25・26・27歳のニートは就職できる?職歴なしで就職する方法を解説

25歳、26歳、27歳ごろの「新卒」と言える年齢を過ぎたニートの方の中には、「このままでいいのか?」と少しずつ焦りを感じ始めている方も少なくないでしょう。

ただニートの生活にもだいぶ慣れていて、できればこのままでいたいという気持ちと、就職しなければと言う気持ちが葛藤して、辛い時間を過ごすことも増え始める時期です。

そこで今回は、25〜27歳ごろのニートの方の就職事情について詳しく解説致します。就職できる確率やおすすめの職業なども併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

25・26・27歳のニートはどれくらいいる?

25〜27歳は、世間一般的に見れば、社会に出てから少しずつ経験が増え、新人の頃より仕事の責任も大きくなる頃です。

25〜27歳の同年代の人がバリバリ働いている中、ずっとニートとして過ごしてきた方は就職することができるのでしょうか。まずはニートの就職事情についてご紹介します。

ニートの割合や年齢

ニートの割合や年齢層が気になる方も多いでしょう。自分と同世代のニートはどれくらいいるものなのでしょうか。

年齢 割合(人数)
15~19歳 9万人
20~24歳 15万人
25~29歳 14万人
30~34歳 18万人

(参考:総務省統計局「労働力調査」)

どの年代も数に大きな変化はありませんが、30歳以降は18万人と最多となっています。若ければ若いほど就職が決まりやすいことも影響しているのかもしれません。

就職できる確率

ニートで職務経験がなくても、就職することはできます。就職率を確認していきましょう。

年齢 割合(%)
15~19歳 29.9%
20~24歳 32.7%
25~29歳 25.5%
30~34歳 18.1%

(参考:若者の就業状況・キャリア・就業能力開発の現状「就平成29年版業構造基本調査」)

上記はフリーターの就業率ですが、それでも30代に近付くにつれて割合が減っているのが分かります。就職が決まりにくいこともありますが、仕事をしたことがない期間が長くなるとそもそもチャレンジしようともしなくなる傾向があるためでしょう。

「もうこのままニートでいいや」という気持ちが起きる前に行動しておくことが大事です。1度社会にでて経験を積むだけで、転職や再就職もしやすくなります。

20代のうちに職務経験を積んでおくと将来の可能性は広がります。

25・26・27歳のニートが感じる4つの不安

25〜27歳のニートは、気楽で自由な生活ができるのが最大のメリットですが、本当に楽しい生活を送れているでしょうか?時に不安になったり、ふと未来が心配になったりすることも少なくないでしょう。ここでは、ニートが感じる不安を4つご紹介します。

就職できないのでは

このままニートを続けていくと、就職できないのではないかという不安を感じ始めます。ニート生活が長くなればなるほど、就職が難しくなるためです。

ニート生活は自由で楽しいですが、若いうちの方が就職率もよく、ニートから脱却できるのは今が最後のチャンスなのでは?という気持ちも出てきて、就職のことが気になってしまうことでしょう。

せっかくニートでいるのに就職のことが気になってばかりでは、ストレスフリーなニートでいるメリットがありません。

結婚も望めないかも

周りの友達が少しずつ結婚をしはじめる年齢です。男性の中では早い方ですが、堅実に未来を見据えている方や結婚願望が強い方は、男性であっても25歳を過ぎるとどんどん結婚していきます。

そんな時には、「ニートの自分は結婚できるのかな」と不安を感じることもあるでしょう。働く女性が増えてきてはいるものの、出産や子育てなどを考えるとやはり男性が大黒柱にならなければいけない時が出てきます。

そのため、無職の男性の場合、結婚相手としての人気は高くありません。ニートを続けるのであれば、ずっと一人でいることも覚悟しましょう。

病気になったらどうしよう

人はいつか必ず空の世界へ旅立つ時がきます。それまでには、体を壊すこともあるかもしれません。ニートでいると収入がないため、高額な治療費が払えない不安も出てきます。

また、25〜27歳はまだまだ若く元気な年齢ですが、20代前半の頃より勢いは衰え始める頃です。この年代では、健康が心配になるような出来事が起きる方も中にはいます。

正社員なら、病気になっても雇用保険で休業補償をもらいながらお金に困らない生活を送ることができます。一方ニートは、貯金からお金を賄わなくてはいけません。

お金がないから老後が不安

収入がなければ貯金もできないので、老後の心配は大きいでしょう。現時点で老後は2,000万円程度必要になると言われていますが、ニートの生活を続けていてはお金は貯まりません。今日・明日を生きていくことはできても、その状態がずっと続くとなると、親が残してくれる財産が頼りになります。

心もとない生活を続けるとそれがかえってストレスとなる可能性が高いでしょう。適度に働き、少しずつでもお金を貯めておくと安心できます。25歳から定年を迎える65歳までは45年間あるので、毎年45万円貯めることができれば65歳時点で2,000万円に到達します。

正社員として働く場合は、退職金ももらえることが多いので老後資金はさらに増えるでしょう。

25・26・27歳のニートは就職できるのか?

25~27歳のニートは20代も中盤に差し掛かり、就職しにくいのでは?と感じることもあるでしょう。ただ、実際は、まだ諦めるのは早い!という段階です。25~27歳のニートの方の就職事情を調べました。

年齢が若い方が就職しやすい

年齢が若い方が就職率が高い、つまり就職しやすいということが分かっています。せっかく教育しノウハウを教えるからには、できるだけ長く働いてほしいと考える企業が多いためです。20代はこれからの伸びしろもあり、会社に貢献してくれる可能性が高いことも就職率が高くなる要因になっています。

また、ニートは、「未経験」「社会人経験がない」といったデメリットもありますが、前の会社の色に染まっていないところはメリットとも言えます。余計な知識やプライドがないので一から教えやすい・覚えやすい傾向があります。

25歳を過ぎたニートでも、社会的にはまだ若く需要はあります。

ニートになった理由による

ニートになった理由によっても、就職のしやすさは変わります。「社会に出るのが面倒」「家から出たくない」といった理由では、面接で落ちてしまうかもしれません。

一方、「勉強のため」「海外ボランティアに参加するため」など正当性のある理由であればむしろその姿勢が評価され就職に有利になる可能性もあります。ニートになった理由は人それぞれあると思いますが、ニートになった期間に何か1つでも「今後のためになること」を行っておくと良いでしょう。

25~27歳のニートでも、まだまだ採用が決まる可能性は高いようです。諦めずに就職活動してみてはいかがでしょうか。

25・26・27歳でニートでいても大丈夫な人の3つの特徴

ニートでいたいけど、就職しようか悩む…ということもあるのではないでしょうか。ニートでいたいと思っても、実際に働かなくても大丈夫な場合とそうでない場合があるのが現実です。25~27歳でニートでいても大丈夫な人に当てはまるかどうか、確認していきましょう。

資格や経験がある

資格や経験があり、一時的にニートになっている場合は大丈夫と言えます。資格や実務経験があれば、再就職する際に即戦力として働くことができるため、基本的には仕事探しで大きく困ることはありません。

ただ、ニートの時間が長くならないように注意が必要です。ブランクができるとその分就職しにくくなるでしょう。

夢に向けて努力をしている

ニートの期間中、夢に向けて努力している人も大丈夫でしょう。ニートの定義として、「働く意思がなく学校にも通っていない」という項目があるため、この場合の「努力」は独学で勉強していたり、スポーツを極めたり、ボランティアを行うといったことが考えられます。

夢を叶えることができれば、そこから収入が入る可能性もあります。また、夢を追う限界を感じ就職することになっても、こういった正当性のある理由なら人間性を評価されることでしょう。

莫大な資産がある

実家に莫大な資産がある場合も、ニートとして遊んで生活することができます。住む家や食べ物に困ることがなく、親のお金で生活できればわざわざ働く必要もありません。

ただ、資産の金額は少なくとも1億円程度なければ25~27歳以降も一生ニートでいることは難しいでしょう。1人が一生涯に稼ぐ生涯年収は約2億円と言われているためです。

住宅購入資金や生活費に半分使うと考えれば、親の持ち家があり親が生活費を負担してくれる場合で資産1億円程度が手元にはいるのであれば大丈夫と考えられます。

25・26・27歳のニートが就職する3つの方法

このままではダメだ…と思った場合は、早めに就職活動を始めましょう。後になればなるほど就職するのは難しくなります。ここでは、ニートを脱却するための3つの方法をご紹介しますので、参考にしてみてください。

まずはアルバイトから始める

まずはアルバイトから始めてみるのも一つの手です。社会経験が全くない場合は、良い練習になるでしょう。人に接する仕事をすると、社会人としての基本的なマナーを教えてもらうことができるかもしれません。

また、生活リズムを身につけることや、仕事に合わせて生活習慣を変えるといった変化が生まれるでしょう。アルバイトが上手くいけば、正社員としても問題なく働くことができる可能性が高いです。

公的期間の支援を受ける

ハローワークでは就労支援を行っています。特に、職業訓練はおすすめです。勉強したい分野の講座を受けることができるので、専門知識を身につけることができるでしょう。

また、ハローワークでは無料で面接の練習や履歴書の添削なども行ってくれるので、就職に不安を感じる方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。

就職エージェントを利用する

就職・転職エージェントを利用するのも良いでしょう。求人サイトの乗っていない情報を持っていることもあります。また、自分に向いている企業を見つけるサポートも行ってくれるので心強いです。

就職・転職エージェントはたくさんあるので、1つに絞らず2~3個登録しておくのがおすすめです。それぞれに相性の良い企業があるため、色々なエージェントから話を聞いてみましょう。

25・26・27歳のニートが就職しやすい職業3選

ニートから社会に出る際は不安もあるでしょう。就職がうまくいかなかったら…と考えてしまう方も少なくありません。その場合は、ニートからでも就職しやすい職業に就職するのがおすすめです。

製造業工場勤務

製造業の工場勤務であれば比較的採用されやすいでしょう。工場は大きな機械を動かす関係で、昼夜を問わず勤務する必要があります。若い男性は体力があるため、企業側の欲しい人材としてマッチしやすくなっています。

製造工場は大手メーカーも多く、ニートから大手企業への就職も夢ではありません。いきなり正社員になるのが難しいと感じる場合は、期間限定の「期間工」から始めてみるのもおすすめです。年収や条件は、以下を参考にしてみてください。

  • 工場勤務者の平均年収は、約520万円
  • 未経験でも可能な分野あり
  • 大手企業なら福利厚生が整っている
  • コミュニケーションが少ない
体力は必要ですが、経験や知識がなくても採用されやすいようです。

一般事務

頭脳派のニートの方には、一般事務の仕事もおすすめです。25~27歳はまだまだ若いですが、年を取ってからの体力を考え、オフィスワークを選ぶ方も多いでしょう。一般事務であれば、ほとんどの場合は書類の整理やデータ処理、電話対応など椅子に座ってできる仕事です。

また、派遣やアルバイトでも雇用が多いため、未経験でもチャレンジしやすい職業と言えます。派遣社員は、要件を満たせば社会保険に加入でき、残業や休日出勤も少ないのでニートからでも働きやすい環境でしょう。年収や条件は、以下を参考にしてみてください。

  • 一般事務の平均年収は、約330万円
  • 派遣社員なら未経験でもできる分野あり
  • 電話対応を求められることが多い
  • オフィスワークだから体力に自信がなくても安心
簿記の資格などがあればより就職しやすくなるでしょう。

システムエンジニア

システムエンジニアは、パソコンスキルを使ってアプリの開発などを行う仕事です。人手不足の業界なので、比較的採用されやすい職業と言われています。難しい専門知識が必要な場合もありますが、未経験からでも挑戦できることが多いため、ニートの方にもおすすめです。

残業や休日出勤も多く激務と言われる業界なので、企業選びは慎重に行いましょう。ただ、その分高年収も期待できます。収入に不安があり方や老後が気がかりでニートを辞めたいと感じている方は、年収が高い企業に挑戦してみるのも良いでしょう。年収や条件は、以下を参考にしてみてください。

  • システムエンジニアの平均年収は、約550万円
  • 未経験からはじめられる企業もある
  • 黙々と作業することが多い仕事内容
  • PCに詳しい方はスキルが活かせる可能性も高い
あまりコミュニケーションを必要としないので、社会経験の全くない方でも仕事がしやすい傾向があります。

まとめ

25~27歳のニートで、「そろそろ将来が心配だな」と感じている方は、早めに就職活動を始めましょう。30代になると未経験の方の就職率は下がります。25~27歳のニートはまだまだ若く、就職を諦めるには早いです。

公的機関や就職エージェントを利用したり、就職しやすい業界を目指したりと、就職に向けてできることからコツコツと始めましょう。今回の記事もぜひ参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

転職で大手企業からベンチャー企業まで経験してきました。仕事の小さな悩みから、転職に関する細かい情報まで発信していきます。

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