38歳・39歳・40歳がニートを続けるリスクと早く就職すべき理由

35歳を過ぎると体の不調が増えたり、病気になった際や老後に対する不安を感じたりと現実的な悩みが増えます。

38歳、39歳、40歳で、ニート生活を送っている方は、そろそろ先の人生が不安になり始めているのではないでしょうか。

そこで今回は、38歳39歳40歳がニートを続けるリスクと早く就職すべき理由をご紹介します。40歳目前の今ならまだ間に合いますので、この記事を参考にしながら頑張りましょう。

目次

38歳・39歳・40歳がニートを続けるリスク

38歳~40歳のニートの方は、社会に出るのが不安になり「このままの生活でも良いのでは?」と頭をよぎることもあるでしょう。

ただ、38歳~40歳でニート生活を続ける場合には、以下のようなリスクがあります。

親や生活保護に頼ることになる

まず、収入がないので自分の力では生活できません。親や、公的機関の援助に頼るしかなくなります。

ただ、生活を保護を受給するためには、「財産がない」「車を所有していない(場合による)」などの条件をクリアしておく必要があり、親などの扶養者がいる場合には受給対象にならない可能性もあるでしょう。

また、親に生活費の援助をしてもらう場合は、親の資産が減ります。親が病気になったときや介護が必要になった場合のためのお金が減ってしまうため、自分のお金は自分で賄うようにする必要があります。

結局いつかはお金が無くなり、遅かれ早かれ働かなければならなくなりますね。

将来は独りで生きる覚悟が必要

お金がないので、結婚も諦めたほうが良いかもしれません。仕事がない男性に魅力を感じる女性は、そう多くはないでしょう。

順番で行けば親は先に旅立つので、老後は自分一人で生きていかなければなりません。長い人生の中では、大きな震災や感染症の流行などがまたいつか起こる可能性が高いです。そんな時にも、1人で考え行動し、乗り越えていくことができるでしょうか。

ニート生活を続ければ、寂しい老後を迎える確率は上がります。

生きていく楽しみが味わえない

「今生きていくだけのお金しかない」「いざという時のためにお金を節約したい」など、収入がないことでお金を節約して生活するようになるでしょう。

そうなれば、趣味にかけるお金や友達と遊ぶ際の交際費なども制限することになり、何もできない我慢の人生になることが予想されます。

人生の楽しみがなければ、「ただ生きているだけ」という状態であることに気付き、さらにつらい思いをすることになるでしょう。

ニートのままだと、悲しい人生になりそうな予感がします。

38歳・39歳・40歳のニートが就職すべき2つの理由

「勇気を出して就職活動しようかな…」と思っている方も少なくないでしょう。その場合は一刻も早く行動に移すことをおすすめします。

38歳~40歳は、頑張れば就職することもできる年齢です。ここでは、38~40歳までに就職すべき理由を解説します。

30代以降は就職率が下がる

ニートでも、20代のうちは比較的就職しやすいのが現状です。一方、30代になると一気に就職率が下がります。

年齢 割合
15~19歳 29.9%
20~24歳 32.7%
25~29歳 25.5%
30~34歳 18.1%
35~39歳 15.5%
40~44歳 15.6%

(参考:平成29年版「就業構造基本調査」「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状 ③」)

20%~30%台だった就職率は、30代に突入すると一気に10%台にまで減少します。

35歳以上はほぼ15%と横並びですが、それでも年齢による就職率の違いはあると考えておきましょう。

40代以上は体力が落ちる

40代以上になると、体力が落ちるという課題もあります。体力は維持することはできても向上することはなく、年齢と共に衰えていくのが一般的です。

職務経験や資格がない方の場合は、未経験で仕事をはじめることになると思いますが、未経験OKの求人は比較的体力が必要な仕事が多く、元気な若い方が受かりやすくなります。

30代のうちの方が就職する仕事も選びやすいでしょう。

38歳・39歳・40歳のニートが就職する際の5つのポイント

38~40歳のニートが就職を決意した場合、心得ておきたいことや行っておきたいことがいくつかあります。その中から最も重要なポイントを5つピックアップしたのでご紹介します。

実務経験を積む

経験がないと働けない仕事はたくさんあります。また、未経験OKの求人でも「経験者歓迎」となっていることがほとんどです。

そのため、アルバイトやパート、派遣社員など比較的仕事をもらいやすい雇用形態からはじめて経験を積むことをおすすめします。

30代以上の方には、「即戦力」を求める企業が多いので、実務経験を積むのは就職を決める際の有効手段といえるでしょう。

コミュニケーション能力を向上する

コミュニケーションを取るのが苦手な方も多いことでしょう。また、苦手意識はなくても、外に出る機会が減ってしまうと、久しぶりに他人とやり取りをするのに何となく緊張したり、面倒に感じたりしてしまうものです。

また、「誰にでも好かれるように」「みんなと笑顔で明るく会話をしなければ」と思う方も多いかもしれませんが、広く浅い人間関係を築くことだけが「コミュニケーションを取ること」ではありません。

1人1人と真剣に、誠実に対応することもコミュニケーションを取るうえで重要な要素です。まずは家族や友達などの身近な人と積極的にコミュニケーションを取り、少しずつ練習して慣れていきましょう。

身だしなみを清潔に保つ

長い間ニートの生活を続けていると、身だしなみへの気遣いが疎かになりがちです。髪型やヒゲなどはもちろん、シャツのシワやにおいなどにも気を遣いましょう。

特に、新しい人と出会う際は注意する必要があります。人の第一印象は出会って3秒で決まり、その印象は2年間続くと言われているためです。

逆に言えば、第一印象さえよければ、その後の多少のことはご愛敬で済む場合もあるということになります。面接や就職相談などの際には、身だしなみに十分気を付けましょう。

仕事内容にこだわらない

年齢が若ければ、比較的どの業界も就職しやすいため、さまざまな職種の中から興味のある分野を選ぶことができますが38~40歳の男性はもうその段階は過ぎたと考えましょう。

職務経験がない方は特に、「未経験OKの仕事なら何でも良い」と考えておかなければなりません。仕事を選んでいるといつまでたっても仕事が決まらず、そのうちに就職活動をすることさえも嫌になってしまう可能性があります。

完璧を求めず割り切る

「頑張るぞ!」と就職活動にやる気を持っている方も少なくないでしょう。ただ、気合が入りすぎている場合にも注意が必要です。

いざ仕事が決まったときに「こんなはずではなかった」「もっとできると思っていた」など、仕事をするのが嫌になってしまう可能性があります。

仕事はあくまでお金を稼ぐためのものと、ある程度は割り切ることも大事です。「生活をよりよくするためにお金が必要でやっていることだ」と思うくらいの気楽さがある方が仕事にも楽しく取り組めるでしょう。

ニートになった方の中には、体や心のバランスが乱れて仕事ができなくなった方もいます。

38歳・39歳・40歳のニートが就職する3つの方法

38~40歳のニートが就職する場合の具体的な方法をご紹介します。「そろそろ就職活動をするか」と考えている方は、以下を参考にしながら、まずはどうやって活動を行うかを決めましょう。

公的機関やNPO法人のサービスを利用する

公的機関やNPO法人のサービスを利用しましょう。ハローワークでは、求人検索や相談、履歴書の添削などを行ってもらうことができます。

特におすすめなのは、職業訓練校です。平日の9時から4時ごろまで、平均3~6ヵ月間毎日講座を受けることができます。プログラミングや簿記、Web関係などさまざまな職種の勉強ができるので、知識を身につけたい方は利用してみましょう。

就職エージェントに登録する

就職エージェントは、求人を出している企業と連絡を取ったり面接を取り付けたり、サポートをしてくれます。面接練習や履歴書の添削なども行ってくれ、1人1人に合った就職先や就活方法を一緒に見つけてくれるので心強いサービスです。

就職エージェントのサービスを利用するためには、まずは就職エージェントに登録をしましょう。転職エージェントとやり取りを進めていると、「この求人どうですか?」とこっそりと持っている案件を紹介してもらえることもあるかもしれません。

氷河期世代の採用枠を狙う

38~40歳の方は、就職氷河期世代です。就職氷河期世代の方が学校を卒業するころ、就職市場は団塊の世代の人数が多く、飽和状態でした。

当時は優秀な方でも就職しにくく、仕方なくアルバイトや派遣社員になった方、やりたい仕事でない職に就いた方もたくさんいます。

今は、団塊の世代が退職したことで、人手不足になった業界が多々あります。いくつかの企業や役所(公務員)では、「就職氷河期世代」の採用枠を設けている場合もありますので、ぜひ利用してみましょう。

38歳・39歳・40歳のニートが就職しやすい業界

38~40歳のニートの方は、就職しやすい業界を狙うのがポイントです。ライバルが多く就職しにくい業界に行って「もう就職活動したくない」と思わずに済むよう、まずは成功経験を積むことを優先にしましょう。

介護業界

介護業界は、言わずと知れた人手不足の業界です。体力が必要な仕事なので、30代の男性は重宝されます。

「汚い」「つらい」といったイメージがある職業ですが、同時に「人の役に立つ」「感謝される」といったメリットもある仕事です。

また、女性も多い職場なので男性社会特有の「厳しい競争」はほとんどないでしょう。介護業界は以下のような方におすすめです。

  • 人の役に立つことに喜びを感じる方
  • 安定した収入が欲しい方
  • 今後も仕事に困らない生活がしたい方
介護業界の平均年収は300万円です。介護助手なら未経験でもはじめまれます。

運送業界

運送業界は、トラックの運転手やタクシードライバー、引っ越し業者などが代表的な職業です。倉庫内の仕事も任されることがあるかもしれません。

運送業界は長時間運転や夜間勤務などがあり、体力が必要なので、30代の男性は有利でしょう。

運送業界は、人と接することが少ないのが大きなメリットです。あまりコミュニケーションを取ることが得意ではない方は、運送業も考えてみましょう。

また、運送業界は、以下のような方にもおすすめです。

  • コミュニケーションが苦手な方
  • 高年収を期待している方
  • 車の運転が好きな方
運送業界の平均年収は400万円程度です。中には700万円を超える方もいます。

製造業界

製造業界は、工場を持っているため、工場勤務の仕事の求人が多くなっています。未経験でもできる仕事が多いので、ニートの方でも仕事を見つけやすいでしょう。

工場勤務なので、作業中は他の方とコミュニケーションを取ることが少なく済みます。また、製造業は大手メーカーも多いので、大きな会社に就職できる可能性もあります。

いきなり正社員になるのが心配な方は、アルバイトや期間工としてお試ししてみるのも一つの手。製造業界は以下のような方におすすめです。

  • 安定した収入が欲しい方
  • コミュニケーションが苦手な方
  • アルバイトからはじめたい方
製造業界の平均年収は500万円程度です。ほとんどの場合、夜勤の際には手当がもらえます。

清掃業界

ビルやマンション、役所などの掃除を行うのが清掃員です。女性も多いので、男性は重宝されます。

また、比較的高齢の方でも働きやすいので、年をとっても仕事を続けたいと思っている方におすすめの仕事です。

パートやアルバイトも多いですが、正社員の求人もなくはないので、経験を積めば挑戦することもできるでしょう。

  • 綺麗好きな方
  • 自分のペースで仕事を進めたい方
  • 力仕事に苦手意識がある方
平均年収300万円です。もっと低いイメージがあますが、しっかり収入を確保できそうですね。

接客業界

接客業界には苦手意識がある方も多いことでしょう。アパレルや美容師、ブライダルプランナー、飲食店の店員などが接客業になります。

ただ、ホテルの清掃、飲食店の調理スタッフなども飲食業に入ります。裏方の仕事であれば、お客さんを接する機会はほとんどありません。

また、キャリアを積めば、同じ業界の違う店やホテルなどに移りやすいのも嬉しいポイントといえるでしょう。接客業界は以下のような方におすすめです。

  • 未経験OKの仕事がしたい方
  • 裏方の仕事を探している方
  • 将来的に職場を変えたい方
平均年収は300万円程度です。

まとめ

38~40歳のニートは、40代に突入すると就職率がもっと低くなることを覚悟しておきましょう。「就職しようかな」「今後が不安だ」と感じている方は、今すぐにでも行動を開始することをおすすめします。

就職しやすい職業を選ぶ、就職氷河期世代の採用枠を利用する、就職エージェントに登録するなど、今回ご紹介したさまざまな方法もぜひ試してみてくださいね。諦めずに積極的に活動すればまだ間に合います。

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この記事を書いた人

転職を複数回重ね、平均年収1000万円を超える大手企業からベンチャー企業まで経験してきました。転職や就職活動におけるノウハウや、仕事の悩み、ビジネススキルに関する情報まで幅広く発信していきます。

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