33・34・35歳のニートの就職率は?おすすめの仕事5選

33歳、34歳、35歳の30代前半のニートの方の中には、「このままで良いのか」「将来どうなるんだろう」と不安を感じている方も少なくないでしょう。

仕事を退職して一時的にニートになった場合も、これまで社会経験がない場合も、就職に向けて今すぐ行動することが大事です。

そこで今回は、33歳~35歳のニートの就職率や、おすすめの仕事をご紹介します。30代前半は、諦めずに活動すればまだ間に合います。

目次

33・34・35歳のニートはどれくらいいる?

こんな状況にいるのは自分だけなのではないかと、不安を感じることもあるでしょう。

ただ、世の中には30代のニートは意外とたくさんいます。ニートの年齢や学歴など実態を確認していきましょう。

ニートの年齢

2019年にニートは74万人となりました。その中に30代前半の方はどれくらいいるのでしょうか。

年齢 割合(万人)
15~19歳 9万人
20~24歳 15万人
25~29歳 14万人
30~34歳 18万人
35~39歳 18万人

(参考:総務省統計局「労働力調査」)

30代のニートが一番多いことが分かります。とはいえ、どの年代も同じくらいの割合といえるのではないでしょうか。

自分だけではない!と思えば心強いかもしれません。

ニートの学歴

ニートは、どのような方なのでしょうか。ニートの学歴について調べました。

学歴 割合(%)
中卒 16.3%
高卒 29.1%
専門卒 18.2%
大卒 29.7%

(参考:財団法人社会経済生産性本部「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究報告書 」)

ニートに学歴は関係ないようです。大卒の割合が最も高くなっています。

ニートの実態は、年代も学歴もバラバラであることが分かりました。

ニートの定義

ニートと聞くと、20代の若年層の男性を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。それもそのはず、35歳以上は「ニート」と呼ばれません。

35歳以上のニートはどうなってしまうのか、ニートの定義を確認していきましょう。

ニートとは

ニートには定義があります。内閣府が発表したニートの定義は、以下のとおりです。

15~34歳の非労働力人口(状況をかんがみて求職活動をしていない人など)のうち、家事も通学もしていない人

元はイギリスで生まれた言葉で、年齢は16歳から19歳と若年層のみが対象でした。それが日本では、独自の定義に変化し、上記の内容になりました。

16~19歳だとたった3年間なので短く、対象となる方の人数もぐんと減ります。一方で、日本の場合は年齢の幅が広がるのでニートの総数は必然的に増加します。

35歳以上は引きこもり

35歳以上の方は引きこもりというジャンルに分けられます。厚生労働省の定義を確認しましょう。

仕事や学校に通わず、あまり家からも外出せずに、家族以外の人との交流がない状態が6か月以上続いている人

全員が当てはまるわけではありませんが、学校を卒業してからずっと働くことなく家にいて何もしていない場合は、引きこもりです。

実際、学生時代のいじめや、社会的に出てから身体を壊し、そのまま家から出ない方も多いと言われています。

「引きこもり」と言う言葉は、「ニート」以上に社会的イメージは良くありません。就職するなら、ニートと呼ばれる年代である、33〜35歳までがギリギリでしょう。

33・34・35歳のニートの就職率

33歳〜35歳のニートが、将来のために働きたい!と感じて就職活動を始めた場合、就職率はどのようになるか気になる方もいるでしょう。

年齢別の就職率や、ニート歴の長さによる影響を調べました。

年齢別の就職率

年齢別の就職率は、以下のようになります。

年齢 割合(万人)
15~19歳 29.9%
20~24歳 32.7%
25~29歳 25.5%
30~34歳 18.1%
35~39歳 15.5%

(参考:就業構造基本調査「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状」)

調査結果はフリーターの就職率ですが、やはり30代になると就職率は下がります。

ただ、年齢が上がるにつれ、就職すること自体を諦めてしまう方も多いことが影響しているのかもしれません。

ニート歴の長さによる影響

ニート歴が長くなると、就職率が低くなります。

年齢 就職できる割合(男性)
6ヵ月以内 72.5%
3年超 57.0%

(参考:厚生労働省「若年者雇用を取り巻く現状」)

上記の表を見ると、フリーター歴が半年の場合は7割の方が就職できているのに対し、3年以上になると50%程度まで下がります。

ニート歴が長くなればなるほど就職しにくくなることが分かりました。

33歳~35歳の方は、手遅れになる前にできるだけ早く就職活動を始めましょう。

33・34・35歳のニートが職場復帰するために行うべき3つのこと

30代ニートの就職率がそんなに高くないことが分かりました。そんな中で就職を決めるには、準備が必要です。

いざ、就職しよう!と思ったときに、就職先がちゃんと見つかるように備えておきましょう。

資格や経験を身に付ける

未経験でも関係なく雇ってもらえるのは20代まで。30代になると、資格や経験がある方が優遇されます。

ずっと社会に出ている30代の方であれば、それなりの役職や地位を与えられる年代です。そのため、30代からは「中途採用」の即戦力を求める企業が増加します。

就職したいと思っている企業や、興味のある分野で役立てることができるようなスキルを身に付けておくのがベストです。

コミュニケーション能力を高める

コミニュケーション能力は社会人として必要不可欠な要素です。

コミニュケーションと言うと「誰とでも笑顔で明るく対応すること」と考える方が多いかもしれません。ただ、コミニュケーション能力とは、広く浅い関係を築くことだけではなく、「いざという時に話し合う能力があること」でもあります。

大事なときにしっかりと相手と向き合い話し合うことができれば、社会に出ても問題なく過ごしていけるでしょう。

面接ではコミュニケーション能力が問われますので、普段の生活の中で家族や友達と話し合う練習をしておくことをおすすめします。

未経験でも就職しやすい業界を選ぶ

就職した経験がない方は、未経験でも就職しやすい業界を選びましょう。

「興味のある分野じゃないと働けない」と高望みできるのは、若さという武器がある20代まで。それ以降は、やりがいや楽しさより、少しでもお金を稼ぐことを目標にし、「採用してもらえればどんな仕事でもやる」くらいの気合いが必要です。

とはいえ、30代前半まではギリギリ間に合う年齢です。未経験OKの仕事の中でも今ならまだ多少は選ぶことができます。就職するなら一刻も早く活動を始めましょう。

33・34・35歳のニートにおすすめの5つの業界

33歳〜35歳のニートにおすすめの業界をご紹介します。

未経験でも働きやすい業界を紹介しますので、これから仕事を探す方は参考にしてみてください。

飲食業界

飲食業界は、比較的未経験の方でも働きやすいといわれています。接客の仕事であれば、資格は問われないことがほとんどです。

調理師など裏方の仕事の場合は、店によっては「資格がなければ働けない」という場合もありますが、少しずつキャリアを積めば可能な場合もあります。

飲食業界はジャンルもさまざまなので、「バー」「漫画喫茶」「カフェ」「居酒屋」など、自分の興味がある分野をある程度選ぶことができるでしょう。

いつか自分のお店を持てば、休みの日や勤務時間なども好きなように設定することができるので、自由な働き方を求める方にもおすすめです。また、飲食業は以下のような方にも向いています。

  • 資格やスキルがない方
  • 明るく元気がある方
  • 食べることや料理が好きな方
飲食業界はジャンルも職種も幅広いので、簡単には比較できませんが、平均年収は300万円程度です。人気店では年収1,000万円以上になることも珍しくありません。

警備業界

警備の仕事も、経験がない方でも就職しやすい業界です。業界の高齢化が進んでいるので、20代や30代の男性は需要があります。

道路整備の警備員や、ビル会社の警備員などでは夜勤があったり土日休みでない可能性はありますが、警備の仕事の場合はほとんど誰ともコミュニケーションを取らなくて良いのが大きなメリットです。

アルバイトやパートからでもできるので、いきなり正社員になるのが心配な場合は、まずはお試しとしてバイトからキャリアを積んでいくのも良いでしょう。警備業界は以下のような方に向いています。

  • 他人と会話をするのが苦手な方
  • 30代で体力のある方
  • 夜勤や外仕事でも問題ない方
警備員の平均年収は300万円程度です。階級が上がれば年収も増えます。

小売業界

スーパーや百貨店、ドラッグストアなどが小売業界に分類されます。また、ホームセンターや家電量販店などもあります。

接客の仕事が主ですが、倉庫作業員や品出しなど裏方の仕事も多いので、接客に苦手意識がある方でも取り組みやすいでしょう。

資格が必要ない仕事内容がほとんどなので、未経験でもはじめやすいです。また、小売業界は以下のような方におすすめと言えます。

  • 接客経験がある方
  • 安定した収入が欲しい方
  • コミュニケーションが苦手な方(裏方の場合)
小売業界の平均年収は500万円程度です。小売業界の場合は、繁忙期と暇な時期の差が激しいかもしれません。

介護業界

介護業界は人手不足で、かつ高齢化が進んでいるため比較的就職しやすいでしょう。

介護士として働く場合は国家資格が必要ですが、介護助手なら資格がなくても働くことができます。働きながら資格取得をサポートしてくれる職場もあるので、お金を稼ぎながら介護士を目指すのも夢ではありません。

人の役に立つ仕事なのでやりがいがあり、人に頭を下げるのではなくむしろ感謝される仕事でもあります。

  • 安定した収入が欲しい方
  • 感謝される仕事がしたい方
  • スキルを身につけたい方
介護業界の平均年収は300万円程度です。介護はさまざまな施設が全国各地にあるので、将来転職や引っ越しを考えている場合にも向いているでしょう。

運送業界

トラックの運転手やタクシーの運転手が運送業界を代表する仕事です。倉庫内の作業の仕事を任されることもあるでしょう。

夜間に働くことも、長時間車を運転することもあるので、体力のある30代男性は比較的仕事をもらいやすいと考えられます。

人と関わることがほとんどない仕事なので、接客など他人と関わる仕事に苦手意識がある方にもおすすめです。

  • 人と関わるのが苦手な方
  • 車の運転ができる方
  • 夜勤にも対応できる方
運送業界の平均年収は400万円程度です。長距離運転の場合700万円程度になることもあります。

33・34・35歳のニートが就職する為の3つのコツ

33〜35歳のニートが就職する際には、どのように行うのがベストでしょうか。ここでは、就職のコツをご紹介します。

アピールポイントを作る

ニートの期間中、何かに打ち込んでいた場合は、「集中力」や「忍耐力」などがアピールポイントとなります。

資格や経験、性格などなんでも良いので他の人より優れているポイントを作りましょう。

就職時には複数人を同時にジャッジし、その中から数名のみが採用されます。つまり、他の人の方が優れているポイントがあれば負けてしまう可能性もあるということです。

公的期間やNPO法人を利用する

公的機関やNPO法人を利用してみるのもおすすめです。特に、ハローワークは無料で相談でき、求人数も多いため利用しやすいでしょう。

また、職業訓練校も開催しています。プログラミングや簿記、CADなど様々なジャンルで講義を行っていますので、何かスキルを身に付けてから働きたいと考えている方におすすめです。

就職エージェントに登録する

就職エージェントには、各企業から求人が届きます。公になっている求人以外にも各エージェントが隠し持っている求人もあるので、まずは相談に行ってみましょう。

また、企業の人事の方と、エージェントの営業の方が仲が良い場合もあり、運が良ければ話を進めてもらいやすくなるかもしれません。

無料で相談でき、履歴書の添削などもしてもらえるサービスがあるので、まずは気軽に利用してみましょう。

まとめ

33〜35歳のニートは、ニートと呼べるギリギリの年齢です。就職も、まだ間に合うので、諦めずに活動してみましょう。

未経験の場合は、就職しやすい職業を狙うのがベストです。もし、今までに職務経験があったり資格があったりする場合は、そのスキルを活かせば就職しやすいかもしれません。

まずはハローワークや就職エージェントに相談してみましょう。33〜35歳ののニートにとっては、できるだけ早く第一歩を踏み出すことが最も重要です。

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この記事を書いた人

転職を複数回重ね、平均年収1000万円を超える大手企業からベンチャー企業まで経験してきました。転職や就職活動におけるノウハウや、仕事の悩み、ビジネススキルに関する情報まで幅広く発信していきます。

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