方もいるでしょう。

ニートと呼べるのは34歳までの若年層までです。41歳、42歳は「引きこもり」になります。

41~42歳でニートでいるリスク

このままニートの生活を続けていきたいと思う方も、多いことでしょう。社会に出るストレスやプレッシャーなどから解放されるのはニートのメリットです。

ただ、いつまでもニートを続けることによるデメリットやリスクもあることをしっかりと確認しておきましょう。ニート生活は良いことばかりではありません。

ニート歴が長いと就職しにくい

ニート歴が長いと就職しにくくなるというデメリットがあります。以下のデータを見てみましょう。

就職率(男性)
半年以内 72.5%
3年超 57.0%

(参考:厚生労働省「若年者雇用を取り巻く現状」)

フリーター男性の就職率ですが、半年以内なら7割以上の方が就職できているのに対し、3年以上フリーターを続けている方は5割台にまで減少しています。

フリーターはアルバイトやパートの方なので、ニートに比べると仕事のスキルや経験があり、社会に出る意思は強いと言えますが、それでも3年以上の場合の就職率は5割程度になってしまうことが分かりました。

ニートの場合はもっと厳しい結果になるかもしれません。

お金がなくて孤独な人生になるかも

収入がなければお金が貯まりませんので、ニートを続けた場合、老後資金はないものと考えた方が良いかもしれません。親が残してくれるお金だけが頼りになります。

資産のある家に生まれた場合でも、親の介護費用が必要になったり、土地の評価額が思うように上がらなかったなど、上手くいかない可能性もあります。

また、仕事がない男性と結婚したいと思う女性もほとんどいないことが予想されるので、将来は1人でお金のない孤独な人生を送ることになるかもしれません。

自分や家族が病気になる不安も出てくる

自分や家族が病気になる可能性も考えておきましょう。

今、親が働いて養ってくれている場合や、親の年金と貯金で生きている場合などは、親が病気や介護が必要な状態になれば、お金がかかり今までの生活ができなくなります。

また、自分が病気になる場合にもデメリットがあり、1度病気になってしまうと「働こう」と思っても、なかなか就職先が見つからなくなります。

採用する側からすれば、「年齢」「職務経験」に加え、「病気」というリスクも抱えることになるため、積極的に雇おうとは思えないでしょう。ニートに方は元気なうちに就職することをおすすめします。

41~42歳のニートで就職できる人の特徴

41歳、42歳のニートでも、就職できる方も中にはいます。全員が就職できないわけではありません。就職できる方とそうでない方の違いは何でしょうか。就職できる方の特徴を確認してみましょう。

職歴や実務経験がある

現在ニートになっている方でも、それまでに社会経験がある方もたくさんいます。職歴や実務経験、資格などがあれば、就職しても即戦力として働くことができるため、就職できる可能性が高まります。

長い実務経験があり、ニート歴が短ければ就職しやすいでしょう。

社会に出るのが嫌になる前に再就職するのが望ましいのかもしれません。

コミュニケーション能力がある

ニートの中でも、人間関係が苦手な方とそうでない方がいることでしょう。コミュニケーションは、社会人として必要不可欠な要素となるため、採用の際に確認されます。

仕事の経験は少なくても、面接で印象が良い場合や海外ボランティアに参加していた場合などは、コミュニケーション能力を評価され就職されやすくなるでしょう。

アルバイトや派遣で働くことができる

全く働いた経験がない方よりも、アルバイトや派遣で働いていたことがある方の方が、就職しやすくなります。社会に出たことがあるのと、ずっと家で引きこもりをしていたのでは、社会からの評価は全く異なります。

外に出られるということは、心身ともに健康である証拠です。会社で雇用される場合には、健康面も重要な評価項目になります。

41歳~42歳のニートが就職する方法

就職活動を始めよう!と思っている方も少なくないでしょう。ここでは、41歳、42歳のニートが就職する場合の具体的な方法をご紹介します。

公的機関を利用する

ハローワークなどの公的機関を利用してみましょう。求人検索や求人相談などを無料で行うことができます。ハローワークは住所地の最寄りのハローワークが管轄になるので、探してみましょう。

ハローワークに行き求職者申込みをすると、ハローワークカードが発行されます。カードがあれば自宅のインターネットでも簡単に求人情報を検索できるので便利です。他にも、ハローワークでは以下のようなことができます。

  • 窓口で求人に関する相談ができる
  • ハローワークにある検索機での求人検索
  • ハローワークインターネットサービスで求人検索
  • 職業訓練校の講座を受ける
特に職業訓練校はプログラミングや簿記などさまざまな知識を教えてもらえるのでおすすめです!

就職エージェントに登録する

就職エージェントでは、求人の紹介や履歴書の添削、面接対策などさまざまなサービスを受けることができます。

一番のメリットは、エージェントが自分に合う求人を検索・紹介してくれることです。自分で探す手間が省け、また、自分では探しきれないような求人もしっかりと検索してくれます。

面接の日時の調整や年収に関する質問なども代行して行ってくれる場合もあるので、就職前にしっかりと情報を仕入れることができるのも嬉しいポイントです。

ニートの方が利用しやすい就職エージェントもあるので、利用してみましょう。

就職氷河期世代の枠を利用する

41歳、42歳は、学生時代に就職しにくかった「就職氷河期世代」です。最近は、人数が多かった団塊の世代が退職し、人手不足の業界がたくさんあるため、就職氷河期世代の採用枠を設ける企業が増えています。

この採用枠を利用できる方は積極的に利用してみましょう。

就職氷河期時代には、優秀な方でも、希望とは違う企業に就職したり、アルバイトや派遣社員にならざるを得なかったので、就職氷河期世代の再雇用への期待は高まっています。

公務員にもこの採用枠がある場合があります。

41~42歳のニートが就職を決める5つのポイント

41歳、42歳のニートの方が就職活動を始めた場合には、大事にしたいポイントがあります。無事に就職を決めることができるように以下の5つの項目を確認しておきましょう。

ニートになった理由を明確にする

ニートになった理由は、面接の際に必ず聞かれます。なぜニートになったのかをしっかりと説明できるようにしておきましょう。

また、理由を考える際、嘘がないようにしながらも、できるだけ相手が納得できるような内容にするのがポイントです。

例えば「新卒後5年間仕事をしていたけど、体調を崩してから引きこもりで、そのまま何となく今まで過ごしてきました」と言うよりも、「やりたいことがあって仕事を辞めて、自力で努力してきたけれど、やはり社会に出て多くの方と力を合わせて働くことの素晴らしさを再認識した」といった理由の方が採用されやすいでしょう。

求人の条件にこだわらない

求人の条件にこだわるのはやめましょう。「夜勤は嫌」「年収は500万円以上がいい」など、希望はあると思いますが、ニートで求人を選べるのは採用率の高い20代までです。

ニートでなくても30代以上は就職率が下がるため、どの仕事でもライバルは多いと考えておきましょう。ニートで30代以上の場合は、仕事を選ばない方が就職率が上がります。

採用が決まらなくてもすぐに諦めない

そう簡単に採用が決まるとは思わずに、就職活動を開始しましょう。まだ若く未来のある大学生でも、何十社も応募して就職が決まるのは数社しかないような状況です。

今まで社会に出たことがない41歳、42歳のニートの場合は、すんなりと採用が決まることはほとんどないでしょう。

でも、採用が決まらないからとすぐに諦めるのはおすすめできません。諦めずに就職活動を続ければ、その熱意や真剣さを理解してもらえる日はきっときます。諦めずに挑戦する気持ちが大事です。

起業や副業など色々な働き方を試す

起業したり勤務日数が少ない会社に入り副業をするなど、働き方を工夫してみるのも一つの手です。

働き方改革が進み、日本人の働き方にも多様性が出てきました。リモートワークを推奨する企業や、副業を解禁する企業もたくさんあります。

プログラミングやイラストなどが得意な場合は、そのスキルを持って自分の会社を立ち上げるのも良いでしょう。自分で仕事を探す大変さはありますが、誰とも関わることなく、自由にお金を稼ぐことができます。

就職しやすい職業を選ぶ

就職活動に難しさを感じる場合は、就職しやすい業界を選ぶと良いでしょう。以下のような業界が、ニートでも就職しやすいと言われています。

  • 介護業界
  • 運送業界
  • 清掃業界
  • 建設業界
  • 製造業界

就職しやすい業界は、人手不足だったり力仕事が必要なものが多いかもしれません。その分、未経験OKとしている場合も多いので、実務経験や社会にでた経験がない方でも安心でしょう。

また、就職しやすい業界の場合は、なかなか就職が決まらず、就職活動自体が嫌になってしまうリスクも避けることができます。

アルバイトや派遣社員からはじめられる仕事もありますので、いきなり正社員になるのが心配な場合は、試すことも可能です。

まとめ

41歳、42歳のニートはそのままの生活を続けることで、様々なデメリットを味わうことになるでしょう。特に、お金がないことで老後の不安が増したり病気になったときに対応できなくなるなど、命に関わるリスクもあります。

できるだけ早く就職活動を開始し、ニートでも採用されやすい業界を狙うのがおすすめです。また、就職時にはハローワークや就職エージェントを利用し、積極的に活動しましょう。

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この記事を書いた人

転職を複数回重ね、平均年収1000万円を超える大手企業からベンチャー企業まで経験してきました。転職や就職活動におけるノウハウや、仕事の悩み、ビジネススキルに関する情報まで幅広く発信していきます。

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